・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
離乳食のポイントを解説しています。ぜひ「BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス」もご覧ください。
いずれの食材(離乳食)も赤ちゃんの様子や離乳食の進み具合を見ながら、少量ずつ取り入れていきます。
初めて食べる食材は1日1種類にし、必ず耳かき1杯程度から、平日の午前中に食べさせるようにしましょう。
(アレルギーが何かを見定めたり、万が一何かあった場合に、すぐに病院に駆けつけられるようにするため。)
BONIQの低温調理で離乳食作り。
第1弾は主食であるおもゆ(お粥のうわずみ)、10倍・7倍・5倍がゆ、軟飯の低温調理レシピ。BONIQなら、簡単・火を使わない・ほったらかしの自動調理・素材の栄養も逃さない!
多種類の離乳食メニューを一気に同時調理することも可能なBONIQは、ママやパパの強い味方。BONIQ設定
95℃
1:00(1時間)材料
<10倍がゆ ☆出来上がり量 150g☆>
・米 大さじ1
・水 大さじ9(135ml)<7倍がゆ ☆出来上がり量 105g☆>
・米 大さじ1
・水 大さじ6(90ml)<5倍がゆ ☆出来上がり量 75g☆>
・米 大さじ1
・水 大さじ4(60ml)<軟飯 ☆出来上がり量 157g☆>
・米 大さじ3
・水 大さじ7と1/2(112ml)※一食分の分量について、詳細は《作る際のポイント》にあり。
<ほか、調理器具など>
・ザル
・ミキサー、または、すり鉢 ※必要ならば一食あたりの栄養素
栄養素 カロリー 4 kcal 糖質 0.8 g タンパク質 0.1 g 脂質 0 g 食物繊維 0 g カリウム 1 mg カルシウム 0 mg マグネシウム 0 mg 鉄分 0 mg 亜鉛 0 mg 塩分 0 g ※本レシピの5倍がゆ 小さじ1あたりの栄養価を計算しています。
《手順》

米を洗う~耐熱袋に投入する
米をザルに入れて洗う。
耐熱袋に、作るおかゆの分量の水と米を入れる。
※次の工程でBONIQをセットし、湯せんが(水から始めて)95℃に達するまでの時間(約30分)を利用して浸水を行うので、ここで浸水する必要はない。
※ただし、湯せんが既に熱い場合(他の料理などで既にBONIQが稼働していた場合)は米の浸水の時間が足りないので、ここで袋をそのまま30分おき、浸水させる。
BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら




低温調理器 BONIQをセット〜投入する
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
95℃ 1:00(1時間)に設定する。
設定したらすぐ、温度が上がる前に袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※湯せんが既に熱い場合(他の料理などで既にBONIQが稼働していた場合)は、BONIQが設定温度に達したら「30分浸水させた米」を入れる。
<BONIQセット時>
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
<BONIQ投入時>
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
・鍋:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
・鍋:ラップを使用する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら


仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、粗熱を取る。
皿に盛り付けて出来上がり。
すぐに食べない場合は袋を取り出したら、袋ごと氷水に浸けて急冷し、必要に応じて小分けにして冷蔵・冷凍庫へ。
月齢に合わせて、すりつぶしたりミキサーにかけてなめらかにしても良い。







《作る際のポイント》
通常、おかゆを炊飯器や鍋で炊くと蒸発して水分が減ってしまいますが、BONIQの低温調理では袋の中で調理するため水分が減ることはありません。そのため、炊飯器や鍋で作るレシピよりも水の量が少なくなっています。
おかゆはご飯を水に浸す時間が必要なレシピも多くありますが、BONIQを使用して水の状態から食材を入れることで、浸水しながらおかゆを炊くことができます。
軟飯は「米 大さじ1」の分量で作ると、少量過ぎて一食分になりません。都合に合わせて、最小でも「米 大さじ3~」で作ることをおすすめします。
5倍がゆ、軟飯になると硬さが出てくるので、耐熱袋に入れたまま小分けをすることができます。袋の上から箸などで押さえて筋をつけ、分けて冷凍しておくことも可能です。
追記:
訂正)BONIQ設定 95℃ 20分→ 95℃ 1時間
お米が芯まで柔らかくなり、米粒を十分歯茎で十分潰せるよう、設定時間を変更いたしました。
《作った感想》
2022年に出産した私。普段から低温調理に助けられながら家族の食事の用意をしてきましたが、ふと「BONIQで離乳食も作れないか?」と思いチャレンジしてみました。
実際、BONIQで離乳食づくりをしていると感じたのが「材料を用意して待つだけでできるので安全。待ち時間で子どもと遊べる」「素材の栄養を逃さずに調理できる!」ということ。
鍋でおかゆを作ると目が離せず、時間がかかるため他の食事の用意もできないということも頻繁にありました。
しかし、BONIQでおかゆをつくってみると食材をセットするだけで放ったらかしにできるため、同時に大人の食事の用意ができたり、子どもと遊ぶ余裕ができたりと時間の余裕ができました。
10倍がゆ、7倍がゆの初期は滑らかな口当たりになるようにすり鉢でペースト状にしましたが、少し慣れてくると袋のまま手で揉んだり、麺棒を転がして粒を小さくして食べさせることができました。
冷凍の作り置き離乳食を用意する際も、複数の離乳食メニューをセットすることで同時調理も行えます。
BONIQでの離乳食スタートはいいことづくめ!BONIQはママ、パパ、そしてプレママにもぜひお伝えしたい調理器具と言えます。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
赤ちゃんにとって、離乳食は食べ物を食べるためのトレーニングです。赤ちゃんによっては離乳食をあまり食べたがらないこともありますが、練習だと思ってそれぞれのペースを見守ってあげましょう。離乳食完了までに約1年間でいろいろな食材が食べられるようにトレーニングをすることで、アレルギーを起こしにくくなります。
離乳食は5ヶ月過ぎから始めるのが一般的です。首が座って食べ物に興味を持ち始めていたら開始してみてください。食べる時間帯は朝の授乳後、お腹が空いたころが良いです。離乳食を食べた後に授乳をしてあげましょう。
始めは10倍がゆのうわずみである「おもゆ」を口に入れてみてごっくんできるかの様子を見ます。最初の1週間は10倍がゆを滑らかにすりつぶしたものを小さじ1(5ml)程度から小さじ3へと増やしていきます。赤ちゃんがおかゆに慣れてきたらゆでたじゃがいもをすりつぶし、1さじプラスしてみてください。
おかゆは5~6ヶ月児は10倍がゆ、7~8ヶ月児は7倍がゆ、9~11ヶ月児は5倍がゆ(全粥)、1歳からは軟飯をあげるイメージです。
ご飯も野菜ペーストも同様ですが、いきなり水の量を減らすのではなく、徐々に水の量を少なくすることでスムーズな離乳食が進んでいきます。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防


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