・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
水を一滴も使わず、かぼちゃの旨みがギュッと凝縮。
素材の味を活かした甘くリッチなスープ。
BONIQ設定
材料
☆4人分☆
<BONIQする材料>
・かぼちゃ 1/4個(種付き450g→種除くと400g)
・玉ねぎ(中) 1個(200g)
・チキンブイヨン(顆粒) 1包(約4g)
・牛乳 400ml<仕上げ>
・塩 1g(2つまみ程)
・パセリ 適量 ※なくても可。画像はイタリアンパセリ使用。<ほか、調理器具など>
・ミキサー(または、ハンドブレンダー)
・鍋(温製の場合)
・氷(冷製の場合)
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
95℃ 0:45(45分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
材料をカットする
かぼちゃは種を取り皮を剥いて、1cm以下の厚さにざく切りにする。
玉ねぎはスライスする。
耐熱袋に投入する
耐熱袋に<BONIQする材料>の材料(かぼちゃ、玉ねぎ、チキンブイヨン、牛乳)を入れる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
撹拌する
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、ミキサーやブレンダーにかけてなめらかにする。
※温製にする場合、直接鍋に入れてブレンダーで撹拌しても良いが、ブレンダーによってはなめらかに撹拌できなかったり鍋底を傷つけたりする場合があるので注意。
仕上げ
温製の場合:手順5を鍋へ移して温め、塩で味を整える。
冷製の場合:手順5をボウルに移し、氷に当てて冷やす。塩で味を整える。
お好みでパセリのみじん切りを散らして出来上がり。
《作る際のポイント》
ポタージュスープを従来の鍋を火にかけて作る場合、底が焦げ付かないよう時々混ぜたり注意が必要です。
BONIQの低温調理ならそんな心配は要りません。水を一滴も使わずかぼちゃの旨みが凝縮した、甘くリッチなスープに仕上がります。
かぼちゃは皮ごと使うことも可能です。その場合、色はやや黄色っぽくなりますが、味は間違いなく美味しく仕上がります。
温製でも冷製でもどちらでもお好みでどうぞ。
《作った感想》
なるべくシンプルな材料のみで、かぼちゃの素材の甘みがたっぷり、旨味が凝縮したリッチなスープができました。
口当たりはなめらかで、お子様にも喜ばれること間違いなし。
心も身体も癒される味わいのかぼちゃのスープ、ぜひお試しください。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
かぼちゃは緑黄色野菜と言われており、色が濃く栄養価が高い野菜です。
かぼちゃはベータカロテンとビタミンK、ビタミンCが多く、肉や魚に足りない栄養素を補うには必要な食材です。
ベータカロテンは体の中でビタミンAに変化する栄養素です。免疫力を高めて病気に強い体作りに役立ち、目の粘膜や皮膚を健康に保つ働きがあります。
ベータカロテンやビタミンAが不足すると、暗いところで物が見辛くなったり、皮膚が乾燥しやすくなります。
ビタミンKは血液を固めてくれるビタミンです。少しの切り傷・擦り傷や打ち身をした時に血が止まらないと出血多量で重症化することもあります。そういうことが無いように、ビタミンKを充足させておくことが重要です。
ビタミンCは肉や魚にはほぼ含まれていないビタミンです。コラーゲンをつくるために必要なビタミンなので、皮膚を美しく保つ働きがあります。また、鉄分と一緒に摂取することで鉄の体への吸収率を高めます。
しかし、ビタミンCは熱やストレス、タバコなどに弱いビタミンです。ストレスを強く感じている場合は多めに摂取しましょう。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
最新記事 by 小野寺 桂子 (全て見る)
- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
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