比較実験

93℃ 体を温めて血行促進◎ジンジャーエール

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BONIQ設定
材料一食あたりの栄養素
手順
作る際のポイント
作った感想
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
レシピ動画

※「はちみつ」に関して
1歳未満の乳児には「はちみつ」や「はちみつを含む食品」を与えてはいけません。
乳児ボツリヌス症を発症するボツリヌス菌は熱に強いため、加熱や調理では死にません。

参照:厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。」

パンチが効いたしょうがの風味が爽快で、スパイシー!
BONIQ調理時間、温度と材料違いで別バージョンも検証!

BONIQ設定

93℃
0:30(30分)

材料


☆ジンジャーシロップ 約280ml分☆
<BONIQする材料>
・しょうが  250g
・きび砂糖  200g
・はちみつ  大さじ2

《スパイス》
・たかのつめ  1本
・シナモンスティック  1本
・カルダモン  5個
・粒こしょう  10粒
・クローブ  5粒

<仕上げ>
・レモン汁  大さじ2

<ジンジャーエール>
・BONIQジンジャーシロップ  お好みの量
・氷  お好みの量
・炭酸水  ジンジャーシロップの3~4倍の量

当レシピの栄養素

栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量
低糖質レベル (一食:糖質20g以下)
カロリー  56 kcal -
糖質  14.1 g -
タンパク質  0.1 g  体重 x 1.2g ~ 1.5 g
脂質  0 g -
食物繊維  0.3 g 20 g 以上
カリウム  42 mg  3500 mg 以上
カルシウム 3 mg 650 mg 以上
マグネシウム  4 mg 350 mg 以上
鉄分  0.1 mg 7.5 mg 以上
亜鉛  0.4 mg  10 mg 以上

※「すりおろしバージョン 大さじ2」分の栄養価を計算しています。

《手順》

しょうがの下処理〜耐熱袋に投入する

しょうがは、たわしなどを使ってよく洗い、水気を切る。
でこぼこしている部分には土がついていることがあるため、スプーンなどでこそぎ落とす。

包丁、または、スライサーでできるだけ薄くスライスする。
耐熱袋にしょうが、きび砂糖、はちみつを入れ、手で袋を揉み込む。

BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」はこちら


一晩寝かせる

手順1の耐熱袋を冷蔵庫に入れて一晩寝かせる。一晩寝かせると画像のように水分が出てくる。

低温調理器 BONIQをセットする

鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
93℃ 0:30(30分)に設定する。

※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。

BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら

スパイスを加える

しょうがを入れた耐熱袋に《スパイス》(たかのつめ、シナモンスティック、カルダモン、粒こしょう、クローブ)を全て加える。
※カルダモンはラップなどで包んで麺棒で叩くと、中の実が出てくるので香りが移りやすくなる。
シナモンスティックは手で半分に折って入れる。



BONIQに投入する

設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。

※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)

しょうがを絞る

BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
ボウルに重ねたざるに中身をあけ、シナモンスティックを取り除き、しょうがを固く絞る。

レモン汁を加える

粗熱が取れたら、レモン汁を加える。
これでジンジャーシロップは出来上がり。

仕上げ

グラスに氷、ジンジャーシロップを入れ、シロップの3~4倍の炭酸水を加えれば、パンチの効いた大人のジンジャーエールの出来上がり。

このレシピの完成までに他の時間、温度、すりおろしバージョンも試作した。

(1)設定:93℃ 1時間の場合

このレシピで採用した93℃ 30分よりも長くすればもっとスパイスの香りが抽出できるのでは?と予想した。

結果は・・・
スパイスの香りは30分のものとあまり変わらず、残念ながらはちみつの風味が飛んでしまっていた。

(2)設定:80℃ 30分の場合

スパイスの香りを引き出す温度が30℃~80℃という情報を見つけたので(真偽不明)、80℃なら香りをMAXに引き出せるのでは?と予想した。

結果は・・・
スパイスの香りもしょうがのパンチも弱めで、甘みが目立っていた。
もう30分追加して1時間やってみたが、結果はさほど変わらなかった。

(3)しょうがすりおろし使用 設定:93℃ 30分

スライスではなくすりおろしを使えば、もっとしょうがのパンチが効いた味になるのでは?と予想した。
また、すりおろしを使用する場合は調理後しょうがをしぼる必要がない為、カラフに材料を全て入れてBONIQした。

結果は・・・
しょうがの味が全面に押し出され、パンチが効きすぎてカーっと目が覚める味!
スパイスの香りが負けてしまっているが、しょうが好きには良いかもしれない。
氷を入れてジンジャーエールにした場合、しょうがが氷にまとわりついて最後まで上手く飲めないので、氷を入れない方がベター。
熱いお湯割りにすれば、風邪や喉の痛みなんか吹っ飛びそう。体がホットホット!


《作る際のポイント》
※「はちみつ」に関して
1歳未満の乳児には「はちみつ」や「はちみつを含む食品」を与えてはいけません。
乳児ボツリヌス症を発症するボツリヌス菌は熱に強いため、加熱や調理では死にません。

参照:厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。」

材料について、本レシピではしょうが250gに対して200gのきび砂糖を使っていますが、“甘さ控えめ”の仕上がりです。お好みで250g程度まで砂糖を増やしてみてください。

絞った後のしょうがは、しょうが焼きはもちろん、煮込み料理に使ったり、魚や肉をBONIQで低温調理する時に一緒に耐熱袋に入れて使うこともできます。
今回ジンジャーエールを作るために1kg程しぼった後のしょうがが残りましたが、そのように大量にある場合は、甘さを減らした甘酢に漬けてガリを作ることをおすすめします!

《作った感想》
市販の通常のジンジャーエールとは違う、大人のための特製ジンジャーエールです。
パンチが効いた生姜の風味が爽快で、スパイシー!お子様にはスパイシーすぎるかもしれません。
ジンジャーシロップはジンジャーエール以外にも、ビールに入れればシャンディーガフになり、他にもハイボールに入れたり、ヨーグルトやアイスにかけたり、ミルクティーに入れてチャイとして楽しむことができます。

BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

生姜は「ジンゲロール」という辛み成分が含まれており、食欲の増進や食中毒予防に効果的です。
生の生姜を食べると体が温まる気がしますが、実はその効果は一瞬で、食べた後は体を冷やす働きをします。

ジンゲロールは加熱や乾燥をする事で「ショウガオール」という成分に変化します。このショウガオールは体を持続的に温め、血行を良くする役割をします。
ジンジャーエールシロップをBONIQで加熱して作ることで、このショウガオールをしっかり摂取することができますね。

出がらしの生姜はクッキングシートの上で太陽に当てて乾燥させると、2〜3ヶ月は余裕で保存が可能です。
煮つけの臭み消しに使えたり、紅茶に入れてジンジャーティーを手軽に楽しむことができます。

しかし、ジンジャーエールに使用したスパイスの香りが少しついているので、香りが気になる人は少量からお試しください。
角煮やしぐれ煮などのパンチが効いた肉料理に使用すると、スパイスの香りが本格的な雰囲気をプラスしてくれます。

質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^

レシピ動画もご覧ください

【93℃ 体を温めて血行促進◎ジンジャーエール】BONIQ設定 - 93℃ 0:30(30分)

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【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。


また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防

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小野寺 桂子
大学卒業後にフレンチを学びにル・コルドン・ブルー・ロンドンへ留学。 その後、La Maison Courtineパリにて料理人をした後、フレンチの鉄人坂井氏がプロデュースの大阪の名門フレンチ ラ・ロシェルにて従事。食育インストラクター・アスリートフードマイスター3級・日本ソムリエ協会公認ソムリエ。お酒にマッチするBONIQレシピを提案させていただきます。
小野寺 桂子

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コメント

    • ピコ
    • 2023.07.27

    こちらのレシピ挑戦したいです。
    出来上がったシロップはどれぐらい日持ちしますか?
    常温?冷蔵?冷凍?それぞれどうでしょうか?

    • BONIQ

      コメントありがとうございます。レシピ気になっていただき嬉しいです^^

      ・常温:NG
      ・冷蔵:恐らく1〜2週間は保つと思われますが、お早めに召し上がりいただければと思います。
      ・冷凍:実際に冷凍したことがないので恐らくになりますが、一ヶ月は十分OKと思われます。製氷皿などに小分けにし、凍ったらフリーザーバッグに移して保存すると使いやすいでしょう。

      ご参考くださいませ。
      今の時期にぴったりで、辛口爽快、スパイスが効いたおいしいジンジャーエールができます。本格的な味わいで、きっとお気に入りいただけると思います。
      ご感想もぜひお待ちしております!

      • ピコ
      • 2023.07.28

      ありがとうございます!挑戦してみます!

      • BONIQ

        早速のご確認ありがとうございます^^
        工程自体はとっても簡単ですし、きっと作る工程からお楽しみいただけるかと思います!
        おいしくできますように!

BONIQ設定

  • 93℃
  • 0:30(30分)

材料一覧

  • ☆ジンジャーシロップ 約280ml分☆
  • <BONIQする材料>
  • ・しょうが  250g
  • ・きび砂糖  200g
  • ・はちみつ  大さじ2
  • 《スパイス》
  • ・たかのつめ  1本
  • ・シナモンスティック  1本
  • ・カルダモン  5個
  • ・粒こしょう  10粒
  • ・クローブ  5粒
  • <仕上げ>
  • ・レモン汁  大さじ2
  • <ジンジャーエール>
  • ・BONIQジンジャーシロップ  お好みの量
  • ・氷  お好みの量
  • ・炭酸水  ジンジャーシロップの3~4倍の量

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