野菜レシピ

62℃ 生活習慣病予防◎低温調理ピクルス 3種

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BONIQ設定
材料一食あたりの栄養素
手順
作る際のポイント
作った感想BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

作り方も簡単、作り置きにもおすすめな、低温調理ピクルス。
疲労回復や消化不良の改善、血液サラサラ効果も◎
「基本のピクルス」に加え、しょうゆ香る「和風」、食欲UP「カレー風味」、3種の味わいを楽しんで。

BONIQ設定

62℃
0:30(30分)

※詳細は《作る際のポイント》にあり。

材料



☆作りやすい分量☆
<基本のピクルス>
・お好みの野菜(玉ねぎ、大根、きゅうり、にんじん、パプリカ、アスパラ、セロリなど)  200g
・うずらの卵  4個 
・米酢(他の酢でも可)  80g
・砂糖  22g
・塩  3g
・ローリエ  1枚
・ブラックペッパー(ホール)  少々
・クミン(ホール)  少々

<和風ピクルス>
・お好みの野菜(玉ねぎ、大根、きゅうり、にんじん、パプリカ、アスパラ、セロリなど)  200g
・うずらの卵  4個 
・米酢(他の酢でも可)  80g
・砂糖  20g
・しょうゆ  20g
・昆布  5g

<カレーピクルス>
・お好みの野菜(玉ねぎ、大根、きゅうり、にんじん、パプリカ、アスパラ、セロリなど)  200g
・うずらの卵  4個 
・米酢(他の酢でも可)  80g
・砂糖  22g
・塩  3g
・カレー粉  0.5g(小さじ1/5)
・ローリエ  1枚

<ほか、調理器具など>
・氷

当レシピの栄養素

栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量
低糖質レベル (一食:糖質5g 以下)
カロリー ノーマル 57 kcal、和風 59.2 kcal、カレー 58.2 kcal -
糖質 ノーマル 5.7 g、和風 6 g、カレー 5.7 g -
タンパク質 ノーマル 2.7 g、和風 2.9 g、カレー 2.8 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g
脂質 ノーマル 2.1 g、和風 2.1 g、カレー 2.1 g -
食物繊維 ノーマル 1.4 g、和風 1.8 g、カレー 1.9 g 20 g 以上
カリウム ノーマル 205 mg、和風 249 mg、カレー 210 mg 3500 mg 以上
カルシウム ノーマル 28 mg、和風 37 mg、カレー 29 mg 650 mg 以上
マグネシウム ノーマル 11 mg、和風 17 mg、カレー 11 mg 350 mg 以上
鉄分 ノーマル 0.7 mg、和風 0.8 mg、カレー 0.8 mg 7.5 mg 以上
亜鉛 ノーマル 0.5 mg、和風 0.5 mg、カレー 0.5 mg 10 mg 以上

※上記はレシピの1/5量の栄養価を計算しています。

《手順》

低温調理器 BONIQをセットする

鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
62℃ 0:30(30分)に設定し、水温上昇を開始する。
(食材はまだ投入しない。)

※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。

BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら

耐熱袋に投入する

にんじんや大根は8mm角のスティック状に、きゅうりは輪切り(または、スティック状に)、その他の野菜も食べやすいサイズにカットする。

耐熱袋それぞれに各材料を入れる。

BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら

BONIQに投入する

設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。

※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
:ラップを使用する。

寝かせる(1日〜)

BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、袋ごと氷水に漬けて急冷する。
完全に冷えたら冷蔵庫に移し、1日以上置いて味をなじませて、出来上がり。


《作る際のポイント》
BONIQ設定について、本レシピは「62℃ 30分」に設定しています。62℃と63℃で比べたところ、62℃の方が野菜の歯応えが理想的に仕上がりました。とはいえ、その違いはわずかです。
BONIQレシピは63℃のものが多数あり、他と同時調理する場合は「63℃ 30分」でも可能です。

ピクルス液のレシピはいろいろありますが、本レシピでは野菜から出る水分によってピクルス液が薄まることを計算して分量を決定しています。
ピクルス液は200gの野菜を漬けるのにちょうど良い量のため、野菜の量を増やす場合は増やす野菜の量に比例してピクルス液の量を増やします。

うずらの卵をピクルスにするとおつまみ感覚でとてもおいしく仕上がります。耐熱袋の中の空気を抜く際に卵がつぶれてしまわないように注意してください。

使う野菜の種類に加えて、野菜のカットの仕方でも仕上がりが変わります。スティック状にカットしたり四角くカットしたりと、お好みのカットをお選びください。

ピクルスを取り出す際は、必ず都度清潔な箸やトングを使用してください。
本レシピのピクルスは長期保存はできません。冷蔵で2週間程度を目安にお召し上がりください。

《作った感想》
ピクルスを作る際、野菜についている菌を殺菌するためにゆでこぼす(食材をゆでた後に、ゆで汁を捨てる下処理)工程があります。この工程があることで、殺菌する以外にも野菜の内部まで酢や味がしみこみやすくなる効果があります。
しかし、ゆでこぼしを行うと野菜の食感が損なわれることもあり、ちょうど良いゆで時間を見定めることは難しい作業です。

BONIQの低温調理なら、野菜をカットして調味料と共に耐熱袋に入れるだけのとっても簡単な工程です。ゆでこぼしの必要はなく、野菜のパリッとした食感を失うこともなく、安全でおいしいピクルスを作ることができます。

お好きな野菜や余り野菜なども入れて、62℃(63℃でも可)の鶏肉や豚肉などと一緒に同時調理すると、メインと副菜が一度に仕上がります。

BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

栄養価計算で算出した値のピクルスは、うずらの卵1個と玉ねぎ、にんじん、キュウリ、アスパラガス、黄色パプリカ、大根をそれぞれ10~15g食べた時の値です。ピクルス液自体は食べるものではないので、あくまでも漬けた食材の栄養価を算出しています。

うずらの卵は小さな卵の中に栄養素がぎゅっと詰まっています。
うずらの卵100g中にエネルギーは149kcal、タンパク質が11g、脂質が11.6g、炭水化物は0.1g含まれています。
他にもカルシウムが60mg、鉄は3.1mgと、日本人に不足しがちな栄養素を多く含んでいます。
鶏卵と比べると、ビタミンB12は鶏卵の5.2倍、メチオニンは鶏卵の2.8倍、DHAは鶏卵の3.5倍。栄養素の濃さがわかりますね。

ピクルスは酢を多く使う食品です。
酸っぱい食べ物を食べると酸味が胃液の分泌を促し、消化酵素のはたらきを活発にします。よって、消化不良を改善する助けとなることから夏バテを感じる時にはもってこいの食べ物と言えます。

ほかにも、善玉コレステロールを増やして血液をサラサラにしてくれる効果や、新陳代謝を高めて余分な栄養素を分解、溜め込むのを防いでくれる働きが期待できます。

野菜を食べ切った後でもピクルス液はまだ味がしっかり残っているので、うずらの卵の水煮を直接漬け込んでもおいしく食べられますよ。再び漬け込む場合は2~3日後が食べごろです。
(野菜の水分が出るため、野菜を再び漬け込むのはおすすめしません)

残ったピクルス液はラタトゥイユやカポナータ、カレーやスープを作る時の水分として使えます。
ハーブの香りや旨味が合わさり、ワンランク上の味わいが楽しめます。

質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^

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【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。


また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防

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井澤 綾華

井澤 綾華

北海道の田舎で2児を育てながらフリーランスで働く管理栄養士。食で地域を盛り上げることが大好き。健康的で簡単に作れるレシピの開発や、栄養価計算を行う。BONIQで作る料理は高齢の家族からも好評。
井澤 綾華

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BONIQ設定

材料一覧

  • ☆作りやすい分量☆
  • <基本のピクルス>
  • ・お好みの野菜(玉ねぎ、大根、きゅうり、にんじん、パプリカ、アスパラ、セロリなど)  200g
  • ・うずらの卵  4個 
  • ・米酢(他の酢でも可)  80g
  • ・砂糖  22g
  • ・塩  3g
  • ・ローリエ  1枚
  • ・ブラックペッパー(ホール)  少々
  • ・クミン(ホール)  少々
  • <和風ピクルス>
  • ・お好みの野菜(玉ねぎ、大根、きゅうり、にんじん、パプリカ、アスパラ、セロリなど)  200g
  • ・うずらの卵  4個 
  • ・米酢(他の酢でも可)  80g
  • ・砂糖  20g
  • ・しょうゆ  20g
  • ・昆布  5g
  • <カレーピクルス>
  • ・お好みの野菜(玉ねぎ、大根、きゅうり、にんじん、パプリカ、アスパラ、セロリなど)  200g
  • ・うずらの卵  4個 
  • ・米酢(他の酢でも可)  80g
  • ・砂糖  22g
  • ・塩  3g
  • ・カレー粉  0.5g(小さじ1/5)
  • ・ローリエ  1枚
  • <ほか、調理器具など>
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