・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
BONIQの低温調理でお米を炊くことはできるのか?を比較実験した、
「95℃ エネルギー源!低温調理炊飯(ご飯炊き)」の結果を元に、低温調理でおこわ作り。
BONIQなら少量から作れて、複数種類の同時調理も可能◎
ベーコンや生野菜をもち米と一緒にBONIQすれば、ほったらかしでモチモチ!
具材の旨みもしっかり染み込んだ、絶品中華風おこわの出来上がり。
BONIQ設定
95℃
0:20(20分)※湯せんが水(または、ぬるい状態)から低温調理する。
材料
☆1合分☆
<BONIQする材料>
・もち米 1合(150g)
・ベーコン(ブロック、または、スライス) 40g
・干ししいたけ(小サイズ) 1個
・にんじん 1/7本(20g)
・しらす 20g
・しょうゆ 小さじ2
・オイスターソース 小さじ1
・砂糖 小さじ1/2
・塩 1つまみ・水(干ししいたけの戻し汁と合わせて) 150ml
<ほか、調理器具など>
・ボウル/容器(干ししいたけを戻す用)
・ざる
・しゃもじ当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ☆☆☆(一食:糖質41g 以上) カロリー 398 kcal - 糖質 62.7 g - タンパク質 12.7 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 9.2 g - 食物繊維 1.9 g 20 g 以上 カリウム 281 mg 3500 mg 以上 カルシウム 62 mg 650 mg 以上 マグネシウム 51 mg 350 mg 以上 鉄分 0.5 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 2 mg 10 mg 以上 ※上記はレシピの1/2量の栄養価を計算しています。
《手順》
材料の準備をする
干ししいたけは水に浸けて戻しておく。
※干ししいたけの戻し汁は後で使うので、捨てずに置いておく。
もち米はさっと水で研ぎ、ざるに上げておく。
ベーコンは7mm幅、干ししいたけは3mm幅にスライスする。
にんじんは千切りにする。
耐熱袋に投入する
耐熱袋に<BONIQする材料>(水以外)を全て入れ、干ししいたけの戻し汁と水(合わせて150mlになるようにする)を加える。
低温調理器 BONIQをセット〜投入する
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
95℃ 0:20(20分)に設定する。
設定したらすぐ、温度が上がる前に袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
<BONIQセット時>
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
<BONIQ投入時>
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、袋の口を開けてしゃもじで軽く混ぜる。
おこわを器に盛って出来上がり。
《作る際のポイント》
もち米はうるち米(普段白米として食べているお米)と違い、浸水時間なしで蒸し上げます。
もち米を蒸すと、150g(1合)のもち米が約300gになります。BONIQの低温調理では耐熱袋内の水分のみで蒸し上げることになるため、水分量がもち米の約2倍となるように調整しています。
手順3、BONIQをセットしてすぐ、まだ湯せんが水(または、ぬるい状態)で袋を投入してください。湯せんが設定の95℃に到達してから袋を入れると、20分では加熱不足になります。その場合、10分追加の30分で調理してください。
《作った感想》
以前のレシピ「95℃ エネルギー源!低温調理炊飯(ご飯炊き)」で、うるち米(普通の白米として食べるお米)をBONIQの低温調理で炊いた際、ふんわりとした粒が立ったごはんではなく“みっちりとした”炊き上がりになりました。
炊けることは炊けるのですが、このみっちりとした炊きあがりは、毎日食べる主食の白飯、というよりは“もち米”にピッタリではないだろうか?と感じ、おこわ作りに挑戦。
おこわは炊飯器でも炊けますが、炊飯器では水の対流があるため粘りが強い炊き上がりになるという弱点があります。
BONIQの低温調理でもち米を炊いてみると、蒸し器で作ったおこわと遜色のない炊き上がりに!
粘りが出すぎるということもなく、ふっくらと仕上がりました。
BONIQでもち米を炊くと美味しいのはもちろんですが、1人前からおこわを作ることができたり、一度に数種類のおこわ(赤飯なども)を作ることができるという大きな利点があります◎
中華風おこわと「95℃ 脳を活性化◎低温調理さつまいもおこわ」、「95℃ 脳を動かすエネルギー◎北海道のお赤飯」の3種類を同時調理して、おもてなしや行楽のお弁当などにいかがでしょうか^^
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
もち米とうるち米にはカロリーや各栄養素に大きな違いはありませんが、もち米にはアミロペクチンが含まれます。
アミロペクチンはもち米の粘りをつかさどるでんぷん質です。アミロペクチンが多いお米ほど消化に時間がかからないことから、もち米を使ったおこわは運動前のエネルギー補給におすすめです。
実は、筋肉だけでなく脳もエネルギーを消費します。脳は糖質に含まれるグルコースをエネルギーとして使うため、適度な糖質は脳のために必要なのです。
睡眠中も脳はエネルギーを使うので、寝起きが低血糖でスッキリしない人は糖質が足りていないかもしれません。寝る直前の食事はおすすめしませんが、夕食にお茶碗半分でも良いのでお米やもち米をたべてみてはいかがでしょうか。
中華風おこわは旨味成分を持つ食材を数種類組み合わせることが美味しさのポイントです。
今回はベーコン、しらす、干ししいたけを使用しました。それぞれに含まれている旨味成分の種類が違ったり、同じ旨味成分が入っていても含まれている量のバランスが違います。
旨味成分は一度に何種類もの成分と掛け合わさることで、旨味を何倍にも強く感じることができるのが特徴です。
ベーコンにはイノシン酸、しらすにはグルタミン酸やイノシン酸、干ししいたけにはグアニル酸が豊富です。
今回のおこわだけでなく、他の料理にも言えることなので、食材を組み合わせる際には旨味成分の種類も気にするとより美味しい料理を作ることができますよ。
<低温調理炊飯(ご飯炊き)、おこわ シリーズ>
95℃ エネルギー源!低温調理炊飯(ご飯炊き)
95℃ 脳を活性化◎低温調理さつまいもおこわ
95℃ エネルギー補給◎低温調理で中華風おこわ
95℃ 北海道の郷土料理 甘じょっぱいお赤飯
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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