・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
・レシピ動画
定番の煮物もBONIQの低温調理ならこの通り。
しっかり中まで味が染み込んで、ほっこり癒される。
BONIQ設定
材料
☆3人分☆
<BONIQする材料>
・鶏手羽先 450g(約9本)
・サラダ油(焼く用) 小さじ1
・大根 1/3本(350g)《大根の下ゆで用》
・米のとぎ汁、または、水とお米ひと掴み 大根が浸るくらい
・塩 小さじ1《調味料》
・米酢(または、穀物酢) 大さじ4
・しょうゆ 大さじ4
・みりん(煮切り) 大さじ2
・酒(煮切り) 大さじ2
・砂糖 大さじ2<ほか、調理器具など>
・ピーラー
・串
・ざる
・バット
・フライパン
・耐熱容器
《手順》
大根をカットする
大根の皮をピーラーで剥き、1.5cm幅の輪切りにする。
両面を面取りし、片面に隠し包丁(十文字に切り目)を入れる。
大根の下茹で
フライパンに大根を並べ、大根がすべて浸るくらいまで米のとぎ汁を入れて塩を加える。
弱火で30〜40分煮て、大根に串がスッと通る程やわらかくなったらざるに上げる。
流水で洗い流し、水気を切る。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
85℃ 1:30(1時間30分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
鶏手羽先の下処理をする
手羽先の裏側にある骨の間に沿って、包丁を入れる。
鶏手羽先に焼き色をつける
フライパンにサラダ油を熱し、強火で手羽先の両面に焼き色をつけ、バットに上げる。
耐熱袋に投入する
耐熱容器に酒とみりんを入れ、電子レンジ600Wで40秒程加熱し、沸騰させてアルコールを煮切る。
耐熱袋に《調味料》の材料(米酢、しょうゆ、みりん、酒、砂糖)を全て入れる。
手羽先と大根を加え、袋に広げて入れる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、煮汁ごと皿に盛り付けて出来上がり。
《作る際のポイント》
手順2、大根を下茹ですることで、大根の苦味や灰汁を取り除いて、味を染み込みやすくし、また手羽先と一緒に袋に入れて低温調理することができます。
63℃の低温調理では大根はやわらかくなりませんので、下茹での段階で完全にやわらかい状態にしてください。
《作った感想》
手羽先の旨味や脂を淡白な大根が吸うことで、美味しい煮込みができました。仕上がってすぐに味が染み込んでいるのも低温調理ならでは。翌日にはさらに味が染み込みます。
お酢を1日大さじ1杯摂取すると内蔵脂肪が減り、疲労回復効果があると言われています。
ぜひ日々の食卓に取り入れたいですね。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
レシピの煮汁も完食した場合の栄養価を計算しています。
手羽先と大根の煮物はお子様からご年配まで万人受けするお惣菜ですね。低温調理をすることで、煮汁を少なく調理できるのもいいところです。
大根の葉にはカルシウムや葉酸、ビタミンCなどが豊富に含まれているのですが、根の方にはほとんど栄養素が含まれていません。消化を促す酵素が豊富ではありますが、加熱調理をすることで酵素の働きは失効してしまいます。
ただし、大根には栄養価はありませんが、その分低カロリーな食材です。安価でいろいろな料理に使うことができ、なおかつボリュームを増してくれます。
今回、大根と一緒に煮た手羽先は鶏肉の中でもカロリーが高めの部位ですが、大根と一緒に煮込んでボリュームをUPさせることでダイエット中にも罪悪感が少ない料理になります。
手羽先には肉特有のタンパク質だけでなく、肌の組織や軟骨の組織を作るコラーゲンが豊富に含まれています。つまり、手羽先と大根の煮物の組み合わせはしっかり栄養素を摂取しつつ、健康的にダイエットをするには良いコンビネーションだと言えます。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
レシピ動画もご覧ください
【85℃ 鶏手羽先と大根の酢醤油煮込み】BONIQ設定 - 85℃ 1:30(1時間30分)
ASMR(NO MUSIC)
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
大根は酸味が際立っているので、酸っぱいのが得意でない方は
手羽先だけがよいと思います。
手羽先はさっぱり美味しくいただけました。
他の方のコメントを参考に酢を半量で作ったところ、とてもおいしくできました。