・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
中まで味が染みたシャキシャキのナムル!
もやしだけでなく、にんじんやほうれん草でも!
BONIQ設定
材料
☆2〜3人分☆
<BONIQする材料>
・豆もやし 200g《調味料》
・砂糖 小さじ1/2
・しょうゆ 小さじ1
・塩 2つまみ
・一味唐辛子 適量<仕上げ>
・塩(調整用) 適量
・ごま油 大さじ2
・こしょう 適量<ほか、調理器具など>
・氷
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
95℃ 0:09(9分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
耐熱袋に投入する
豆もやしは洗って水をよく切っておく。
耐熱袋に豆もやしと《調味料》(砂糖、しょうゆ、塩、一味唐辛子)を入れ、振って全体を混ぜる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
急冷する
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、袋ごと冷水に浸ける。
汁気を切る
袋の口から汁気を切る。
仕上げ
ごま油とこしょうを袋に加え、袋を振って全体を混ぜる。味を見て必要であれば塩で味を調える。
器に盛り付けて出来上がり。
《作る際のポイント》
豆もやしを洗ったら、水気をしっかり切ってください。水気が多いと仕上がりが水っぽくなってしまいます。
最初からごま油とこしょうも耐熱袋に入れて低温調理を行うバージョンもやってみましたが、ごま油やこしょうのフレッシュな香りが飛んでしまいました。低温調理後に豆もやしの汁気を切り、仕上げの段階で入れると香りよく仕上がります。
《作った感想》
耐熱袋に材料を投入してBONIQにかけるだけで、中まで味が染みていてシャキシャキのナムルができました!
にんじんも同じ設定温度・時間で可能です(「95℃ にんじんのナムル」参照)。
ではほうれん草ではどうでしょうか?あく抜きは?色は飛ばない?などクリアしなければならない問題があり、こちらは現在実験中です。
【追記】
ほうれん草の比較実験〜レシピ化を行いました。
「95℃ ほうれん草のアク抜きは可能?比較実験」、「95℃ 免疫力を高める◎ほうれん草のナムル」をご参照ください。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
シャキシャキとした食感のもやし。たくさん入っていてお財布にもやさしいため、もやしのレシピのレパートリーが増えると、あと一品欲しい時に助かりますね。
もやしの95%は水分ですが、栄養素も含んでいます。
緑豆もやしには、「モリブデン」というミネラルが豊富に含まれます。体内で発生した物質を尿酸という老廃物に変えていくために、必要な栄養素です。鉄の代謝にも関わっています。吸収されやすく排出されやすいミネラルのため、日本人の通常の食生活で不足や過剰の心配はありませんが、大切な栄養素です。
他にも、赤血球や細胞をつくる時に必要な「葉酸」と、体内で消化吸収されず便のカサを増やし腸の蠕動運動を促進する「食物繊維」も、豊富に含んでいます。
また、もやしは豆が発芽したものなので、豆の部分には皮膚や筋肉の原料となる「タンパク質」も含んでいます。
ごま油は調理した後も酸化しにくいのも嬉しいポイント。
それは、リグナン類の抗酸化成分が含まれるため、酸化の原因となる酸化脂質を抑えることができるためです。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
最新記事 by 小野寺 桂子 (全て見る)
- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
にんじんやほうれん草のナムルも同じ時間、温度でできますか?ほうれん草のアク抜きはどうしたらよいですか?
コメントありがとうございます!
にんじんは硬いので同じ時間では難しいと思われ、ほうれん草同様に検証・レシピ化検討させていただきますね。
また、フリーザーバッグの中ではアク抜きができないですが、こちらも解決方法がないか探ってみます!
よろしくお願いいたします。
先日ご質問頂戴しましたこちらの件、検証・レシピ化検討結果を取り急ぎ以下にお伝えさせていただきます。
「もやしのナムル」「にんじんのナムル」は95℃10分、「ほうれん草のナムル」は95℃2分です。(もやしのナムルの設定時間と工程を見直し修正いたしました。今までは95℃13分としておりましたが、10分の方がよりシャキシャキに仕上がり、にんじんと同じ設定時間の方が同時調理しやすいという理由からです。)
3つそれぞれ調理工程が異なりますが(調味料の投入タイミングなど)、設定温度は同じですので同時調理が可能です。
アク抜きに関しては「ほうれん草のアク抜き比較実験」の結果、ほうれん草をBONIQ後に水にさらすことで問題なくできました。
今後、本「もやしのナムル」レシピの改良と、「にんじんのナムル」「ほうれん草のナムル」「低温調理 ほうれん草のアク抜きは可能か?比較実験」の記事をアップ予定ですので、そちらをご参考にしていただけましたら幸いです!
よろしくお願いいたします。