・BONIQ設定
・材料
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
道明寺粉の桜餅を巻き込んだ、季節を感じる鶏むねロール。
ほのかに香る桜の香りが絶妙にマッチ。
BONIQ設定
63℃
2:40(2時間40分)※参照:低温調理 加熱時間基準表(鶏肉)
材料
☆2人分☆
<BONIQする材料>
・鶏むね肉 300g(皮なしで280g)
・桜の花の塩漬け 10g
・桜の葉 2枚《餅》
・道明寺粉 50g
・熱湯 75ml
・食紅 少々<仕上げ>
・マヨネーズ 適量<ほか、調理器具など>
・ボウル/容器(餅を作る用)
・キッチンペーパー
・ラップ
・麺棒
《手順》
餅を作る
ボウルに熱湯を入れ、食紅を混ぜて溶かす。
道明寺粉を加えてよく混ぜる。
ラップを被せて10分程置いたら、電子レンジ600Wで3分加熱し、10分程蒸らす。
3等分し、それぞれ棒状の餅に成形する。
桜の下処理をする
桜の花の塩漬けを流水で洗い、水に浸して10分程置く。
水気を絞り、粗いみじん切りにする。
桜の葉はさっと洗い、ペーパーで水気を拭く。
鶏むね肉の下処理をする
鶏むねを観音開きにし、厚みを均一にする。
鶏むねの上にラップを大きく広げ、麺棒などで叩いて伸ばし広げ、均一の厚さ(5mm)になるようにする。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
63℃ 2:40(2時間40分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
成形する
ラップを大きく広げ(30 × 40cm)桜の葉を横に2枚並べて置き、その上に鶏むねを横長になるよう乗せる。
桜の花の塩漬けをまんべんなく散らし、横一列に餅を並べる。
手前からしっかり巻き込み、直径4cmの円柱状にする。
巻き終わりのラップの左右の端をきつくねじって結び、緩まないようにする。
※直径が4cm以上になる場合は「低温調理 加熱時間基準表(鶏肉)」に沿ってBONIQ設定を変更する。
耐熱袋に投入する
耐熱袋に成形した鶏むねを入れる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、ロールチキンをそのまま10分程置いて休ませる。
スライスして皿に盛り、マヨネーズを添えて出来上がり。
《作る際のポイント》
本レシピは桜の花の塩漬けで、塩味と風味を鶏むねに付けています。決して甘くありません。
材料の道明寺粉とは、蒸したもち米を乾燥させて砕いたものです。主に和菓子で使われ、関西の桜餅は、道明寺粉のもちもちとした食感の生地に、あんこを包んで作られます。
通常「鶏むねのチキンロール」や「サラダチキン」など鶏むねを使った料理は「冷製」で食べられることも多いですが、本レシピは「桜餅」を巻いているので冷やすと餅が固くなってしまいます。冷やさずお召し上がりください。また、冷蔵保存していた場合はBONIQで60〜63℃程で温めてからお召し上がりください。
《作った感想》
「甘くない桜餅」を「鶏むね肉」で巻く、という斬新な発想のチキンロールです。
毎年春になると、道明寺粉を使って桜餅を作りますが、その道明寺粉を何かに使えないかと考えました。BONIQでは鶏むね肉が驚くほどしっとりジューシーに仕上がることから、鶏むね肉を使ったメニューは間違いなく人気です。そこで春らしいチキンロールが完成しました。
桜の葉と桜の花塩漬けのみの塩分で、ちょうど程よい塩梅に仕上がります。
ほのかな桜の香りが鼻に抜ける、季節感たっぷりのチキンロール。お花見弁当にもぜひおすすめです。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
コメント