・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
栄養豊富なスーパーフード!
見た目にも鮮やかで、心も身体もテンションアップ!
BONIQ設定
材料
☆4~5人分☆
<BONIQする材料>
・ビーツ(中) 2個(約300g)
・玉ねぎ(中) 1個(約200g)
・じゃがいも(中) 1個(約150g)
・顆粒ブイヨン 1個(1包)
・牛乳 400ml<仕上げ>
・生クリーム 50ml
・塩 2つまみ程
・ピンクペッパー(あれば) 適量
当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★★☆(一食:糖質20g 以下) カロリー 155.1 kcal - 糖質 15 g - タンパク質 4.6 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 7.7 g - 食物繊維 2.4 g 20 g 以上 カリウム 536 mg 3500 mg 以上 カルシウム 110 mg 650 mg 以上 マグネシウム 27 mg 350 mg 以上 鉄分 0.4 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 0.6 mg 10 mg 以上 ※上記はレシピの1/5量の栄養価を計算しています。
《手順》
BONIQをセット
高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。
95℃ 0:45(45分)に設定する。
食材をカット
玉ねぎ、じゃがいも、ビーツはそれぞれ皮をむき、2~3mmほどの粗スライスにする。
フリーザーバッグに投入
フリーザーバッグにスライスした玉ねぎ、じゃがいも、ビーツ、顆粒ブイヨン、牛乳を入れる。
BONIQに投入
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
BONIQ コンテナ、保温ルーフ、保温ジャケット:BONIQ 公式製品サイト(各種アクセサリー)
撹拌する
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらバッグを取り出す。
ミキサーやブレンダーにかけてなめらかにする。
※直接鍋に入れてブレンダーで撹拌しても良いが、ブレンダーによっては滑らかに撹拌できなかったり鍋底を傷つけたりする場合があるので注意。
仕上げ
温製:⑤を鍋へ移し、生クリームを加えて温める。塩で味を整える。
冷製:⑤をボウルに移し、氷に当てて冷やす。冷えたところに生クリームを加える。塩で味を整える。
ピンクペッパー(あれば)を散らして出来上がり。
《作る際のポイント》
ビーツのスープを従来の鍋で作る場合、ビーツを皮ごと茹でた後に皮をむいてから使う、というやり方もあります。その場合、大きさにもよりますがビーツを茹でるだけで1時間近くかかってしまいます。
BONIQでは、ビーツの皮をむいてザクザクスライスし、他の材料とともにバッグに入れて低温調理で簡単。栄養も風味も逃さず、鮮やかなスープの完成です。
手順①、95℃ 30分も試してみましたが、やや繊維が口に残るのが気になりました。45分だとかなり滑らかな仕上がりになります。
ですので手順⑤で濾さなくても良いですが、もし繊維質が気になる場合は濾すとより滑らかになるでしょう。
ビーツの風味が生きたどろっと濃厚な仕上がりになります。お好みでもう少し牛乳を増やしても良いですが、足し過ぎるとビーツの風味が薄れるので、どろりとしているくらいがおすすめです。
《作った感想》
私が若かりし頃に初めて食べたビーツは缶詰でした。それは正直あまり美味しいものではなく、なにか水っぽくてぶにょっとしていて、あんまり味が無いのにクセだけはしっかりある(当時のものです、ごめんなさい)。
そこからビーツは遠ざかったのですが、ロンドンやパリにいた頃に食べたフレッシュのビーツのサラダやスープ、、、美味しくて本当にびっくりしました。
そして今では日本でもフレッシュのビーツがスーパーでも売られているのを見かけるようになりました。
見た目のビビッドさとは違い、自然な優しい甘みとマイルドな味わいで、我が家では子供たちも大好きです。
栄養豊富で見た目にも鮮やか、心も身体もテンションアップできるこれぞ本当のスーパーフードと思います。
BONIQ栄養士による栄養アドバイス
ビーツは近年「スーパーフード」として注目されている栄養価が高い野菜です。
栄養価は100gあたりエネルギーが41kcal、たんぱく質が1.6g、脂質が0.1g、糖質が6.6g、食物繊維が2.7gです。
ビーツは根の部分を食べる野菜として認識されていますが、新鮮で葉っぱ付きで売られている場合は葉も食べましょう。少し繊維質ではありますが、ほうれん草の親戚の野菜なので葉はほうれん草と同じような味がします。胡麻和えやサラダ、お浸し、スープなどに使うことができ、栄養価も高いですよ。
ビーツの特筆すべき栄養素は葉酸です。100g中に110μgと多く含まれています。
葉酸は赤血球の生産を助ける働きを持ち、貧血の予防に役立つ栄養素です。細胞の生合成も助けることから成長期のお子さんや妊娠初期の胎児に重要な栄養素です。
また、髪の毛の成長を促したり、つやを保つ働きも持つことから、美容にも欠かせない栄養素と言えます。
ただし、葉酸は水に溶けやすいという性質も持っているため茹でると一部が水に流れ出てしまいます。熱への安定性もないため、高温での調理は栄養価を減らしてしまうことになります。
低温調理なら茹でることなく、また必要以上の熱を加えることもなく、栄養素を丸ごと摂取できますね。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
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