・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
生きたまま腸まで届くプロバイオティクスで様々な健康効果に期待。
BONIQの低温調理でおいしく経済的に量産!日々の健康習慣に。
BONIQ設定
材料
☆カスピ海ヨーグルト 1.1L分☆
・無調整牛乳(未開封のもの) 1L
・カスピ海ヨーグルト(市販のもの) 100g<ほか、調理器具など>
・スプーン、または、ヘラ(熱湯消毒する場合は耐熱性のもの)
・食品用アルコールスプレー、または、熱湯(器具の消毒用)
・キッチンペーパー
・輪ゴム(パックの口を閉じる用)
《手順》
器具を消毒する
<食品用アルコールスプレーを使用する場合>
スプーン(または、ヘラ)にアルコールスプレーを吹きつけ、ペーパーで拭き取る。
<熱湯消毒する場合>
熱湯を沸かし、スプーン(ヘラ)に熱湯を回しかける。
ペーパーで完全に水滴を拭き、粗熱を取る。
※清潔な手で行い、スプーン(ヘラ)の混ぜる部分に直接手で触れないようにする。
材料を混ぜる
牛乳パックの口を全開にし、カスピ海ヨーグルトを入れて底の方までよく混ぜる。
パックの口は、輪ゴムなどを使ってしっかり密封する。
低温調理器 BONIQをセット〜投入する
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
27℃ 7:00(7時間)に設定する。
パックを湯せんに入れ、低温調理をする。(設定温度に達する前に投入可。)
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
※容器の首まで浸かるようにする。下限水位に足りない場合は底上げをする。(鍋:ココットなどの耐熱容器を逆さに置く、コンテナ:ラック・トレーを使用)
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらパックを取り出し、そのまま冷蔵庫で2時間以上冷やして出来上がり。
《作る際のポイント》
カスピ海ヨーグルトは粘り気があり、とろんとした食感で酸味がマイルドなのが特徴です。一般的なヨーグルトとは違う食感・味わいで、ヨーグルトの酸味が苦手な方でも食べやすいのではないでしょうか。
材料について、牛乳の商品によっては、カスピ海ヨーグルト100gが入りきらないことがあります。
その場合、牛乳を100ml分程減らしてからヨーグルトを入れるか、もしくは、他の容器に移し替えてご使用ください。移し替える容器や移し替える際に使用する器具などは全て、消毒済みの清潔なものを使用してください。
手順3、BONIQの湯せんが牛乳パックの全体に浸かる必要はありませんが、3/4の高さほどになるように水量を調整してください。
カスピ海ヨーグルトの乳酸菌は20℃〜30℃で発酵します。(一般的なヨーグルトの乳酸菌の発酵温度は40℃〜43℃)
固まりかけのヨーグルトをスプーンなどで触ったり混ぜたりすると後に固まらなくなることがあります。手順と設定温度、時間通りを守っていただくと大抵固まりますので、タイマー終了後に表面がフルフルしていればOK。そのまま冷蔵庫で冷やしてください。
今回使用した「フジッコ カスピ海ヨーグルト」に使われているのが「クレモリスFC株」。生きたまま腸まで届くとされ、整腸作用や様々な健康効果が期待されています。
「フジッコ カスピ海ヨーグルト」は容器に「種菌としての使用はうまく出来ない可能性があるため、おすすめできない」旨が書かれています。おそらくこれは“常温で自家製”した場合、うまくできないことがあるのではないでしょうか。温度を完全にコントロールできるBONIQでの低温調理だと、手順を守っていただければまず失敗はありません。
取り出す際はその都度清潔なスプーンをお使いください。冷蔵庫で1週間程度保存できます。
自家製カスピ海ヨーグルトを種菌として次に使うこともできますが、味や固さが変化してきた場合は使用を控えてください。
参照:フジッコ「「カスピ海ヨーグルト」の秘密」
《作った感想》
カスピ海ヨーグルトを購入すると、400mlで約260円。推奨量は1食あたり100gとされていますが、4人家族では1回で食べきってしまいます。しかし、手作りなら1Lで材料費は245円ほど(牛乳:180円+カスピ海ヨーグルト:260円の1/4)。おおよそ同額で2.5倍の量が作れます。ヨーグルトは手作りが断然お得!
BONIQでの低温調理では失敗がありません。
ぜひ日々の健康にお役立ていただければ幸いです。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
カスピ海ヨーグルトとは、酸味が少なくて粘りが強いヨーグルトを作り出す「クレモリス菌FC株」という乳酸菌を使って発酵させたヨーグルトです。
酸味が弱いので食べやすく、胃酸などにも強いので乳酸菌が活きたまま腸に届くことが特徴です。
ただし、カスピ海ヨーグルトと書かれていなくても、無糖のヨーグルトならよほどのことがない限りこの方法でヨーグルトを作ることができます。
また、乳酸菌は死滅しても、腸の中の常駐善玉菌のエサとなり有用に使われるので「絶対生きたまま腸まで届けなくてはいけない」ということはありません。
クレモリス菌FC株は糖質の吸収を抑えてくれたり、皮膚機能を改善してくれる働きがあります。
おなかの調子を整えてくれるヨーグルト。手作りすることで身体にもお財布にもやさしく日常的に摂取することができますね。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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