・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
・レシピ動画
煮くずれの心配なし!
少ない調味料だけで簡単、入れるだけ。
お出汁が染み込んだ、ほくほくかぼちゃの煮つけ!
BONIQ設定
材料
☆3〜4人分☆
・かぼちゃ 1/4個(種付き400g→種除くと350g)
・だし汁 大さじ4(水 大さじ4、顆粒和風だし 小さじ1/2)
・しょうゆ 大さじ1
・みりん(煮切り) 大さじ1<ほか、調理器具など>
・スプーン(種取り用)
・耐熱容器(アルコールを煮切る用)
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
85℃ 0:50(50分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
かぼちゃの下処理をする
かぼちゃはスプーンで種を取り除く。
ところどころ皮を剥き、3cm角にカットする。
耐熱袋に投入する
耐熱容器にみりんを入れ、電子レンジに600Wで30秒かけ、沸騰させてアルコールを煮切る。
耐熱袋にかぼちゃ、だし汁、しょうゆ、みりんを入れる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
煮汁ごと器に盛り付けて、出来上がり。
《作る際のポイント》
手順2、出来立てですぐに煮汁が染み込んでいるようにかぼちゃの皮を剥いていますが、すぐに食べず保存する場合(煮汁が染み込む時間がある場合)はかぼちゃの皮を剥かなくてもかまいません。
BONIQ設定の「85℃ 50分」はかぼちゃ本来の甘みを引き出し、煮崩れの心配もなく、仕上がりですぐに煮汁が染みて美味しく食べられる設定になっています。
もう少し短時間で仕上げたい場合や、他と同時調理する場合は「93℃ 25分」「95℃ 20分」なども調理可能です。
《作った感想》
かぼちゃの煮付けは従来の鍋で煮る方法だと、火加減と煮汁の分量が大切です。強すぎると煮崩れるし、煮汁が多すぎると水っぽくなってしまいます。
BONIQでは、かぼちゃも調味料も全部耐熱袋に入れて低温調理するだけ。煮崩れの心配なしに、仕上がりすぐに煮汁が染み込んだ、ほくほくのかぼちゃの煮付けが完成。
煮物が苦手、という方にもまず最初に作っていただきたい一品です。
日々のおかずはもちろん、お弁当の作り置きにもぜひご活用ください。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
エネルギーに対して、タンパク質10%と低め、脂質2%と低め、炭水化物85%と高めというバランスとなっています。
かぼちゃには、β-カロテンをはじめとしたビタミンが豊富に含まれており、緑黄色野菜の代表的な野菜の一つです。
β-カロテンは、ビタミンAに変換され、体内の粘膜や皮膚の健康を保つ働きがあります。かぼちゃを食べると風邪を引かないといわれているのは、この働きによるものです。また、活性酸素から体を守る抗酸化作用や免疫力をアップする働きがあるともいわれています。β-カロテンは、実の部分よりも皮に多く含まれているため、皮も一緒に食べるのが良いでしょう。
皮膚を作るためのコラーゲン生成に欠かせないビタミンCや血行促進作用のあるビタミンEといった抗酸化成分も豊富に含まれています。
かぼちゃに含まれるビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変換するために必要な栄養素です。効率よく代謝を行うサポートをしてくれます。
ビタミンB2も同様に炭水化物の代謝をサポートしてくれ、さらにタンパク質・脂質の代謝も助けます。
皮膚や粘膜の健康にも関与しており、肌荒れを防いでくれることから、別名「美容のビタミン」と呼ばれています。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
レシピ動画もご覧ください
【85℃ 基本の低温調理 かぼちゃの煮付け】
※訂正「BONIQ設定」:概要欄内の【BONIQ設定】をご確認ください。
ASMR(NO MUSIC)
※訂正「BONIQ設定」:概要欄内の【BONIQ設定】をご確認ください。
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
最新記事 by 小野寺 桂子 (全て見る)
- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
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