・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
・レシピ動画
混ぜて投入するだけ!出来たて、なめらか。
お好みの薬味やたれで”味変”を楽しんで。
BONIQ設定
材料
☆1人分☆
<BONIQする材料>
・成分無調整豆乳 150ml
・にがり(100mlあたりのマグネシウム6400mgの商品を使用) 小さじ1/3(1.5g/ 12滴)
※にがりのタイプによって必要量が異なる。詳細は《作る際のポイント》に説明あり。<仕上げ>
・しょうゆ 適量
・小ねぎ(小口切り) 適量
・しょうが(すりおろし) など<ほか、調理器具など>
・蒸し椀(耐熱性、耐水性のあるもの)
・ラップ(蒸し椀のフタがない場合)当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★★★(一食:糖質5g以下) カロリー 73 kcal - 糖質 4.9 g - タンパク質 5.6 g 体重 x 1.2g ~ 1.5g 脂質 3 g - 食物繊維 0.3 g 20 g 以上 カリウム 290 mg 3500 mg 以上 カルシウム 23 mg 650 mg 以上 マグネシウム 39 mg 350 mg 以上 鉄分 1.9 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 0.5 mg 10 mg 以上
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
80℃ 0:25(25分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
※容器の首まで浸かるようにする。下限水位に足りない場合は底上げをする。(鍋:ココットなどの耐熱容器を逆さに置く、コンテナ:ラック・トレーを使用)
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
豆乳とにがりを混ぜる
耐熱容器に豆乳を入れ、にがりを加える。スプーンなどでかき混ぜてフタ(ラップ)をする。
BONIQに投入する
設定温度に達したら容器を湯せんに入れ、低温調理をする。
※容器の首まで湯せんに浸かるようにする。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら容器を取り出す。
温豆腐の場合はそのまま、冷奴の場合は粗熱を取って冷蔵庫で冷やす。
薬味を添え、しょうゆをかけて出来上がり。
《作る際のポイント》
材料のにがりについて、にがりの主成分は「マグネシウム」ですが、これが豆乳を固める成分になります。商品によってマグネシウム含有量が全く異なりますので、にがりの必要量が変わります。
本レシピでは原液タイプのにがり(100mlあたりのマグネシウム6400mg)を使用しましたが、このタイプのにがり(マグネシウム5000mg前後のもの)は豆乳量の1%で固まりますので、多少成分に差があってもレシピ通りできるでしょう。
例えば、1/5に薄めたタイプのにがり(100mlあたりのマグネシウム1000mg)を使用する場合は、レシピの5倍量のにがりが必要ということになります。
商品の栄養成分表示を確認の上、にがりの分量をお決めください。
豆乳は「成分無調整豆乳」を使用してください。「調整豆乳」は糖分やフレーバーが加えられており、豆腐作りには適していません。
従来、木綿豆腐は豆乳ににがりを加えて固め、型に入れて作ります。
型入れして圧縮する前の固まったばかりのものは、やわらかく崩れやすい状態で、その様子から「おぼろ豆腐」と呼ばれます。
おうちで豆腐を作るとなると、従来の方法では器具も手間も多く大変です。温度管理が難しく、にがりを加えた後、混ぜすぎても混ぜなさすぎても失敗します。
BONIQの場合は、ちゃちゃっと混ぜて投入するだけ。混ぜ方も気にすることなく温度管理はおまかせで、とろとろのやわらかいおぼろ豆腐が、いつでも簡単に美味しくできますよ!
《作った感想》
BONIQに出会う前は、簡易的に電子レンジで作っていましたが、固まり過ぎる部分と固まっていない部分ができ、仕上がりがなかなか安定しませんでした。
今はおぼろ豆腐はわが家の食卓にかなりの割合で登場しています。仕上げには「しょうゆ +ごま油」や、「塩 +オリーブオイル」、「バルサミコ +しょうゆ +オリーブオイル」の組み合わせも最高です!
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
無調整豆乳とにがりがあればできる一品。できたてのとろりとしたおぼろ豆腐は絶品ですよね。
大豆を煮詰め繊維を取り除いた豆乳の効果は、大豆の成分に由来します。
特に注目したい成分は大豆イソフラボンと大豆サポニン。
大豆イソフラボンはポリフェノールの一種で、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。エストロゲンは、女性らしい身体をつくる女性ホルモンで、更年期症状の緩和や骨粗鬆症の予防が期待できます。
大豆サポニンは、大豆に含まれる苦味や渋味のもとになる成分です。腸でブドウ糖が脂肪と合体するのを防ぐ脂肪吸収の抑制作用から、肥満防止になるといわれています。
また、抗酸化作用によって体内のコレステロールや中性脂肪が酸化され過酸化脂質になるのを抑制し、動脈硬化などの生活習慣病の予防が期待されています。
豆乳は加工方法によっていくつか種類がありますが、大豆に含まれる栄養やタンパク質を摂取するためには、今回のように無調整タイプを選ぶようにすることがおすすめです。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
レシピ動画もご覧ください
【80℃ 骨粗鬆症を予防◎なめらか おぼろ豆腐】BONIQ設定 - 80℃ 0:25(25分)
ASMR(NO MUSIC)
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
最新記事 by 小野寺 桂子 (全て見る)
- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
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