・BONIQ設定
・材料
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
シンプルながら間違いなく美味しい「鶏もも肉のトマト煮」と、ごろごろとしたじゃがいもの食感が残る甘じょっぱい味わいの「チーズマッシュポテト」のコンビネーション。
完全同時調理で手間がかからない、リッチなワンプレート。BONIQ設定
90℃
0:30(30分)材料
☆2人分☆
<BONIQする材料1:鶏もも肉のトマト煮>
《フライパンで焼く材料》
・鶏もも肉 250g×2枚(厚さ2.5cm)
・塩 小さじ1(約5g)
・こしょう 適量
・ピュアオリーブオイル 大さじ1
・玉ねぎ 1/2個《調味料》
・トマトピューレ 200g
・塩 小さじ1/2
・こしょう 小さじ1/3<BONIQする材料2:ごろごろチーズマッシュポテト>
・じゃがいも 180g
・牛乳 50ml
・スライスチーズ 3枚
・砂糖 小さじ2
・塩 2つまみ<仕上げ> ※お好みで
・こしょう 適量
・ベビーリーフ 適量<ほか、調理器具など>
・フライパン
・ヘラ
・バット
・布巾
・麺棒(なくても可)
《手順》

低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
90℃ 0:30(30分)に設定し、水温上昇を開始する。
(食材はまだ投入しない。)
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら

具材を準備する
玉ねぎは芯を取り除いてスライスする。
じゃがいもは皮をむいて芽が出ていれば取り除き、スライスする。
鶏ももは筋や余分な脂を取り除き、塩、こしょうをする。


鶏もも肉と玉ねぎを焼く
フライパンにピュアオリーブオイルを熱し、中強火で鶏ももを焼く。皮面を下にしてヘラで押し付けながらパリッと黄金色に焼き上げる。裏返して身の面はさっと焼く。フライパンの鶏ももの横に玉ねぎを加え軽く焼き目をつけてしんなりさせる。
焼けたらバットに取り出しておく。


耐熱袋に投入する
耐熱袋にフライパンの中身(鶏ももと玉ねぎ、ドリップ)を入れる。この時、鶏ももが重ならないように並べて入れる。
トマトピューレ、塩、こしょうを加える。
別の袋に<BONIQする材料2:ごろごろチーズマッシュポテト>の材料(じゃがいも、牛乳、スライスチーズ、砂糖、塩)を入れる。
BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら


BONIQに投入する(鶏もも肉/じゃがいも)
設定温度に達したら2つの袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
・鍋:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
・鍋:ラップを使用する。



チーズマッシュポテトを作る
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら2つの袋を取り出す。じゃがいもの袋に布巾などをかぶせ、熱いうちに手(または、麺棒など)で潰す(火傷に注意して行う)。


仕上げ
皿にチーズマッシュポテトと鶏もも肉のトマト煮を盛り付ける。
お好みでこしょうを振り、ベビーリーフを添えて出来上がり。



《作る際のポイント》
通常「鶏もも肉」は65℃付近で調理しますが、本レシピはじゃがいもと同時調理することを考え、90℃に設定しました。「低温調理 加熱時間基準表(鶏肉)(57〜70℃)」の範囲内ではありませんが、調理終了後の鶏ももの芯温は約83℃であり、厚生労働省の食肉の加熱安全基準【中心温度75℃ 1分以上】を満たしています。
「鶏もも肉のトマト煮」のみを調理する場合は、65℃で鶏ももの厚みに合わせ、「低温調理 加熱時間基準表(鶏肉)」に沿った低温調理も可能です。
チーズマッシュポテトはごろごろと食感が残る状態に仕上がります。
砂糖を入れていますので、チーズのしょっぱさと糖の甘みで甘じょっぱい仕上がりとなっています。砂糖を入れない場合は、じゃがいも本来の甘みを楽しめます。お好みで調整してください。
参考文献
・厚生労働省、食肉の加熱条件に関するQ&A、厚生労働省公式サイト、2024/10/31参照
https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000365043.pdf
《作った感想》
「鶏もも肉のトマト煮」と「チーズマッシュポテト」を同時に作るとなると、従来ならば調理器具を多く使うことになり洗いものが大変ですし、火に付きっきりになってしまいます。その悩みを解消するために、鶏もも肉の表面を焼く際のみフライパンを使い、後は耐熱袋の中で完結できるようにしました。
じゃがいもはしっかりやわらかくなり、鶏もも肉はふっくらジューシー。もう、従来のフライパンの調理法には戻れないのではないでしょうか!?
BONIQで湯せんに入れてほったらかしにできる低温調理をしている間は読書やテレビ、トレーニングをするなど、時間を有効利用できますね。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防


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