・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
おうちバレンタインにおすすめ、自宅で楽しむバレンタインご飯!
かわいいハート型のハンバーグに旨みたっぷりのきのこトマトソースを添えて。
BONIQの低温調理なら焼き過ぎや生焼けの失敗もなし。
低温調理ならではの味わい×同時調理技でバレンタイン料理もスマートにおいしく。
BONIQ設定
65℃
1:10(1時間10分)※参照:低温調理 加熱時間基準表(豚肉)
材料
☆ハートのハンバーグ 8個分(約60g/個)☆
<BONIQする材料1:ハンバーグ>
・合い挽き肉 350g
・塩 3.5g(肉の重量の1%)
・玉ねぎ(中) 1/2個(約100g)
・サラダ油(玉ねぎを炒める用) 大さじ1/2
・乾燥パン粉 1/2カップ(100g)
※生パン粉を使う場合は3/4カップ。
・溶き卵 1個分
・牛乳 大さじ4(60ml)・ナツメグ 少々
・こしょう 適量・サラダ油(ハンバーグを焼く用) 大さじ1/2
<BONIQする材料2:きのこトマトソース(作りやすい分量)>
・「カゴメ 基本のトマトソース」 1パック
※詳しくは《作る際のポイント》に説明あり。
・しめじ 1パック
・まいたけ 1パック
・しいたけ 4個
・塩 小さじ1/2
・こしょう 適量<お好みで付け合わせ、飾り>
・野菜のソテー(じゃがいも、アスパラガスなど) 適量
・パセリ
・ピンクペッパー
・生クリーム<ほか、調理器具など>
・ハートの抜き型(ここでは直径6.5cm、高さ1.5cmのハート型を使用。)
※ない場合、手で成型しても可。
《手順》
材料を準備する
玉ねぎは、みじん切りにする。
フライパンに油を熱し、弱火で玉ねぎを透き通るまで炒める。
炒め終わったら、バットなどに移し冷ましておく。
タネを作る
ボウルに合い挽き肉、塩を入れ、粘り気が出るまでよく練る。
パン粉、牛乳、溶き卵、冷ました玉ねぎ、ナツメグ、こしょうを加えてさらにこねる。
ハンバーグのタネを成型&寝かせる(1時間〜)
タネを8等分(60〜65g/個)にし、両手でキャッチボールするように空気を抜く。
<ハートの抜き型を使う場合>
バットに抜き型を置き、タネを入れて成型する。
<手で成形する場合>
手のひらの上でタネで三角を作り、上部をへこませてハート型を作る。
深くへこませた方が、焼いた時にきれいなハート型になる。
成形後、表面をなめらかに整え、タネの厚みが1.5cmになるようにする。
冷蔵庫で最低1時間寝かせる。
きのこトマトソースの準備~耐熱袋に投入する
しめじは石づきを切り落としてほぐし、まいたけもほぐす。
しいたけは石づきの固い部分のみ切り落とし、スライスする。
耐熱袋に<BONIQする材料2:きのこトマトソース>の材料を全てを入れ、袋の上から揉んで混ぜ合わせる。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
65℃ 1:10(1時間10分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
ハンバーグの表面を焼く~耐熱袋に投入する
フライパンに油をひいて熱し、中火で2分程ハンバーグを焼く。
裏面に焼き色が付いて周辺が薄茶色になったらそっとひっくり返し、反対の面も焼き色がつくまで2〜3分焼く。
ハンバーグの表面が焼き固まったらバットに取り出す。(表面を焼いたハンバーグは2cm程に膨らむ。)
※ハンバーグ(表面を焼いた後)の厚みが2cmより厚くなる場合は「低温調理 加熱時間基準表(豚肉)」に従ってBONIQ設定を変更する。
粗熱が取れたら耐熱袋にハンバーグを入れる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
皿にハンバーグを盛り付け、きのこトマトソースをかけるか、別皿に添える。
お好みでソースに生クリームを回しかける。
付け合わせに野菜のソテーやバゲット添えて、出来上がり。
《作る際のポイント》
BONIQ設定について、厚さ1.5cmに成形したハンバーグを焼くと少し膨らんで2cm程になります。加熱温度、加熱時間は、「低温調理 加熱時間基準表(豚肉)」に従って、BONIQ投入時の厚みに応じて設定しています。
本レシピでは合い挽き肉(牛肉+豚肉)を使用しているため、「温度:65℃、厚み:2cm」=「1:10(1時間10分)」となります。
BONIQ投入時の厚みが2cm以上になる場合は、「低温調理 加熱時間基準表」に従ってBONIQ設定を変更してください。
ハンバーグをソースと一緒に耐熱袋に入れて低温調理をする方法もありますが、そうすると盛り付けた際にハンバーグのハートの形が見えづらくなってしまいます。
今回はバレンタイン料理の"ハート映え"を意識して、ハンバーグとソースは別にして低温調理するようにしています。
材料のトマトソースについて、レシピで使用した「カゴメ 基本のトマトソース」はたまねぎやにんにくが入っており、味も付いてトマトソースとして完成されたものです。そこにきのこの旨味を追加するだけで、深みのあるソースとなります。
他のメーカーでも味付けされた「基本のトマトソース」が販売されていますので、代用できるでしょう。(仕上がりは異なる可能性があります。)
味付けされていないカットトマト缶だと、そのままでは水っぽくなってしまいますので代用できません。
あらかじめきのこをソテーしてから低温調理をすると、きのこの香ばしさや旨みがアップしてソースにもよく馴染みます。
きのこトマトソースは作りやすい分量であるため、ソースが多めになっています。
手順7、BONIQ投入時、湯せんの鍋のサイズが小さいとハンバーグが型崩れしてしまうことがあります。大きいサイズの鍋やコンテナを使用すると良いでしょう。
また、生のきのこをほぐしたものは耐熱袋の中で空気を多く含むので、湯せんに浸けると浮いてきてしまいます。袋の口を開けて沈めながら空気を抜いて口を閉じ、耐熱性の重い物を上から入れて浮かないようにします。数分した頃に袋の口付近に溜まった空気を再び抜くと沈みやすくなります。(参照:記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
《作った感想》
自宅で楽しむバレンタインご飯。
バレンタインに作ってあげたい&作ってもらいたい手料理といえば、ハンバーグは欠かせません。
ハートの形で見た目も可愛く、ハンバーグもソースも美味しく、料理が苦手な方でも失敗なく簡単に作れます。お弁当にもおすすめですよ。
きのこトマトソースは我が家の定番で、いつも多めに作ります。
ベーコンを足してピザトーストやパスタソースに活用できて便利です。
バレンタインスイーツもぜひ、BONIQの低温調理で。BONIQではたくさんの低温調理スイーツレシピをご紹介しています。
「低温調理レシピ>スイーツカテゴリ」より気になるレシピを見つけてくださいね。きっと、喜んでもらえる手作りスイーツが見つかります!
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
今回ハンバーグに使用したひき肉は牛と豚の合い挽き肉です。豚肉、牛肉は必須アミノ酸を豊富に含み、吸収効率にも優れた良質のタンパク質源です。また、ビタミンB1、B2、パントテン酸を多く含みます。牛肉は鉄やナイアシンを多く含むお肉です。
ビタミンB1は炭水化物(糖質)をスムーズにエネルギーに変換させるために必要な栄養素です。ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸と共に皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。糖質の摂取量が多い人はより多くのビタミンB1を必要とします。ビタミンB1は不足すると脚気や、むくみを起こしやすなります。
ビタミンB2は糖質、脂質、タンパク質すべての代謝にかかわり、特に脂質をエネルギーに変換するために働きます。皮膚や粘膜、髪、爪の健康を守ったり、発育促進に欠かせない栄養素です。不足すると口内炎や角膜炎、皮膚炎をおこしやすくなります。
パントテン酸は善玉コレステロールを増やしたり、ホルモンや免疫力の向上に役立つ栄養素です。不足すると皮膚炎や副腎障害などを起こしやすくなります。
鉄は言わずと知れた貧血を防ぐ栄養素です。鉄が不足すると全身への酸素運搬が滞り、酸素が欠乏することで貧血を起こします。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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