・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
体がほっこりしたい時に。栄養たっぷりのお粥で癒しを♪
シンプルな味付けなのに、奥深く優しい味に仕上がります。
BONIQ設定
95℃
2:00(2時間)~6:00(6時間)※設定時間については《作る際のポイント》に詳細あり。
材料
☆2~3人分☆
<BONIQする材料>
・手羽元 3本(約180g)
・塩 小さじ1/2
・こしょう 適量
・米 1/2カップ(100ml)
・しょうが 1片
・水 3カップ(600ml)
・昆布 10cm分
・長ねぎの青い部分 1本分<添える野菜・薬味>※お好みで
・チンゲンサイ(茹で) 1束
・塩(チンゲンサイ塩茹で用) 適量
・長ねぎ(みじん切り) 適量
・クコの実 適量<仕上げの調味料>※お好みで
・塩(必要であれば) 適量
・ごま油 適量<ほか、調理器具など>
・鍋(手羽元を茹でる用)
・氷
《手順》
具材の準備をする
手羽元の両面に塩、こしょうをまぶして冷蔵庫で30分程置く。
しょうがは千切りにする。
米はさっと研ぎ、ざるに上げておく。
鍋で火にかける
鍋に水、昆布、しょうが、ねぎ、手羽元を入れて火にかける。
沸いたらアクを取り、火を止める。
鍋ごと冷水に浸け、粗熱を取る。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
95℃ 2:00(2時間)〜6:00(6時間)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
耐熱袋に投入する
耐熱袋に<BONIQする材料>を全て入れる。その際、ボウルなどに袋をかぶせて入れ、手順2の鍋の煮汁を入れるとこぼれたりしない。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
仕上げの具材を準備する
チンゲンサイを塩茹でにし、水気を切って1cm幅にカットしておく。
長ねぎはみじん切りにする。
クコの実は水で戻しておく。
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
味を見て必要ならば塩で調整し、混ぜる。
粥を器に盛り、お好みでごま油、ねぎのみじん切り、茹でチンゲンサイ、クコの実などを添えて出来上がり。
《作る際のポイント》
BONIQ設定時間について、時間がない場合は1時間でも調理可能ですが、手羽元の身が骨からするりと離れるほどやわらかくはなりません。
2時間程で身離れがよくなり、6時間じっくり低温調理することでコラーゲンがたっぷり出たお粥になります。
手順2、鍋の粗熱を取る際はそのまま放置せず、鍋ごと冷却してその後すぐに低温調理を行ってください。鶏肉の中は生ですので生肉を常温に放置すると食中毒のリスクが高まります。
《作った感想》
胃腸の調子が悪い時や食欲が無い時は、消化の良い食事が良いですね。そんな時におすすめなのがお粥です。
本レシピでは顆粒の鶏ガラスープなどを使わず、手羽元から出た出汁と昆布、塩、こしょう、しょうがだけの味付けで優しい味に仕上がっています。
体も心もほっこりしたい時に。栄養たっぷりの食事で癒してくださいね。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
エネルギーに対して、タンパク質18%、脂質22%、炭水化物56%と全て適正なバランスです。
手羽元1本あたりタンパク質7g、脂質5g、糖質0gを参考に、お好みや目的に合わせて召し上がる本数を調整してください。
手羽元の栄養といえばコラーゲンが豊富に含まれています。
コラーゲンは身体を構成するタンパク質の1/3を占め、細胞と細胞を結びつける働きがあるため、肌や骨、目、血管に弾力や伸縮性を与えて丈夫にします。
また、肌や目に潤いを与えるビタミンAも含んでいます。日頃の補給としても良いですが、紫外線によって肌のコラーゲンが壊れてしまうので、紫外線をたっぷり浴びた日のケアにもおすすめです。
他にはナイアシンやパントテン酸が豊富に含まれています。どちらも代謝をサポートするのに必要なビタミンです。ナイアシンはアルコールの分解や血行を良くする働き、パントテン酸は抗ストレスのビタミンで副腎のストレスに対抗するホルモンの合成に働きます。
お粥として火にかけることで、これらの成分が溶け出ても栄養を逃がさずに摂取することができます。
手羽元は出汁がよく出るため、シンプルなお粥にもコクが出て、旨みと栄養どちらも満点の一品です。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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