魚介レシピ

55℃ 貧血の予防・改善◎真鯛のアクアパッツァ

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BONIQ設定
材料
一食あたりの栄養素
手順
作る際のポイント
作った感想
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

鯛の旨味を存分に活かした一品。
ふっくらほろほろ食感も、BONIQの低温調理ならでは!

BONIQ設定

55℃
0:45(45分)

材料


・真鯛 (生食用、ウロコ・ひれ・ワタ処理済み)  1尾
・あさり  200g
・プチトマト  6個
・ブラックオリーブ  5粒
・パプリカ(黄色)  1/2個
・ローリエ  1枚
・タイム(乾燥)  小さじ1/2
・マジックソルト  小さじ1  ※スパイス・ハーブ・岩塩をブレンドしたエスビーの商品。
・塩  適量
・こしょう  適量
・オリーブオイル  40ml
・にんにく  1片
・白ワイン  大さじ3
・水  75ml

当レシピの栄養素

栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量
低糖質レベル (一食:糖質5g以下)
カロリー  243 kcal -
糖質  3.8 g -
タンパク質  18.3 g  体重 x 1.2g ~ 1.5 g
脂質  15.4 g -
食物繊維  0.9 g 20 g 以上
カリウム  522 mg  3500 mg 以上
カルシウム 32 mg 650 mg 以上
マグネシウム  53 mg 350 mg 以上
鉄分  1.2 mg 7.5 mg 以上
亜鉛  0.7 mg  10 mg 以上

《手順》

あさりの砂抜き

ボウルに水 200ml(分量外)と塩 10g(分量外)を入れ、よく混ぜる。
あさりを入れて上から新聞紙やホイルを被せ、冷蔵庫で2~3時間置いておく。

鯛の下処理

鯛に十文字の切り込みを入れ、両面にマジックソルトとタイムを擦り込む。

あさりを洗う

砂抜きを終えた①のあさりを水洗いし、水気を切る。

野菜の下準備

パプリカは1cmの角切り、オリーブはスライス、にんにくは潰しておく。

あさりを調理する

フライパンにオリーブオイルを熱し、潰したにんにくを入れる。香りが立ったらあさりを入れる。
白ワインと水を加え、蓋をして中火で5分ほど蒸す。
あさりが開いたら蓋を取って火を消し、あら熱を取る。

BONIQをセット

食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
55℃ 0:45(45分)に設定する。

フリーザーバッグ〜BONIQに投入

フリーザーバッグに鯛、野菜、⑤のあさりを汁ごと入れる。

BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)

フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0

味を整える

BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出し、スープの味をみる。
必要であれば塩・こしょうで味を整える。

仕上げ

鯛の頭を左側にして皿に盛り付けて、出来上がり。




《作る際のポイント》
本レシピは「生食」となりますので、保存ができません。必ず「低温調理のルール ~6つのポイント~」をお守りいただき、すぐにお召し上がりください。
(生食=「低温調理 加熱時間基準表(魚)」を満たしていない、低温で加熱調理したもの。)

下処理が済んでいない鯛は、ウロコとワタを処理する必要があります。
鯛の身に十字を切り込む事で、中まで味が染み込みます。

あさりの砂抜きは、購入したものは2~3時間、潮干狩りなどで採ったものは1日、時間をかけて砂抜きをします。新聞紙やホイルなどで包んで暗い状態にすることで砂を吐き出しやすくなります。

蒸した時に開かなかったあさりは取り除きましょう。

《作った感想》
尾頭付きの真鯛が手に入ったら、塩焼きも良いですがせっかくならお頭からでる旨味を存分に活かしたアクアパッツァで、食卓を華やかにしませんか?
あさりの下処理さえしておけば、魚介から出る贅沢な出汁と低温調理ならではの身のふっくらとした柔らかさ、ホロリと崩れ落ちる食感に、やっぱり魚も低温調理だと改めて実感することができます。

BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

今回紹介したレシピのアクアパッツアにはタイやあさり、トマトやパプリカを使用していますが、どれも主役級に美味しく、栄養価が高い材料ばかりです。
その中でも、あさりはアクアパッツアの味の決め手になくてはならない食材です。

その理由として、あさりには「コハク酸」という旨味成分であるアミノ酸が含まれています。このコハク酸が、タイやトマトが持つ他の種類の旨味成分と合わさることで、より旨味を強調しグンと美味しいアクアパッツアに仕立ててくれるのです。

また、あさりの魅力は旨味成分だけではありません。あさりには鉄分とビタミンB12が豊富に含まれており、これら二つの栄養素は血液を正常に作り出し貧血の予防・改善を担う栄養素です。鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率がUPします。トマトやパプリカにはビタミンCが多いので理想的な組み合わせです。

アクアパッツアに使う魚はタイの他にタラやスズキなどに代えても良いですが、あさりだけは欠かさずに用意しましょう!

質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^

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【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。


また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防

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nao
1女・1男の母 調理師兼フードコーディネーター。 カフェのレシピ開発をやっていた経験から、カフェ系アレンジでのBONIQ活用レシピを提案します。美味しく、シンプルに簡単なレシピが得意です。 リクエストいただければ、それに沿ったレシピ提案もさせていただきます。
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コメント

    • TORIMA
    • 2019.10.11

    いつも低温調理の参考にさせていただいております。
    先日夫の誕生日ディナーにこちらのレシピを作らせていただきました。調理は簡単なのに鯛の身がふわふわで、アサリの出汁もとても味わい深く、二人で夢中になって完食してしまいました!翌日、残り汁にシーフードミックスとトマトを加えてスープにしてみたのですがそれもまた美味しかったです。
    素晴らしいレシピをありがとうございます!

BONIQ設定

  • 55℃
  • 0:45(45分)

材料一覧

  • ・真鯛 (生食用、ウロコ・ひれ・ワタ処理済み)  1尾
  • ・あさり  200g
  • ・プチトマト  6個
  • ・ブラックオリーブ  5粒
  • ・パプリカ(黄色)  1/2個
  • ・ローリエ  1枚
  • ・タイム(乾燥)  小さじ1/2
  • ・マジックソルト  小さじ1  ※スパイス・ハーブ・岩塩をブレンドしたエスビーの商品。
  • ・塩  適量
  • ・こしょう  適量
  • ・オリーブオイル  40ml
  • ・にんにく  1片
  • ・白ワイン  大さじ3
  • ・水  75ml

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