・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
竹皮の香りで美味しさが引き立つ、趣あふれる栗入りようかん。
米粉使用でもっちり食感&グルテンフリーの低温調理和菓子。BONIQ設定
95℃
0:40(40分)材料
☆1本分☆
・こしあん 150g
・米粉 20g
・栗の甘露煮 4~5個
・ぬるま湯(あんをやわらかくする用) 5g
・ぬるま湯(竹皮を浸す用) 竹皮がかぶるくらいの量<ほか、調理器具など>
・竹皮 1枚(約15cm幅のものを使用)
・つまようじ 1本
・バット当レシピの栄養素
栄養素(1食分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ☆☆☆(一食:糖質41g 以上) カロリー 227.2 kcal - 糖質 51 g - タンパク質 3.8 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 0.3 g - 食物繊維 0.9 g 20 g 以上 カリウム 46 mg 3500 mg 以上 カルシウム 24 mg 650 mg 以上 マグネシウム 13 mg 350 mg 以上 鉄分 1 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 0.4 mg 10 mg 以上 塩分 0 g - ※上記はレシピの1/3量の栄養価を計算しています。
《手順》
竹皮の準備をする
竹皮はバットに入れ、ぬるま湯を加えて30分浸し、やわらかくする。
水気を拭き取り、つまようじなどを使って両サイドを8mm幅に裂き、繊維に沿って引いて竹ひもを2本作る。
あんを作る
ボウルにこしあんと米粉を入れ、練り混ぜる。
ぬるま湯を加え、混ぜ合わせる。
※あんの硬さによってぬるま湯の量を調整する。(あんの柔らかさの目安は、柔らかめのハンバーグのタネくらいの状態)
栗の甘露煮は4分割にし、あんに混ぜる。(割らずに丸ごとでも可)
竹皮で包む
竹皮を広げ、中央にあん(横長に成形)を乗せ、竹皮を上下左右に折ってあんを包む。
竹ひもを巻き付け、形を整える。(画像参照)
バッグに投入する
低温調理用バッグにようかんを入れる。
低温調理用バッグ(BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」):https://boniq.jp/recipe/BONIBAG_Recipe
BONIQをセットする
高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、上限水位最大の水量を用意する。
95℃ 0:40(40分)に設定する。
BONIQに投入する
BONIQが設定温度に達したらバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理する。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
低温調理用バッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
BONIQ コンテナ、保温ルーフ、保温ジャケット:BONIQ 公式製品サイト(各種アクセサリー)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらバッグを取り出し、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れてしっかり冷やす。
竹皮ごと食べやすい厚さにカットして、出来上がり。
《作る際のポイント》
材料のこしあんについて、小豆・砂糖・(塩)のみでできたこしあんをお使いください。寒天入りのこしあんを使用すると仕上がりが柔らかくなってしまうため、本レシピの分量ではできない可能性があります。
栗の甘露煮の量や大きさは、お好みで調整してください。
竹皮はネット通販などで購入可能です。本レシピでは約15cm幅の大きいサイズのものを使用しています。
手順1、竹皮は乾いた状態で使用すると割れてしまうため、ぬるま湯で柔らかくしてからお使いください。
手順2、あんの硬さは商品によって違いがあるため、必要に応じてぬるま湯の量を調整してください。
手順3、ようかんは竹ひもで結ばなくても低温調理は可能ですが、竹ひもで結ぶと形が崩れずプレゼントにもおすすめです。
手順7、ようかんはしっかり冷やした方がカットがしやすく形もきれいに仕上がり、美味しくいただけます。
《作った感想》
竹皮がふんわり香り、見た目にも趣あふれる栗入りようかんができました。
材料を混ぜ、竹皮で包みBONIQするだけ!簡単に作れる低温調理和菓子です。
竹皮のままカットすることができ、皮を剥いてパクッと食べられる手軽さなので、おもてなしやお土産にもおすすめです◎
「栗蒸しようかん」の原材料の多くに「小麦」が使用されますが、本レシピでは米粉を使用することにより、グルテンフリーでもっちりした食感が楽しめます。
蒸し器の準備も不要で、95℃のその他のメニューと同時調理が可能です。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
羊羹に使用したこしあん(練りあん)の栄養価は100gあたり255kcal、タンパク質は5.6g、脂質は0.3g、炭水化物は58.8g含まれています。
こしあんには鉄が100g中に1.6mg含まれています。鉄は赤血球を作るのに必要なミネラルです。不足すると貧血を起こして、めまいや立ちくらみなど疲れやすくなります。
鉄には2種類あり、赤身の肉、貝類、小魚などに多く含まれる「ヘム鉄」と、植物性食品や乳製品、卵に多く含まれる「非ヘム鉄」に分けられます。その違いは吸収力で、ヘム鉄に比べて非ヘム鉄は吸収力が低いですが、ビタミンCと一緒に摂取すると高くなります。小豆に含まれる鉄分は非ヘム鉄なので、ビタミンCが含まれる食材と一緒に食べることを意識しましょう。
また、こしあん100g中に3.9gもの食物繊維が含まれています。あんこには砂糖はしっかり使われていますが、甘味と食べ応えの割に満足感や満腹感が得られますよね。その理由として、食物繊維の多さが挙げられます。食物繊維が多く含まれている食品は消化に時間がかかり腸内をゆっくり移動することから腹持ちが良いのです。
鉄も食物繊維も現代人に不足しがちな栄養素です。スイーツから摂取できるのであれば不足知らずかも!
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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