・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
低温調理 × まいたけのタンパク質分解酵素でもっとやわらか。
リッチで淡白な味わいの豚ヒレ肉と濃厚ソースの相性は抜群。
BONIQ設定
63℃
3:00(3時間)※参照:低温調理 加熱時間基準表(豚肉)
材料
☆2人分☆
<BONIQする材料>
・豚ヒレ肉(塊肉/ブロック、厚さ4cm) 400g
・まいたけ 1/2パック
・こしょう 適量
・塩 4g(小さじ約2/3)<舞茸クリームソース>
・ピュアオリーブオイル、または、サラダ油など 大さじ1
・にんにく(みじん切り) 1片
・玉ねぎ(スライス) 50g(中1/4個分)
・まいたけ(スライス) 1/2パック
・ローリエ 1枚
・白ワイン 大さじ1
・生クリーム 100ml
・顆粒コンソメ 小さじ1
・しょうゆ 小さじ1/2
・バター(有塩、または、無塩) 15g
・塩(必要であれば) 適量
・こしょう 適量<仕上げ> ※お好みで
・ピンクペッパー 適量
・パセリなどのハーブ 適量<ほか、調理器具など>
・ラップ
・フライパン
《手順》
材料を準備をする
まいたけは半量をみじん切りにする。
ラップを大きく広げ、中央に豚ヒレを乗せる。
豚ヒレの全面に塩、こしょう、みじん切りにしたまいたけをまぶす。
ラップでしっかり包んで巻き、冷蔵庫で1時間~1日寝かせる。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
63℃ 3:00(3時間)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
耐熱袋に投入〜BONIQに投入する
耐熱袋に豚ヒレを入れる。
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
舞茸クリームソースの具材を準備する
にんにくはみじん切りにする。
玉ねぎはスライスする。
まいたけの残り半量は手で細く裂くか、包丁でスライスする。
舞茸クリームソースを作る
フライパンに油とにんにくを入れて熱し、にんにくの香りを出す。
玉ねぎ、まいたけ、ローリエを加え、しんなりするまで炒める。
白ワイン、生クリーム、コンソメ、しょうゆ、バターを入れ弱火〜中火で2〜3分煮詰める。
塩(必要であれば)、こしょうで味を整える。
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
豚ヒレを2cm幅にカットして皿に盛り付け、上から舞茸クリームソースをかける。
お好みでピンクペッパーを散らし、ハーブを飾って出来上がり。
《作る際のポイント》
材料について、お肉をまいたけでマリネすると、まいたけに含まれるタンパク質分解酵素によってお肉がやわらかくなります。
豚肉に限らず、鶏肉や牛肉でも同様です。
キウイやパイナップルにも含まれるこの酵素は加熱に弱いため、生の状態でお肉にマリネすることでやわらかくなります。
耐熱袋に残った豚肉のドリップはとても美味しいので、ソースを温める際に一緒に入れて再度煮詰めればさらに旨味がアップします。
《作った感想》
今回使用した豚ヒレ肉は100円/100gのお買い得商品でしたが、安いお肉とは思えない程とってもやわらかく仕上がりました。
タンパク質分解酵素を含むまいたけでマリネしたその直後、30分後、1時間後とやわらかさを確認してみましたが、時間が経つにつれやわらかくなっていることが触っただけで分かります。可能であれば1日寝かせることをおすすめします。
ラップから外してカットする際、まいたけがぽろぽろと落ち始めますが、まな板にあふれ落ちたまいたけはソースに加えましょう。
脂の少ない豚ヒレ肉と、濃厚ソースとの相性は抜群です。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
まいたけは他のきのこ類と同様に低カロリーで食物繊維を豊富に含む食材です。
100gあたり20kcal程度のカロリーなので、空腹時にはレシピのまいたけを多めにしてかさましをしても良いでしょう。
食物繊維には、脂質の吸収を抑えたり吸収速度を緩やかにする働きや、便のカサを増やしてスムーズなお通じを促す働き、食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きなどがあります。
また、腸内細菌の餌となり善玉菌を増やす助けにもなります。
食物繊維は消化されない糖類の仲間であることがほとんどなのですが、その中でもまいたけにはβグルカンと呼ばれる構造の食物繊維が含まれています。
βグルカンは腸内の免疫細胞を活発にするといわれており、摂取することで免疫機能を総合的に高めるといわれています。アレルギー予防や改善にも役立つスーパー食物繊維なのです。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
舞茸ソースがとっても美味しい。柔らかく低温調理したヒレ肉によく合う。美味しくいただきました。
コメントありがとうございます!お気に入りいただけて嬉しいです^^
たんぱくながらほんのり甘い豚ヒレによく合いますよね!
舞茸ソース、実はこうして簡単に作れるのでぜひ他のお料理にも活用してみてくださいませ!
めちゃくちゃ美味しいです。ソースはご飯やペンネにかけても美味しいです。ソースは気持ち水分少なめしてもいいかもです。
コメントありがとうございます!お気に入りいただけて嬉しいです^^
ソースは他の料理にも活用できると思いますので、ぜひヘビロテしてくださいね!
質問です。
下味のところにオリーブオイル大1、とありますが、みじん切りしたまいたけを豚ヒレにまぶすところで、オリーブオイルもつけるのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
分かりづらい表記になっており、大変失礼いたしました。
オリーブオイルは工程5のクリームソースを作る際に、最初に使用するものになります。
表記のしかたを訂正させていただきましたので、ご確認いただけましたら幸いでございます。
おいしくできますように!
ありがとうございます。
美味しそうなので、早速作ります!
ご確認、また、早速のご返信ありがとうございます。
淡白な豚ヒレに濃厚な舞茸クリームソースがよく合います。
実は人気の高いこちらのレシピ、お目に留めていただき嬉しいです^^
おいしくできますように!ぜひご感想もお待ちしております。