・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
小学生が考案した、BONIQを使って簡単に作れる低温調理レシピ。
おうち時間を有効活用!BONIQを使って体験しながら学ぶ「食育」。
BONIQ設定
材料
☆2人分☆
・卵(Mサイズ) 3個
・冷凍ミックスベジタブル 50g
・水 大さじ1
・じゃがいも(小) 1個(50g)
・有塩バター 10g ※無塩バターを使用の場合は、塩1つまみを追加する。
・純生クリーム(乳脂肪35%) 大さじ1
・塩 2つまみ
・こしょう 2ふり<仕上げ>
・トマトケチャップ 適量
または、
・オーロラソース 適量 ※マヨネーズとケチャップを3:1で混ぜたもの。<ほか、調理器具など>
・耐熱容器(電子レンジ加熱用)
・ボウル/容器 2個(あく抜き用、卵液を作る用)
・フォーク(卵液を作る用)
・ざる
・巻きす(ラップ、アルミホイルで代用可)
《手順》
じゃがいもの下処理
じゃがいもは芽を取り除いて皮を剥き、約8mm角にカットする。
水を張ったボウルにじゃがいもを浸け、10分程あく抜きをする。ざるにあけて水気を切る。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
77℃ 0:30(30分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
具材を電子レンジにかける
ミックスベジタブルを耐熱容器に入れ、水をふりかけてラップをする。電子レンジ500Wで2分加熱し、ざるにあけて水気を切る。
じゃがいもを耐熱容器に入れ、ラップをする。電子レンジのオート機能(根菜類)もしくは500Wで2分加熱し、完全に火を通す。
有塩バターを耐熱容器に入れ、電子レンジ500Wで30秒加熱し、バターを溶かす。
卵液を作る〜耐熱袋に投入する
ボウルに卵を割り入れ、フォークで白身を切るように溶きほぐす。
塩、こしょう、ミックスベジタブル、じゃがいも、有塩バターを加えて混ぜ合わせる。
耐熱袋に卵液を入れる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
この時、卵液が袋の下に溜まるようにする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
成形する
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。袋のまま巻きすで形を整え、10分程置いておく。
仕上げ
オムレツを取り出し、食べやすい厚さにカットする。
皿に盛り付け、お好みでトマトケチャップやオーロラソース(マヨネーズとケチャップを3:1で混ぜる)を添えて出来上がり。
《作る際のポイント》
手順3、ミックスベジタブルを電子レンジにかける際、にんじんなど水分が少ない野菜は発火することがあります。必ず水をふりかけてラップをし、加熱を行ってください。
手順5、卵液の耐熱袋を湯せんに入れる際は、仕上げに成形しやすいよう袋の底に卵液が溜まるようにして入れてください。
手順6、巻きすがない場合はラップ、アルミホイルで代用できます。その際はしっかり巻いて成形してください。
《作った感想》
休校中の小学校高学年の娘が考案した、BONIQを使って子どもでも作れる簡単おいしいレシピです。
大人が離れていても安全に作ることができることを条件に、まずは「何を作りたいか?」から相談しました。
火を使わず、包丁を使う回数も極力減らし、おいしく栄養のあるもの。女子は見た目にもこだわります!
最初から難しいことに挑戦するよりも、冷凍野菜に頼って簡単なものからスタート。そのうち、冷蔵庫に残った半端な野菜をやりくりして、いろんなアレンジが思い浮かび、料理が楽しくなる・・・!ことを期待して。
今回のレシピ開発を通して、BONIQの仕組み、卵が固まる温度、耐熱袋の中でオムレツや卵焼きができることなどを実際に体験して知ることができ、フライパンで焼くいつもの卵焼きよりもツルツルでふわふわな食感に感動する姿からも、学校の授業では習わないであろうことを多く学べる機会になったのではと思います。
以前は後回しにしがちだった、ただの遊びではない子どもとの「新しいことを体験して、学べる」時間。コロナ禍のまだまだ先が見えず不安な日々ではありますが、このような状況だからこそ、おうち時間を有効活用して、BONIQを使った家庭学習。子どもの成長や喜びにもつながります。
お子さまがいらっしゃる方はぜひ一緒にレシピ相談〜BONIQ体験をしてみてはいかがでしょうか。きっとお子さまとの新発見がたくさんあるはずです。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
卵は「完全栄養食」と呼ばれているほど栄養素が豊富な食材です。タンパク質や脂質、ビタミンだけでなく、鉄分や亜鉛もしっかり摂取することができます。
卵は卵白と卵黄で固まる温度が違います。卵白は60度前後から固まり始め、80℃で完全に固まるのに対し、卵黄は65℃から凝固し始め、75℃以上で完全に固まります。
今回は77℃ということで、卵黄は完全に固めつつ、卵白のふわっとした固まり加減を目指した温度帯だといえます。
作る材料で工夫することも面白いですが、「何度で調理するとどんなかたまり方をするか」を親子で観察しながら低温調理することも面白いですよ。
実験のように料理に触れていると、料理に対するハードルが低く育つかもしれませんね。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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