・BONIQ設定
・材料
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
低温調理でスパゲッティとスープ(ソース)を同時調理!
鍋もフライパンも不使用で完成!
スパゲッティの食感とスープの味わいにこだわった、旨みたっぷりスープスパゲッティ。ほったらかし調理、そして同時調理が可能なBONIQの低温調理で、「スパゲッティの火入れ」と「スパゲッティソース作り」が同時にできないか・・・?
そこで、「味わいと食感にはこだわりつつ、スパゲッティとソースを同時に完成させる」ことを目指し、比較実験を実施。
12回に及ぶ比較実験の結果を元に、やっと出来上がった、
“ほったらかし調理で、かつ、スパゲッティとスープ(ソース)が同時調理で完成する!”低温調理スープスパゲッティレシピ。
参考:「95℃ パスタ&ソースの同時調理 比較実験 Vo.1」、「95℃ パスタ&ソースの同時調理 比較実験 Vo.2」BONIQ設定
95℃
0:10(10分)材料
☆1人分☆
<BONIQする材料(耐熱袋A):塩水 + スパゲッティ>
・塩 2g
・水 400ml・スパゲッティ(1.6mm、茹で時間7分) 100g
<BONIQする材料(耐熱袋B):スープ>
・玉ねぎ(中サイズ) 1/4個(約50g)
・ほうれん草 1〜2株(約40g)
・しめじ 1/2パック(約50g)
・スライスベーコン(ハーフ) 4枚(約35g)
・とろけるスライスチーズ 2枚(約35g)
・有塩バター 10g
・コンソメ(顆粒) 小さじ2(1包)
・しょうゆ 小さじ1/2
・牛乳 100ml
・水 100ml<仕上げ>
・塩(調整用) 適量
・こしょう 適量<ほか、調理器具など>
・トング、または、菜箸など
・ざる
《手順》
具材を準備する
玉ねぎは皮を剥き、薄切りにする。
ほうれん草は洗って5cmの長さに切る。
しめじは石づきを切り落とし、ほぐす。
スライスベーコン(ハーフ)は1cm幅に切る。
とろけるスライスチーズは1cm角程に切る。
耐熱袋に投入する
耐熱袋を2枚用意する。
耐熱袋Aに<BONIQする材料(耐熱袋A):塩水 + スパゲッティ>の材料(塩、水)(※スパゲッティはまだ入れない)、耐熱袋Bに<BONIQする材料(耐熱袋B):スープ>の材料(全て)を入れる。
低温調理器 BONIQをセット〜投入する(耐熱袋A:塩、水)
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
95℃ 0:10(10分)に設定する。
設定したらすぐ(温度が上がる前)に、耐熱袋A(塩、水)を湯せんに入れ、低温調理をする。
<BONIQセット時>
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
<BONIQ投入時>
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
BONIQに投入する(耐熱袋A:スパゲッティ投入、耐熱袋B:スープ)
設定温度に達したら、耐熱袋Aを湯せんしたまま袋の口を開けてスパゲッティを入れ、トング、または、菜箸などでさっとほぐす。
空気を抜きながら袋の口を閉じ、低温調理をする。
※この工程はやけどに注意して行う。
耐熱袋B(スープ)も湯せんに入れ、同時調理をする。
低温調理中のスパゲッティをほぐす
低温調理中(5分ほど経過したところで)、再度耐熱袋Aを湯せんしたまま袋の口を開け、トング、または、菜箸などでスパゲッティをほぐす。
空気を抜きながら袋の口を閉じ、引き続き低温調理をする。
※この工程はやけどに注意して行う。
スパゲッティを湯切りする
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら耐熱袋Aを取り出す。
スパゲッティをざるにあけて湯切りし、ほぐす。
仕上げ
耐熱袋Bも取り出し、袋の中でスープをかき混ぜ、味をみて必要ならば塩を加え味を調える。
器にスパゲッティを盛り、その上からスープをかける。こしょうを挽いて出来上がり。
《作る際のポイント》
材料について、1.6mm、茹で時間7分のスパゲッティであれば、95℃ 10分でスープと同時調理が可能ですが、1.4mm、茹で時間5分であれば、95℃ 7分で茹で上がるので、スープの低温調理を開始して3分後にスパゲッティの低温調理を始めれば、同時に仕上げることができます。
手順4、スパゲッティは、長いままでも半分に折っても同じように仕上がります。耐熱袋は市販のジップ袋のLサイズでしたら大抵スパゲッティをそのまま入れることができますが、お使いの袋に入らない場合や鍋の直径が足りない場合は、スパゲッティを折って入れてもかまいません。
スープの入った耐熱袋Bは、軽くて浮きやすいので、トングなどで押さえて水中に沈めてください。
手順4と5、「スパゲッティを耐熱袋に入れる」と「スパゲッティをほぐす」の工程は茹で湯の温度が下がらないよう、袋を湯せんした状態のまま行ってください(やけどにご注意ください)。スパゲッティをほぐすことによって麺のくっつきを防ぎ、茹でムラなく、ちょうど良い茹で具合に仕上がります。
《作った感想》
パスタ料理もBONIQにお任せ!
同時調理が可能な低温調理の魅力を活用し、スープとスパゲッティを同時に完成させたいという思いから、味わいと食感にこだわった「BONIパスタ」が完成しました!!
スープの開発には、食べやすさと火の通り具合で具材の大きさや水分量、設定温度と時間を比較し、甘みや塩み、コクを追及して分量を調整しました。
それぞれの食材が持つ味わいが調和し、程良い食感で食べ応えのある旨みたっぷりのスープに仕上がっています。
低温調理でスパゲッティの芯を残さず茹で上げようと、あらかじめ浸水させたり、水から茹でる方法を試行錯誤しましたが、食感と味わいは納得いかない結果に・・・。
スパゲッティ同士がくっつくのを防ぎ、茹でムラが出来ないような工夫や、スパゲッティの長さで茹で上がりに違いがあるかなど、細部に渡り比較検討しました。その結果、95℃の塩水で温度を保ちながら茹でることにより、風味豊かでもっちりした完璧な状態のスパゲッティが完成し、レシピ化に至りました。
(参考:「95℃ パスタ&ソースの同時調理 比較実験 Vo.1」、「95℃ パスタ&ソースの同時調理 比較実験 Vo.2」)
低温調理でスープとスパゲッティを同時調理し、同時に完成するので効率的です。
スパゲッティを茹でる鍋も不要、フライパンも不要!洗い物も少なくて済みます♪
野菜の甘みとチーズのコクで旨みたっぷりのスープが、つるっともちもち食感のパスタに絡み、するするっと食べられます。
食べ応えがあり、飲み干す一杯です。
味わいと食感にこだわったスープパスタをぜひお試しください♪
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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