・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
低温調理で作るさつまいもペースト。
そのままはもちろん、パンに塗ったり、本レシピのようにサンドイッチにしたり、モンブランケーキのクリームにするのもおすすめ!BONIQ設定
80℃
1:30(1時間30分)
↓
95℃
0:15(15分)追加材料
<さつまいもペースト>
☆520g分☆
・さつまいも 1本(330g、皮をむくと300g)
・生クリーム(乳脂肪分35%) 150ml
・砂糖(グラニュー糖、上白糖など) 50g
・有塩バター 20g
※「無塩バター20g + 塩1つまみ」でも可。<さつまいもペーストのサンドイッチ>
☆2セット分☆
・食パン(8枚切り) 4枚
・生クリーム 100ml
・砂糖 大さじ1(約10g)
・BONIQさつまいもペースト(粗熱を取ったもの、または、冷やしたもの)(↑) 260g(レシピの半量)<ほか、調理器具など>
・ボウル/容器(アク抜き用)
・ざる
・フードプロセッサー(麺棒 + ざる(こし器)でも可。)
※詳しくは《作る際のポイント》に説明あり。
・泡立て器
・ラップ当レシピの栄養素
栄養素(1食分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル さつまいもペースト☆☆☆(一食:41g 以上)
サンドイッチ☆☆☆(一食:41g 以上)カロリー さつまいもペースト 1,392.5 kcal
サンドイッチ 818.1 kcal- 糖質 さつまいもペースト 143.4 g
サンドイッチ 81.8 g- タンパク質 さつまいもペースト 6.7 g
サンドイッチ 10.8 g体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 さつまいもペースト 84.3 g
サンドイッチ 47.6 g- 食物繊維 さつまいもペースト 6.6 g
サンドイッチ 3.7 g20 g 以上 カリウム さつまいもペースト 1,567 mg
サンドイッチ 511 mg3500 mg 以上 カルシウム さつまいもペースト 202 mg
サンドイッチ 101 mg650 mg 以上 マグネシウム さつまいもペースト 78 mg
サンドイッチ 39 mg350 mg 以上 鉄分 さつまいもペースト 2 mg
サンドイッチ 1 mg7.5 mg 以上 亜鉛 さつまいもペースト 0.9 mg
サンドイッチ 0.8 mg10 mg 以上 塩分 さつまいもペースト 0.5 g
サンドイッチ 1.3 g- ※上記はさつまいもペースト:全量、サンドイッチ:1セット分の栄養価を計算しています。
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
80℃ 1:30(1時間30分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
さつまいもをカットする
さつまいもは皮をむき、1.5cm幅の輪切りにする。
ボウルに水を張り、さつまいもを5分程浸けてアクを取り、ざるで水気を切る。
耐熱袋に投入する
耐熱袋に<さつまいもペースト>の材料(さつまいも、生クリーム、砂糖、有塩バター)を入れる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
再度BONIQをセットする
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら再度95℃ 0:15(15分)に設定し、追加で低温調理をする。
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋の中身を取り出し、フードプロセッサーに入れる。
なめらかなペーストになるまで撹拌して、出来上がり。
保存する場合は清潔な容器に入れ、ペーストの表面に落としラップ(表面ぴったりにラップをはる)をし、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れる。
※詳しくは《作る際のポイント》に説明あり。
サンドイッチを作る
生クリームをツノがしっかり立つまで(9分立て)ホイップする。
ラップを大きく広げ、食パン(1枚)にホイップクリーム、さつまいもペースト、ホイップクリームの順で塗り、食パンではさむ。
これを繰り返し、2セット作る。
ラップでしっかり包み、冷凍庫で20~30分、または、冷蔵庫で2時間程冷やす。
1/4にカットして、出来上がり。
《作る際のポイント》
手順6、フードプロセッサーのフタにパッキンがついていない機種の場合、一度に全部の量を入れて撹拌すると液体が漏れ出ることがあります。
まず、さつまいも全量と液体半量を入れて撹拌し、ある程度なめらかになったら残りの液体を全て入れて撹拌すると良いでしょう。
フードプロセッサーがない場合、低温調理後の耐熱袋を冷水で冷やし、粗熱が取れたら袋の上から麺棒などで叩いてつぶし、ざるで濾してペーストにしてください。
出来上がったペーストを保存する場合は、清潔な容器に入れ、落としラップをしてください。
そうすることでペースト表面の乾燥を防ぐことができ、後で使う時にダマになりません。
《作った感想》
「80℃ 1番美味しいのは?さつまいも 比較実験」を参考に、温度と時間を決定しています。
実験の結果「80℃ 90分→95℃ 15分」が一番さつまいもの甘みが引き立つことがわかりましたが、本レシピでは砂糖や生クリームを加えるため、(実験の結果「80℃ 90分→95℃ 15分」と比較すると甘さ控えめになった)「95℃」でも十分美味しく仕上がります。95℃で調理する場合は、「95℃ 30分」で充分火入れができます。(比較実験ではさつまいもを丸ごと低温調理しているため「95℃ 90分」。本レシピではさつまいもを輪切りにしているため、「95℃ 30分」で充分火が通る。)
そのままで食べるのはもちろん、パンに塗ったり、本レシピのようにサンドイッチにしたり、モンブランケーキのクリームにするのもおすすめです。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
さつまいもは秋の味覚の代表格ともいえる野菜ですが、最近は栽培方法や貯蔵方法などが普及されほぼ一年中さつまいもが食べられるようになりました。焼いても、蒸しても、煮ても、揚げてもおいしく食べられる万能な野菜ですが、今回は低温調理器を使用しさつまいもペーストに変身しましたね。
さつまいもは可食部100gあたり132kcal。タンパク質1.2g、脂質0.2g、炭水化物は31.5gです。食物繊維の量が2.3gであるため、「炭水化物ー食物繊維」で求められる糖質量は29.2gです。
この他にもさつまいもにはビタミンやミネラルが含まれています。
さつまいもに含まれるビタミンとして、特筆すべきはビタミンB群の仲間である葉酸です。さつまいも100gあたり、49μgの葉酸を含んでいます。妊娠を希望している人や、妊娠初期の人には葉酸摂取で胎児の奇形を防げるという研究結果があります。また、葉酸は正常な赤血球を作るために必要な栄養素です。鉄を意識して摂取しているのに貧血気味だという人は葉酸が足りていないかもしれないので多めに摂取しましょう。
葉酸は本来熱に弱い栄養素ですが、さつまいもは焼き芋やふかしいもにしても葉酸の量があまり変わないことも特徴です。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
コストコで紅はるかを買って挑戦!
めちゃくちゃ簡単に美味しく作れました。
コメントありがとうございます!お気に入りいただけて嬉しいです!
低温調理さつまいも、実はファンも多い隠れ人気食材です^^
紅はるかは元々甘味もしっとり度も高いさつまいもですが、低温調理で一層そのおいしさをUPできますね。
食べ頃は1月頃とも言われる、まさに今が旬のさつまいも、ぜひ色々な使い方で存分にお楽しみくださいませ!