・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
さつまいもとバニラアイスで作る、スイートポテト。
簡単なのに本格的、パーティーにもおすすめ◎
BONIQ設定
材料
☆耐熱皿(22cm×14cm× 4cm)1台分☆
<BONIQする材料>
・さつまいも 450g(剥くと約400g)
・塩 1つまみ・バニラアイス 200g
・無塩、または、有塩バター(耐熱皿に塗る用) 適量
・卵黄(つや出し用) 1/2個分
・さつまいもの皮(↑) 適量 ※飾り用。なくても可。<仕上げ> ※お好みで
・ミントの葉 適量
・粉糖 適量<ほか、調理器具など>
・ボウル
・ざる
・フードプロセッサー
・耐熱皿
・ハケ
・トースター、または、オーブン
《手順》
さつまいもの下処理をする
さつまいもの皮を剥いて1.5cmの半月切りにし、ボウルに入れて10分水にさらす。
さつまいもの皮を飾りにする場合は、少量取っておく。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
80℃ 1:00(1時間)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
耐熱袋に投入する
ざるにあげて水気を切る。
耐熱袋にさつまいもと塩を入れ、なるべく重ならないように広げる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
再度BONIQをセットする
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋は取り出さず、そのまま再度95℃ 0:15(15分)にセットし、低温調理を続ける。
攪拌する
再度BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
さつまいもが熱いうちにバニラアイスと共にフードプロセッサーに入れ、なめらかなペーストになるまで攪拌する。
耐熱皿に入れる
耐熱皿の底と側面にバターを塗り、さつまいものペーストを敷き詰め表面をならす。 ハケで卵黄を表面に塗る。 お好みでさつまいもの皮を細切りにして散らす。
仕上げ
トースター、または、オーブン(220℃)で5〜6分焼き、表面に焼き色を付ける。 お好みで粉糖を振り、ミントの葉を添えて出来上がり。
《作る際のポイント》
さつまいものアクは、体に害を及ぼすものではないので必ず抜かなければならないものではありませんが、切ると変色しやすいため、アク抜きをしています。
BONIQ設定について、本レシピでは2つの温度帯でさつまいもを低温調理します。さつまいもに含まれる消化酵素が70~80℃の加熱によって甘味成分である麦芽糖を生成し、さらに最後に温度を95℃に上げてさつまいものセルロース(細胞壁)を壊すことで、甘みを感じやすくなります。
詳しくは「80℃ 1番美味しいのは?さつまいも 比較実験」をご参照ください。
《作った感想》
さつまいも、バニラアイス、たまごで簡単!
あとはほぼ家にある物で、本格的なスイートポテトが作れます。
80℃ 1時間が終了した時点で一度味見をしましたが、すでに潰せる位柔らかく甘さも感じました。
更に加熱しセルロースの破壊を起こすことで、格段に甘みレベルがアップします。
大量に仕込みをして、さつまいもサラダやコロッケの種、さつまいもペースト(スイーツ材料)等、色々なお料理の下ごしらえとして使えて便利!冷凍の作り置きも可能です。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
さつまいもは、糖質が多い野菜でダイエット中にはあまり進んで食べたくはない野菜の一つかもしれませんね。
BONIQの低温調理で甘味がぐんと増し、スイーツのように食べることができます。
しかし、さつまいもはダイエット中の甘い誘惑に打ち勝つための強い味方にもなります。
さつまいもは100gあたり132kcal。糖質は29.5g、タンパク質は1.2g含みます。
減量中は甘いものを控えることが多く、甘党の人にはストレスがたまりますよね。そんな時には天然の甘さを持ったさつまいもを摂取すると、満足感が得られやすく栄養価的にも優れています。
さつまいも100g中に食物繊維を2.3g含みます。食物繊維はお通じを良くしてくれる働きがあり、さつまいもは一度にたくさんの量が食べられることから食物繊維もしっかり摂取することができます。
また、さつまいもはビタミンCを29mg含みます。ビタミンCは、肉や魚中心の生活に不足しがちなビタミンです。ビタミンCは免疫力を高めたり、疲労回復を早める働きがあります。
ビタミンCは熱に非常に弱いビタミンなのですが、さつまいもに含まれているビタミンCはでんぷん質に守られていて壊れにくいのが特徴です。
そして、意外に思われるかもしれませんがさつまいもにはカルシウムもそこそこ多く含まれているのです。
100g中40mgと牛乳の1/3程度ですが、さつまいもはおやつや食事に取り入れやすくカルシウム補給のためにさつまいものスイーツを食べることも良いかと思います。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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