・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
「80℃ 睡眠の質改善◎ぷりっと 揚げない海老チリ」に続く、"揚げない"ヘルシー酢豚。
クセになる、歯ごたえの良いしっとりやわらか低温調理豚ヒレと濃厚甘酢だれ。
BONIQ設定
63℃
1:20(1時間20分)※参照:低温調理 加熱時間基準表(豚肉)
材料
☆2人分☆
・豚ヒレ肉(塊肉/ブロック) 300g
・塩麹(生、または、液体タイプ) 大さじ1<甘酢あん>
・長ねぎ 8cm分(20g)
・にんにく(みじん切り) 1片
・しょうが(みじん切り) 1片
・ごま油 大さじ1
・水溶き片栗粉 大さじ2(片栗粉 大さじ2/3:水 大さじ1)《調味料》
・砂糖(三温糖、上白糖など) 大さじ3
・しょうゆ 大さじ3と1/2
・黒酢 大さじ3と1/2
・酒 大さじ2
・塩 1つまみ当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★☆☆(一食:糖質40g 以下) カロリー 323 kcal - 糖質 21.9 g - タンパク質 36.2 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 10.1 g - 食物繊維 0.3 g 20 g 以上 カリウム 809 mg 3500 mg 以上 カルシウム 20 mg 650 mg 以上 マグネシウム 69 mg 350 mg 以上 鉄分 2 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 3.7 mg 10 mg 以上 塩分 6.1 g -
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
63℃ 1:20(1時間20分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
豚肉をカットする〜耐熱袋に投入する
豚ヒレ肉は、厚さ2cmの一口大にカットする。
耐熱袋に豚肉が重ならないように並べ、塩麹を加える。
甘酢あんの材料をカットする
長ねぎ、にんにく、しょうがをみじん切りにする。
調味料を合わせる
《調味料》の材料をすべてボウルに入れ、混ぜ合わせておく。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
甘酢あんを作る
フライパンにごま油を加え、長ねぎ、にんにく、しょうがを炒める。
香りが立ってきたら弱火にし、混ぜ合わせた《調味料》を加える。
ひと煮立ちしたら、すぐに水溶き片栗粉を少しずつ加えながらよく混ぜる。とろみがついたら火を止める。
豚ヒレ肉と甘酢あんを絡める
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
温めた甘酢あんに豚ヒレを加えよく絡める。(袋に残ったドリップは使わない。)
皿に盛り付けて、出来上がり。
《作る際のポイント》
下味に塩麹を使用することで豚肉の旨みを引き出します。
今回使用した塩麹は生タイプを使用したので、麹の粒が残ります。液体タイプなら残りませんので、お好みの方をお使いください。
手順6、フライパンに合わせ調味料を入れてひと煮立ちしたらすぐに水溶き片栗粉を加えます。ここで時間がかかってしまうと調味料が煮詰まりすぎて、水溶き片栗粉を入れると固くなりすぎます。水溶き片栗粉はあらかじめ用意しておき、手早く行ってください。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
豚ヒレ肉は100g当たりタンパク質22.2g、脂質3.7g、糖質はほぼ含まれておらず、豚肉の中で一番の高タンパク質・低脂質な部位です。鶏のささみに匹敵するほどのヘルシーさ!
通常の酢豚は脂身の多いバラ肉などで作ることも多い上に衣をつけて油で揚げているため、脂質の摂取量が多くなってしまう料理ですが、今回のレシピではカロリーを約半分ほどに抑えられています。
豚ヒレ肉には糖質がエネルギーに変わるのを助ける栄養素であるビタミンB1を多く含みます。ビタミンB1は不足すると疲労物質が溜まって疲れやすくなるため、疲労回復のビタミンとして知られています。体の疲れだけでなく、視神経を正常に働かせるため疲れ目にも良いです。他にも過剰な塩分を体外に排出する働きを持つカリウム、脂肪を燃焼させる働きを持つL‐カルニチンという栄養素も含みます。L‐カルニチンは動物の赤身肉に多く含まれており、他にはラム肉(羊肉)や牛肉の赤身肉に多く含まれていますよ。
1食分にしては若干塩分が多いため、タレの量は2/3程度に加減するとより健康的です。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
ヒレ肉えお使っただけあり、よりさっぱり感があって食べやすいです。
タレはしっかり酸味も楽しめる濃厚タイプ。
ヒレ肉と餡を纏わせていただくとバランスよいですね。