・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
家庭の味を格上げ!
イカがやわらか、旨みが大根に染みしみ。
心も身体もほっこり温まる。
BONIQ設定
65℃
1:20(1時間20分)※参照:低温調理 加熱時間基準表(魚)
材料
☆4人分☆
<BONIQする材料>
・ヤリイカ 3尾(210g)
・大根 1/3本(350g)《調味料》
・みりん(煮切り) 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・しょうゆ 大さじ2
・和風だし(顆粒) 小さじ1/4《大根の下ゆで用》
・米のとぎ汁、または、水とお米ひと掴み 大根が浸るくらい
・塩 小さじ1/2<飾り> ※お好みで
・きぬさや(茹で) 適量<ほか、調理器具など>
・鍋(大根を茹でる用)
・串
・ざる
《手順》
大根の下処理をする
大根の皮を剥き、1.5cm幅の半月切りにし、面取りをする。
鍋に大根がすべて浸るくらいまで米のとぎ汁を入れ、塩を加える。
弱火で30〜40分煮て、大根に串がスッと通る程やわらかくなったらざるに上げる。
流水で洗い流し、水気を切る。
ヤリイカの下処理をする
ヤリイカの内臓と軟骨を取り、耳を外しながら皮をむく。
流水で洗い流し、水気をしっかり切る。
目の下を切って、目を取り除く。
胴と耳は1cm幅、足は3cm程にカットする。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
65℃ 1:20(1時間20分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
耐熱袋に投入する
耐熱袋にヤリイカ、《調味料》(みりん、砂糖、しょうゆ、和風だし)、大根を入れる。この時、袋の厚さが2.5cm以下になるように広げて入れる。これ以上厚くなる場合は、「低温調理 加熱時間基準表(魚)」に従い、正しいBONIQ設定時間に設定する。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
皿に煮汁ごと盛り付け、お好みできぬさやを添えて、出来上がり。
《作る際のポイント》
材料について、ヤリイカはスルメイカなどでも代用可能です。
手順1、大根は半月切りにした後、面取りをした方がより丁寧です。面取りをすることで煮崩れを防ぎ、より味が染み込むようになり、見た目よく仕上がります。ただ、低温調理の場合は従来の鍋で煮込むよりはさほど煮崩れず味も染み込みますので、手間を省くことも可能です。
手順2、大根を下茹ですることで、大根の苦味やアクを取り除いて、味を染み込みやすくし、イカと一緒に袋に入れて低温調理することができます。
65℃の低温調理では大根はやわらかくなりませんので、下茹での段階で完全にやわらかい状態にしてください。
《作った感想》
旬の大根はツヤツヤでみずみずしく、甘みがあります。
鍋で煮過ぎると煮崩れることがありますが、BONIQの低温調理では問題ありません。
ヤリイカに合わせた温度設定をしていますが、まずそのやわらかさに驚きです。
ヤリイカはやわらかく、耐熱袋を取り出してすぐ大根にはもう旨味が染み込んでいます。
心も身体もほっこり温まる、ヤリイカと大根の煮物。
ぜひお試しください。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
イカも大根も冬に旬を迎える食材ですね。旨味たっぷりのイカの出汁が大根に染みることで食欲をそそる、相性抜群のコンビネーションです。
低脂質で高タンパク質のイカには、亜鉛やタウリンが豊富に含まれています。
亜鉛は魚介類や肉類に多く、細胞の再合成や抗ストレス、免疫力アップに関わる栄養素です。細胞のターンオーバーをスムーズにすることから、味覚を正常に保つ働きや傷の治りを早くする働きもあります。
タウリンは滋養強壮や疲労回復を速める栄養素です。その効果は栄養ドリンクにも配合されているほどで、他にもアルコールの分解を早めたり、血液中のコレステロールの低下や胆石の生成阻止、神経の興奮抑制などいろいろな分野にわたって重要な働きをします。タウリンは魚介類に多く含まれていますが、水分と一緒に流れ出ていく性質があるのでBONIQの低温調理がぴったりですね。調理した際の煮汁も無駄なく食べるようにしましょう。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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