仕上げは網焼きかグリルがオススメ。
芯まで熱々、しょうゆの焦げた香りが最高!BONIQ設定
80℃
0:30(30分)材料
☆1〜2人分☆
・とうもろこし 1本<しょうゆダレ>
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1/2
・砂糖 小さじ1当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★☆☆(一食:糖質40g以下) カロリー 161 kcal - 糖質 25.2 g - タンパク質 6 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 2.6 g - 食物繊維 4.5 g 20 g 以上 カリウム 465 mg 3500 mg 以上 カルシウム 7 mg 650 mg 以上 マグネシウム 60 mg 350 mg 以上 鉄分 1.3 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 1.6 mg 10 mg 以上
《手順》
BONIQをセット
80℃ 0:30(30分)にセットする。
とうもろこしの下処理
とうもろこしは皮とひげを取っておく。
フリーザーバッグに投入
とうもろこしをフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて密封する。
フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
BONIQに投入
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れ、低温調理をする。
とうもろこしをBONIQした後、仕上げにはいくつかの方法がある。
仕上げ方法(1) 網焼き
BONIQの終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出す。
とうもろこしに、混ぜ合わせたしょうゆダレを2~3回ハケで塗りながら、網焼きにする。BBQなど炭火で網焼きにできればベスト。
最近の家庭用コンロには高温を感知するセンサーが付いているものが多く、まだ焼けていないのに火が小さくなってしまう、あるいは消えてしまうという問題がある(我が家では網を余熱している段階でごく弱火になってしまい使用できず、画像なし)。
カセットコンロで網焼きにするか、ガスコンロを使用するなら温度センサーに対応した特別な網が必要。
仕上げ方法(2) ガスコンロのグリルで焼く
BONIQ後、とうもろこしをガスコンロのグリル(中火)で焼く。
焼き色がついてきたら、混ぜ合わせたしょうゆダレを2~3回ハケで塗りながら、時々面を変えて全体を焼き上げる。
どうしても焼きムラができるが、それがかえって“屋台の”焼きとうもろこしのよう。芯まで熱々で、ハフハフ言ってかぶりつくのにふさわしい!
おうちで食べるならこの仕上げ方法がおすすめ!
仕上げ方法(3) バーナーで炙る
とうもろこしに、混ぜ合わせたしょうゆダレを2~3回ハケで塗りながら、バーナーで全体を炙る。
均一な仕上がりで見た目に美しい。
表面しか焼いていないので、網焼きやグリルのように芯まで熱々ではないが十分に美味しい。一番早く出来上がる。
仕上げ方法(4) フライパンで焼く
BONIQ後、熱したフライパンでとうもろこしを焼き付け、しょうゆダレの材料を加え絡める。
とうもろこしに均等な焼き色を付けるのが難しい。フライパンの形状(微妙にまっ平ではない)から、しょうゆダレが均一に絡まず焦げて焼きムラができやすい。
美味しいには美味しいが、他の方法を選択した方がベター。
《作る際のポイント》
とうもろこしの旬は6~9月。皮つきの方が新鮮な状態を保てるので、きれいな緑色の皮のものを選び、購入したらすぐに食べるのがおすすめです。調理の直前に皮をむいてください。
前回行った「とうもろこしの低温調理 温度比較実験」の結果を踏まえ、BONIQ設定を80℃ 30分としました。
BONIQで調理したとうもろこしは、既に甘みが十分なのですが、しょうゆダレに砂糖を入れた方がとうもろこしによく絡みます。砂糖の量はお好みで構いませんが、少量でも入れた方が美味しそうな焼き色と照りが出ます。
しょうゆダレをとうもろこしと共にフリーザーバッグに一緒に入れてBONIQすれば、あらかじめ実に味がしっかり入るのでは?と思い、試してみました。
しかし、とうもろこしから水分が出てバッグの中でしょうゆダレが薄まってしまい、後からハケで塗りつけてもあまりタレが絡まなくなってしまいました。逆効果。
タレはバッグに一緒に入れないで、BONIQ後のとうもろこしに塗りつけて焼いてください。
《作った感想》
旬の食材を食べると、心も体も元気になるような気がします。このレシピの制作中、10本程とうもろこしを食べましたので、すこぶる元気です。
熱々のとうもろこしをおやつにもおつまみにも。
旬の6~9月といえば、BBQの季節。おうちでとうもろこしをBONIQして、ぜひBBQに連れて行ってくださいね。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
食べ物の中では、栄養価が高くて健康に良い野菜でも量をたくさん食べることが難しいものもありますよね。
ミニトマトなら1個約15g、ニンジンなら1/4で40g、ピーマンなら1個で30gにしかなりません。
その面、トウモロコシは1/2本で約150g摂取することができるので、栄養素を意識して食べるには適している食材だと言えます。
トウモロコシは食物繊維とカリウムを多く含む穀物です。
トウモロコシの実は一つ一つ皮に包まれていますが、その皮はほとんど食物繊維。1本食べれば1日に必要な食物繊維の約半分を摂取することができます。
トウモロコシを食べた次の日はおなかのスッキリ具合が違う!という経験のある方も多いはず。
また、カリウムは体内の余計な塩分を外に出してくれる役割をします。食物繊維とカリウムの働きで体に不要なものを出す!そんなデトックス効果が期待できるのがトウモロコシです。
<野菜の低温調理 比較実験シリーズ>
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質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
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