低温調理 加熱時間基準表:厚み5.5cm以上の場合

厚み5.5cm以上の場合の低温調理 加熱時間基準
1. 加熱方法
2. 加熱手順
3. 注意
4. 合わせて読みたい

BONIQ「低温調理 加熱時間基準表」
https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf

1. 加熱方法

芯温計を用いて行う。
食材の中心に芯温計を刺した状態でBONIQの湯せんに投入し、食材の実際の中心温度を計測しながら、必要時間分加熱をする。
(芯温計はネットなどで入手することができます。)

2. 加熱手順

1. 低温調理器 BONIQをセットする。鍋やコンテナに水を入れて本体を挿し、以下の温度・時間に設定する。
・希望温度(参考:「低温調理 加熱時間基準表」に記載の温度範囲)
・長めの時間(10時間など、BONIQが途中で止まらないように。)
(=芯温計で温度計測しながら必要温度で必要時間分加熱をするため、BONIQがその温度と時間を網羅して稼働し続けるように設定する。)

2. 食材の中心に芯温計を刺す。

3. 芯温が設定時間に達したら、「低温調理 加熱時間基準表」の食材に応じた表の右端にある「芯温保持」項目で設定温度に対となる時間、加熱をする。
(=芯温を計測し、必要温度に達したことを確認してから、必要時間分必要温度での加熱を維持して、完成。)

3. 注意

芯温計により、BONIQ本体の温度と±1℃程度誤差が出る可能性がある。(高価な芯温計でも温度差が生じるケースが多い。)
よって、芯温計の温度がBONIQ本体の設定温度に到達しない場合がある。

その場合、「低温調理 加熱時間基準表」の「芯温保持」項目の1℃下なりの設定時間に合わせ、設定時間を延長する必要がある。

例:BONIQ 60℃設定で芯温が59℃にしか上がらない場合、59℃の設定時間分延長する必要がある。(芯温計の誤差であって実際には60℃に達しているかもしれないが、安全のために。)

もしくは、BONIQ本体の設定温度を+0.5〜1℃など高く設定し直し、芯温を到達させる必要がある。

特に、「低温調理 加熱時間基準表」に記載している各表の最低温度の場合はこれ以下の基準がないため、この方法となる。
(牛肉:55℃、鶏肉:57℃、豚肉・ジビエ:61℃、魚:55℃)

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