・BONIQ設定
・材料
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
家庭の味をBONIQで完全再現、みんな大好きマカロニサラダ。
マカロニ・にんじん・茹で卵を同時調理で簡単。
きゅうりがしゃきしゃき、にんじんがちょうど良い歯応え、玉ねぎがアクセント。
卵たっぷり、心も身体も喜ぶやさしい味。
BONIQ設定
95℃
<マカロニ、にんじん> 0:14(14分)
※設定時間について、詳細は《作る際のポイント》にあり。<茹で卵> 0:10(10分)
※<マカロニ、にんじん>のBONIQ開始4分後(残り10分)に茹で卵を投入するため、再設定の必要はない。
※BONIQアプリを使用する、または、手持ちのタイマーをかけておくと良い。
材料
☆2人分☆
<BONIQする材料>
《耐熱袋:1%塩水》
・水 400ml
・塩 4g(小さじ1弱)《BONIQが設定温度に達したら塩水に投入:マカロニ、にんじん》
・マカロニ(茹で時間8分) 100g
※パッケージに表示された「茹で時間」が異なる場合は、設定時間調整が必要。
詳細は《作る際のポイント》にあり。
・にんじん 1/2本(約80g)《マカロニ、にんじんのBONIQ開始4分後(残り10分)に湯せんに直接投入:卵》
・卵 3個<和える具材>
・きゅうり 1本
・塩(きゅうり塩揉み用) 小さじ1/4
・玉ねぎ 1/2個(100g)
・塩(玉ねぎ塩揉み用) 小さじ1/3
・ハム 4〜5枚(1パック/50〜60g)《調味料》
・砂糖 小さじ1/2
・マヨネーズ 大さじ5(60g)
・ヨーグルト(無糖) 大さじ2
・酢 大さじ1
・練りからし(または、マスタード) 少々
・こしょう 適量<ほか、調理器具など>
・ボウル/容器 2個(玉ねぎ用、きゅうり用)
・タイマー
・氷
・ざる
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
95℃ 0:14(14分)に設定し、水温上昇を開始する。
(食材はまだ投入しない。)
BONIQアプリを使用する場合
以下と設定する。
STEP1:95℃ 0:04(4分)
STEP2:95℃ 0:10(10分)
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
BONIQに耐熱袋を投入する
耐熱袋に《耐熱袋:1%塩水》の材料(水、塩)を入れ、BONIQの湯せんがぬるいうちから袋を湯せんに入れる。
※最初から袋の塩水を湯せんに入れることで、BONIQが設定温度に達する時には塩水も95℃になる。
※袋を入れる前から既に湯せんが95℃で稼働している場合(他と同時調理する場合など)、塩水の袋を湯せんに入れて5分浸けてからマカロニ、にんじん投入の工程(手順4)へ。
BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら
具材を準備する
玉ねぎは芯を取り、繊維に沿って薄くスライスする。
きゅうりは小口切りにする。
それぞれ別々にボウルに入れて塩を加え、水分が出てくるまでしっかり揉む。
※きゅうりは崩さないようにやさしく、玉ねぎはぬめりと水分が出てくるまでしっかり揉む。
にんじんは皮付きのまま、太い部分はいちょう切りに、細い部分は半月切りにする。
ハムは半円にカットし、端から3mm幅にカットする。
耐熱袋にマカロニ、にんじんを投入する
BONIQが設定温度に達したら、袋を湯せんしたまま袋の口を開け、マカロニとにんじんを入れ低温調理をする。
※BONIQアプリを使用しない場合、卵(調理時間10分)を4分後に投入できるよう、手持ちのタイマーを4分でかけておく。
※茹で時間の違うマカロニを使用する場合は、茹で上がり10分前に鳴るようタイマーをセットする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
・鍋:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
・鍋:ラップを使用する。
BONIQに卵を投入する(直接湯せんへ)
(低温調理開始から4分後)BONIQアプリ、または、手持ちのタイマーが鳴ったら、卵を直接湯せんに入れ、低温調理をする。
※鍋底に卵を勢いよく落とさないよう、お玉やトングなどを使ってそっと沈める。
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
・鍋:ラップを使用する。
卵を急冷&マカロニとにんじんを冷ます
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴る前に、氷水(卵用)とざる(マカロニ、にんじん用)を準備しておく。
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら卵は氷水へ入れて冷やす。マカロニとにんじんはざるにあけてお湯を切り、粗熱を取っておく。
※袋は後ほど再び使用する。
和える〜仕上げ
手順3のきゅうりと玉ねぎの水気をしっかり絞る。
きゅうり、玉ねぎ、ハムを袋に加える。
マカロニとにんじん(熱くなければOK)はしっかり水を切って袋に加える。
《調味料》を加え、調味料が全体に行き渡るようにしっかり混ぜる。
最後に殻を剥いた茹で卵を加え、適度に崩しながら全体を混ぜる。
皿に盛り付けて出来上がり。
《作る際のポイント》
「95℃ パスタの太さ・形状による低温調理時間 検証実験」の結果、BONIQ 95℃で調理する場合、パスタは「(鍋での)茹で時間」の「約1.4倍〜1.6倍」で調理すれば良いということが分かりました。(やや芯が残るアルデンテの状態)
サラダにする場合はアルデンテではなく、やややわらかい方が料理がまとまりますので、
「(表示の茹で時間+1分30秒)×1.5倍」が目安になります。(端数は四捨五入)
本レシピの場合は
「茹で時間8(分)」+「1.5(1分30秒)」を1.5倍 =14.25 → 14分
茹で時間の違うマカロニを使用する場合、例えば「茹で時間9分」のマカロニですと
「茹で時間9(分)」+「1.5(1分30秒)」を1.5倍 =15.75 → 16分
を目安に設定時間を設定してください。(にんじんも同じ時間でOK)
「早ゆで3分」のマカロニでも可能ですが、
「茹で時間3(分)」+「1.5(1分30秒)」を1.5倍 =6.75 → 7分
となり、にんじんの調理時間が足りなくなってしまいます。BONIQは「14分」に設定し、設定温度に達したらにんじんを先に耐熱袋に投入し、7分後にマカロニを投入してください。
95℃で低温調理したパスタは伸びにくいのが特徴です。計算した数字を切り上げて多少設定時間が長くても簡単には伸びませんので、ご安心ください。
手順7、マカロニとにんじんが熱すぎるとマヨネーズが分離してしまいます。粗熱を取った熱くない状態(温かくてOK)で調味料と混ぜてください。
《作った感想》
マカロニなどのパスタを茹でるのは鍋の方が早く茹でられます。しかし、95℃の他の料理と同時調理する場合や、他の低温調理を終えて湯せんの温度が既に高い場合などにBONIQを使うことができれば便利です。
にんじんも一緒に調理できてちょうど良い固さに仕上がり、茹で卵も湯せんで同時に作ることができます。最後に耐熱袋の中で具材と調味料を合わせるので混ぜるのも簡単、低温調理している間に洗い物をすれば、出来上がる頃には台所もすっきり!
BONIQはお肉や魚料理が得意なのはもちろんですが、このような家庭料理の普段のおかずにも大活躍します。
きゅうりがしゃきしゃき、にんじんがちょうど良い歯応え、玉ねぎがアクセント。卵たっぷりで優しい家庭の味わいです。
ぜひ、いつもの1品に加えていただけましたら幸いです。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^




【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防


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