・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
本場タイの方にも食べていただきたい!
しっとりやわらか牛肉の贅沢アジアンサラダ。
BONIQ設定
60℃
0:50(50分)※参照:低温調理 加熱時間基準表(牛肉)
材料
☆4~5人分☆
<BONIQする材料>
・国産 牛もも肉(スライス:しゃぶしゃぶ、すき焼き用) 250g<サラダの具材>
・サニーレタス 1/2束
・パクチーの葉 1束分
・アーリーレッド(紫玉ねぎ) 1/2個
・トマト(大) 1/2個
・きゅうり 1/2本<ドレッシング>
・パクチーの茎 1束分
・ナンプラー 大さじ2
・ライムの絞り汁 1個分 ※飾りに使用する場合はスライス2〜3枚を切り分けておく。
・パームシュガー 大さじ1 ※三温糖や他の砂糖でも代用可。
・たかのつめ 1〜2本 ※本数はお好みで。手に入るのなら「プリッキーヌ」がおすすめ。
・にんにく 1片<仕上げ>
・こしょう 適量
・ライム(スライス) 2〜3枚 ※なくても可<ほか、調理器具など>
・サラダスピナー(水切り器)
・ハサミ
・ボウル 2個(大サイズ:サラダを混ぜる用、ドレッシングを混ぜる用)
・氷
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
60℃ 0:50(50分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
牛もも肉をカット〜耐熱袋に投入する
牛ももを4cm程の長さにカットする。
耐熱袋に牛ももが重ならないように広げて入れ、袋の厚さが必ず1cm以下になるようにする。
厚みが1cm以上になる場合は「低温調理 加熱時間基準表(牛肉)」に沿ってBONIQ設定を変更する。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
具材を準備する
サニーレタスとパクチーは洗い、サラダスピナー(水切り器)などで水気をしっかり切る。
サニーレタスは適度な大きさにちぎる。
パクチーは茎から葉を外し、茎はみじん切りにする。(ドレッシング用)
葉の部分はざく切りにする。(サラダに混ぜる用)
アーリーレッドは薄くスライスし、10分程水にさらして水気を切る。
トマトはくし切りに、きゅうりはななめにスライスする。
切った具材は全てボウル(大サイズ)に入れておく。
ドレッシングを作る
たかのつめは種を取り除いてハサミで輪切りにし、にんにくはすりおろす。
ボウルで<ドレッシング>の材料全てを混ぜ合わせる。
急冷する
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、袋ごと氷水で冷却する。
仕上げ
手順4のボウルに牛ももを入れ、ドレッシングで和える。
皿に盛り付け、お好みでライムスライスを飾って出来上がり。
(または、手順4のサラダと牛肉を混ぜて皿に盛り付け、ドレッシングは別添えにしても良い。)
《作る際のポイント》
材料について、「プリッキーヌ」とはタイのとうがらしで、小さくかわいらしい見た目とは違い、たかのつめより非常に辛いです。トムヤムクンなどタイ料理に使われます。一般的なスーパーには販売されているのは見かけませんが、ネット通販などでは手に入ります。たかのつめで代用できますので、お好みの本数で辛さを調節してください。
「パームシュガー」とはヤシの樹液から作られる茶色い砂糖で、コクがありまろやかな甘味です。こちらもタイ料理によく使われています。
ナンプラーは濃口醤油と比べて塩分濃度が高いため、塩分が気になる方はナンプラーの量を調節してください。一部を濃口しょうゆに置き換えても良いでしょう。
手順7、仕上げにドレッシングで和える場合は、食べる直前に行ってください。
《作った感想》
タイ料理好きなら一度は耳にしたことのあるヤムヌア。
グリーンカレーやヤムウンセン、ガパオライスなどと並ぶタイの代表料理で、私も大好きなメニューです。
『ヤム=和える』という意味ですが、タイではサラダという意味で使われています。さっと火を通した牛肉にフレッシュな野菜をナンプラー・ライム・プリッキーニと和えます。オイルが入らないのでサッパリとして酸っぱ辛いのですが、やみつきになる美味しさです。
タイで食べた時も、日本のタイ料理屋で食べた時も、味は美味しいのに牛肉がパサパサしていたのが残念でした。(そもそもタイでは牛肉を食べる習慣があまりなく、美味しい牛肉が出回っていないようですが)
サラダに使うだけの牛肉にわざわざ50分も時間をかけるなんて・・・と思う方にこそぜひ試していただきたいレシピ。
本場タイのヤムヌアを超えるクオリティーです。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
アジア系の料理にはパクチー(香菜、コリアンダー)を使う料理が多くあります。日本ではパクチーが使われる料理に「パクチーありか、なしか」を選ぶことができますが、現地ではパクチーがあってこそ完成する料理なのでしょうね。
香りが独特なことから好き嫌いが分かれるパクチーですが、栄養価的には大変優れた野菜(ハーブ)と言えます。
パクチーにはベータカロテンが豊富に含まれており、ベータカロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは体の免疫機能を正常に保つ働きがある栄養素です。
また、野菜の中ではカルシウム含有量がトップクラス。100g中に67mg含まれており、カルシウム補給源として有名な乳製品が体に合わない方におすすめしたい食材です。
パクチーを100g食べることはなかなか難しいかもしれませんが、栄養素は様々な食材から少量ずつ摂取することで必要量を満たすことができればよいのです。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
ライムとニョクマムとパクチーの相乗効果でさっぱりとしてて、食べ易くてとても美味しく出来ました。またドレッシングと柔らかくてジューシーなお肉との相性も最高です。真夏の暑い日に食べたら…身体が元気になりそうです。
コメントありがとうございます!
牛肉の少し新しい気軽な楽しみ方ですよね!お気に入りいただけてとっても嬉しいです^^
まさしくこれからの時期に一層ぴったりですね◎