・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
低温調理でしっとりやわらか、感動のほろほろ食感サーモントラウト。
塩麹ねぎだれでどうぞ。BONIQ設定
材料
☆2人分☆
<BONIQする材料>
・生食用サーモントラウト 200g
・塩(振り塩用) 小さじ1/3《調味料》
・砂糖(三温糖、または、上白糖など) 小さじ1/2
・塩麹 小さじ1
・スモークリキッド 小さじ1 ※詳細は《作る際のポイント》に。<塩麹ねぎだれ>
・しょうが 1片
・にんにく 1片
・長ねぎ 5cm分
・塩麹(液体、または、粒タイプ) 大さじ1
・ごま油 大さじ2
・酒 大さじ1
・水 大さじ1<お好みで仕上げ>
・白髪ねぎ 適量
・小ねぎ(小口切り) 適量
・レモン 適量<ほか、調理器具など>
・キッチンペーパー
・小鍋(塩麹ねぎだれを作る用)
・ヘラ
《手順》
サーモントラウトの下処理をする
サーモントラウトに塩をふり、10分程冷蔵庫に置く。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
49℃ 0:20(20分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
耐熱袋に投入する
冷蔵庫からサーモントラウトを取り出し、ペーパーで水分を拭き取る。
耐熱袋にサーモントラウトと《調味料》の材料(砂糖、塩麹、スモークリキッド)を全て入れる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
塩麹ねぎだれを作る
しょうが、にんにく、長ねぎをみじん切りにする。
小鍋にごま油を入れて、しょうが、にんにく、長ねぎを炒め、香りが出てきたら、酒、水、塩麹を入れて沸いたら火を止める。
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
サーモントラウトを崩さないように、ヘラなどで下からすくい上げて皿に盛り付ける。
上から塩麹ねぎだれをかけ、お好みで白髪ねぎや小口ねぎを添えレモンを絞って出来上がり。
《作る際のポイント》
本レシピは「生食」となりますので、保存ができません。必ず「低温調理のルール ~6つのポイント~」をお守りいただき、すぐにお召し上がりください。
(生食=「低温調理 加熱時間基準表(魚)」を満たしていない、低温で加熱調理したもの。)
加熱用の魚を使用する場合は食中毒のリスクを避けるため、必ず「低温調理 加熱時間基準表(魚)」に従ってください。
サーモントラウトではなくアトランティックサーモン(生食用)でも同様に調理できますが、アトランティックサーモンは3cm程の厚さになりますので、時間を延長してBONIQ設定「49℃ 30分」で行ってください。
スモークリキッドは入れるだけでスモークの香りが付けられる液体で、ネット通販などで購入できます。スモークリキッドを使えば、燻製しなくても簡単にスモークの香りが付けられる便利アイテムです。
《作った感想》
サーモントラウトを下処理(振り塩)して臭みを抜き、スモークリキッドと塩麹で下味を付ければ、たれなしでも十分に美味しいですが、塩麹ねぎだれを合わせることでより奥深い一品になりました。
たれ無しでレモンを絞っても良いでしょう。
本レシピを作成するにあたり、「生食用(刺身用)トラウト」と「加熱用トラウト」を使用した場合とを比較してみました。(加熱用は62℃ 50分(※厚さ1.5cmの場合)で調理。参照:「低温調理 加熱時間基準表(魚)」)
(左)加熱用トラウト:62℃ 50分、(右)生食用サーモントラウト:49℃ 20分
生食用サーモントラウト:49℃ 20分
とろりと崩れるようなやわらかい食感でたまらなく美味しく、その食感に魅了されます。
加熱用トラウト:62℃ 50分
しっとりやわらかく蒸したトラウトといった感じです。
やわらかくしっとりしていて、こちらも間違いなく美味しいです。
それぞれどちらも美味しいのですが全く別物の仕上がりになりました。
BONIQを使えば狙った仕上がりがボタン1つで実現できるので、気分や目的に合わせて選べますね。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
サーモンは「脂がのって美味しい」というイメージが強いことから脂質が多い魚だと思われがちですが、100gあたり脂質の含有量は4.1gとそこまで脂質は多くはありません。
タンパク質の量は100gあたり22gと高タンパクで、カルシウムが骨に沈着する割合を高めるビタミンDや、抗酸化作用が強いアスタキサンチンなどの栄養素も多く含んでいます。
ただし、部位によっては高脂質な食材でもあります。特にマグロで言う大トロの部位である「ハラス」(お腹)の部分にはこれ以上の脂質が含まれており、ダイエット中には要注意。
カロリーや脂質が気になる場合は大きな魚の切り身を購入するときにはどの部位なのかを目利きしてから購入すると良いですよ。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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