・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
リクエストレシピ!低温調理で作る、本格カルボナーラスパゲッティ。
簡単なのに失敗なし、濃厚クリーミーなソースがパスタに絡む。
BONIQ設定
材料
☆1人分☆
<BONIQする材料:カルボナーラソース>
・卵黄 2個
・純生クリーム35% 大さじ2
・パルメザンチーズ(粉チーズ) 大さじ3(約20g)
・こしょう 適量<鍋で茹でる材料>
・スパゲッティ(1.6mm、茹で時間7分) 80g
・お湯 1L
・塩 10g(小さじ1と2/3)<フライパンで準備する材料>
・にんにく 1/2片
・ベーコン(ブロック) 25g
・ピュアオリーブオイル 大さじ1/2
・スパゲッティの茹で汁(↑) 大さじ3<仕上げ>
・こしょう 適量 ※粗挽きがおすすめ<ほか、調理器具など>
・鍋(スパゲッティ茹で用)
・フライパン
・ざる
・ヘラ
・ハサミ
《手順》
お湯を沸かす
鍋にお湯を沸かし、塩を入れる。
※スパゲッティはまだ入れない。
具材を準備する
にんにくはみじん切り、ベーコンは1cmの短冊にカットする。
耐熱袋に投入する
耐熱袋に<BONIQする材料:カルボナーラソース>の材料(卵黄、純生クリーム、パルメザンチーズ、こしょう)を加え、袋を揉んで全体が完全に混ざるようにする。
(複数人分作る場合は、ボウルに入れて混ぜるのでも良い。)
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
45℃ 0:07(7分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
BONIQに投入する〜スパゲッティを茹でる
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
同時に、手順1の鍋で沸かしたお湯にスパゲッティを入れる。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
具材を炒める
フライパンにピュアオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火で炒める。
香りが立ってきたらベーコンを入れ、炒める。
スパゲッティの茹で汁を加えたら火を止め、粗熱を取っておく。
※この工程は、湯せんに袋を入れ、スパゲッティをお湯に入れたらすぐに行う。(フライパンが熱い状態だと、仕上げに熱が入り過ぎるため。)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、同時にスパゲッティをざるにあげる。
手順6のフライパンにスパゲッティを加え、絡める。
袋のカルボナーラソースをスパゲッティに絡める。この時、ヘラなどでソースを一角に寄せ、袋の先をハサミで切り落としてソースを絞り出すと良い。
スパゲッティを皿に盛り、こしょうを挽いて出来上がり。
《作る際のポイント》
材料のパルメザンチーズについて、本来パルメザンチーズと言えばイタリアのパルミジャーノ・レッジャーノというハードチーズであり、凝縮した旨味と塩気 が特徴です。日本で一般的に販売されている粉チーズは、イタリアのそれとは違いますが、好きな量だけいつでも使えて便利ですね。
本格派の方はパルミジャーノ・レッジャーノを。ブロックで販売されているのでおろして使う必要がありますが、その味わいは格別です。他にもグラナ・パダーノでも代用できます。
手順5でBONIQの湯せんに袋を入れ、スパゲッティをお湯に入れたらすぐに、手順6に移ってください。
手順7、仕上げは「炒めておいた具材(熱くないフライパン)」+「茹でたて熱々のスパゲッティ」+「温かいカルボナーラソース」でちょうど良い温度になるようになっています。
具材のフライパンは決して熱くない状態で混ぜてください。
カルボナーラソースは袋の中に張り付いて出しにくいので、上の口から出すよりも、袋の角を切って絞り出す方がソースが袋に残りにくいです。
《作った感想》
BONIQユーザーさんからリクエストをいただいたカルボナーラソースのレシピです。
本レシピは「炒めておいた具材(熱くない)」+「茹でたて熱々のスパゲッティ」+「温かいカルボナーラソース」を混ぜるだけでちょうど良い温度になるよう考えました。
通常のカルボナーラスパゲッティは、
1. 「ボウルに卵液を作り、茹でたスパゲッティと炒めた具材を加えて絡める方法」
もしくは
2. 「具材を炒めたフライパンに、茹でたスパゲッティと卵液を入れて余熱で絡める方法」
のいずれかで作ることが多いですが、1の場合は卵の生臭さやチーズが溶けきらないことがあります。冷たいボウルで起こりやすい失敗です。
2の場合はフライパンの火を止めていても余熱で火が入り、卵が固まってしまうことがあります。
特に2は「フライパンの余熱を使う」、という繊細な技術が必要であるため、仕上がりが料理する人の腕によるところがあります。
それを本レシピでは余熱を使わず、混ぜるだけで失敗なくできるよう考えました。
筆者自身、このレシピを開発するにあたり卵液の設定温度や時間の検証、そして進め方に手こずり、4回失敗しましたが。。。
その結果、レシピ通りに行えば、カルボナーラが生卵スパゲッティでもなく、火が入りすぎてダマにならず、大変濃厚クリーミーなカルボナーラスパゲッティに仕上げられます。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
栄養価を見てみると、脂質の量が高いことに気づいたでしょうか。
カルボナーラにはオリーブオイルの他に乳脂肪分が高い生クリーム、チーズなど高脂質な食品が使用されています。
また、卵はヘルシーで高タンパクな食品だというイメージを持っている方も多いはず。しかし、卵黄だけで見ると約1/3が脂質で構成されているのです。
適度な量をたまに食べる分であれば問題ありません。
最近はパスタにもこんにゃくを配合した低糖質なものが開発されていたり、糸こんにゃくを茹でてパスタの代わりにする方法もあります。
カロリーが気になるけれどカルボナーラを食べたい、という人も工夫一つでヘルシーに食べることができますよ。
栄養価的には温野菜のサラダや、フルーツなどを一緒に食べるとビタミンもしっかり補給できます。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
こちらのレシピは大きいフリーザーパックを使えば、例えば4人分つくれますか?
1人分の量を想定しておりますため、4人分の場合は恐らく追加2〜3分ほどの想定になります。
実際に試しておりませんのでご参考までではございますが、上記でお試しいただき、様子を見ていただければと思います!
濃厚クリーミーでとってもおいしいので、ぜひ作ってみてくださいませ!ご感想などもお待ちしております^^
失敗することが多くて、カルボナーラはあまり作らなくなっていましたが、このレシピを見てからはよく作るようになりました。
とてもクリーミーで失敗なく作れます。
いつも2人分作りますが、このレシピのまま材料2倍でおいしく作ることができています。
卵の白身が余ってしまうので、冷凍したり、汁物に入れたりしていますが、卵の白身を多く使うレシピもぜひお待ちしています!
コメントありがとうございます!おぉ、それは嬉しいです!
失敗が続くと食べたくても作る気持ちが削がれてしまいますよね・・
本レシピでまたお楽しみいただけるようになって幸いです^^
卵白のみを使用するレシピはお料理&スイーツで下記がございます。
ぜひお試しくださいませ!
80℃ リカバリー効果◎風味広がる海老しんじょ
https://boniq.jp/recipe/?p=20301
88℃ 糖質オフのココアおから蒸しパン
https://boniq.jp/recipe/?p=18579