・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
寒い季節にぴったりな、豚ばら肉のどて煮。
豚ばら肉 × 赤みその相性が抜群◎BONIQ設定
88℃
5:00(5時間)材料
☆4人分☆
<BONIQする材料>
・豚ばら肉(塊肉/ブロック) 450g(厚さ4cm)
・こんにゃく 1枚(約250g)
・塩(こんにゃく塩もみ用) 小さじ1
・長ねぎの青い部分 1本分《調味料》
・みりん(煮切り) 大さじ1
・酒(煮切り) 大さじ1
・砂糖(三温糖や上白糖など) 大さじ3
・赤みそ 大さじ3(約60g)
・しょうゆ 大さじ1<お好みで仕上げ>
・七味唐辛子 適量
・ゆで卵 適量 ※詳細は《作る際のポイント》に。
・小ねぎ(小口切り) 適量<ほか、調理器具など>
・ざる
・耐熱器(煮切り用)当レシピの栄養素
栄養素(1食分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★★☆(一食:糖質20g 以下) カロリー 589.8 kcal - 糖質 12.1 g - タンパク質 20 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 47.3 g - 食物繊維 2.5 g 20 g 以上 カリウム 411 mg 3500 mg 以上 カルシウム 66 mg 650 mg 以上 マグネシウム 36 mg 350 mg 以上 鉄分 2.1 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 2.3 mg 10 mg 以上 塩分 2.7 g - ※上記はレシピの1/4量(ゆで卵は1人当たり1/2個)の栄養価を計算しています。
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
88℃ 5:00(5時間)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
具材を準備する
こんにゃくは水洗いし、両面に深さ5mm程度の切り込みを格子状に入れ、1.5cm角にカットする。
塩を揉み込み、5分置いて水気が出てきたら、沸騰したお湯で2~3分茹で、ざるで水気を切る。
豚ばらは2cm角にカットする。
酒、みりんを煮切る
耐熱器に酒、みりんを入れ、電子レンジ(600Wで30秒)にかけて10秒ほど沸騰させ、アルコールを煮切る。
耐熱袋に投入する
耐熱袋に《調味料》の材料(みりん、酒、砂糖、赤みそ、しょうゆ)、豚ばら、こんにゃく、長ねぎの青い部分を入れ、袋を揉んで全体を混ぜる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、長ねぎを取り除く。
袋に残った煮汁と共に皿に盛り付け、お好みで七味唐辛子、ゆで卵、小口ねぎを添えて出来上がり。
《作る際のポイント》
どて煮は大阪や愛知などの郷土料理で、東海地方では八丁みそで作られることが多いようです。今回は八丁みそよりも赤みその方が手に入りやすいということで、赤みそを使用したレシピとなっています。
冷蔵・冷凍保存のために冷却する場合、豚ばらから流れ出た脂の多くが白く固まります。気になるようでしたらスプーンなどで取り除いてください。
お好みでゆで卵を使用する場合、88℃ 15分で同時調理し、途中で取り出してください。
《作った感想》
どて煮は牛すじやモツを使うことが多いですが、今回は豚ばら肉にアレンジしてみました。
豚ばら肉 × 赤みその相性はとても良く、ごはんもお酒も進みます。和からしなどを添えても◎
寒い季節にぴったりです!
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
豚肉は他の肉類と比較しても、ビタミンB1を多く含んでいます。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換するために必須な栄養素で、ビタミンB1を摂取することで、米やパンなどの主食に含まれている糖質をエネルギーに代謝する働きがスムーズに行われるため、糖質が脂肪に変わることを防ぐことができるのです。米を主食とする日本人にはうってつけのお肉ともいえますね。また、疲労回復のスピードを早めるためにも働きます。ビタミンB1が不足すると神経が不安定になったり、集中力の低下が起こると言われています。
ビタミンB1は水に溶けやすく熱にも弱いため、低温調理で栄養素のロスをなるべく出さないように工夫することも可能です。
豚バラ肉は豚肉の部位の中でも脂質が多い部位です。豚肉の脂身100gあたり663kcal、脂質の量は71.9gもあります。ただし、豚の脂質も血中のコレステロールや中性脂肪を正常値に近づける働きを持つため、適量の摂取であれば体にもメリットがありますよ。脂質の取り過ぎが気になる場合はなるべく白い脂肪の層が薄いお肉を選ぶことで脂質の過剰摂取を防ぐことができます。
こんにゃくは食物繊維が豊富でカロリーもほぼゼロ!当レシピのカロリーや脂質の割合が気になる場合はこんにゃくの割合を増やすことでも調節が可能です。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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