・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
・レシピ動画
※「はちみつ」に関して
1歳未満の乳児には「はちみつ」や「はちみつを含む食品」を与えてはいけません。
乳児ボツリヌス症を発症するボツリヌス菌は熱に強いため、加熱や調理では死にません。
ラムもBONIQならやわらかジューシー!
ラムチョップと甘めの赤ワインソースがベストマッチ。
BONIQ設定
58℃
2:00(2時間)材料
☆1人分☆
<BONIQする材料>
・ラムチョップ 3本(150g、厚み2cm)《調味料》
・クレイジーソルト 小さじ1
※詳細は《作る際のポイント》にあり。
・黒こしょう 適量<ソース>
・はちみつ 小さじ1
・赤ワイン 大さじ3
・有塩バター 10g
※「無塩バター 10g + 塩 1つまみ」で可。<焼く用>
・にんにく 1片
・ピュアオリーブオイル 小さじ1<仕上げ>
・クレソン 1〜2本<ほか、調理器具など>
・フライパン
・キッチンペーパー
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
58℃ 2:00(2時間)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
耐熱袋に投入する
にんにくは潰す。
ラムチョップの両面にクレイジーソルトをまんべんなく擦り込み、黒こしょうを振る。
耐熱袋にラムチョップを重ならないように入れ、にんにくを加える。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
焼き色をつける
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
フライパンにピュアオリーブオイルを敷いて中強火で熱し、ラムチョップの両面と背側の脂を焼く。
この時、袋のにんにくも一緒に焼いて取り出しておく。
※このフライパンは後で使用する。
ソースを作る
手順4のフライパンの油をペーパーで拭う。
赤ワインとはちみつを加えて煮詰める。1/3程の量になったら有塩バターを加え、ソースに混ぜ込む。
仕上げ
ラムチョップを皿に盛り付け、ソースとクレソンを添えて出来上がり。
《作る際のポイント》
※「はちみつ」に関して
1歳未満の乳児には「はちみつ」や「はちみつを含む食品」を与えてはいけません。
乳児ボツリヌス症を発症するボツリヌス菌は熱に強いため、加熱や調理では死にません。
「ラムチョップ」は牛肉で言うと「ロース」の部分であり、58℃前後での調理が適しています。
ラムチョップの厚さが変わる場合は、「低温調理 加熱時間基準表(牛肉・ラム肉)」に従い、正しいBONIQ設定時間に設定してください。
材料のクレイジーソルトとはハーブやスパイスがミックスされた調味料です。無い場合は通常お使いの塩(ラム肉の重量の約1%)と乾燥ハーブ(タイムやオレガノ)、ガーリックパウダーで代用可能です。また、他のハーブソルトでも可能ですが、塩分量が商品によって異なります。「塩分(商品に表示)」がラム肉の重量の1%になる量を目安に使うのが良いでしょう。
手順4、ラムチョップを焼く際は背側の部分は良く焼きますが、内部温度が上がり過ぎないよう両面はさっと焼き色を付けるだけに留めてください。
《作った感想》
ラム肉は脂質が少なめで、鉄が豊富に含まれています。やわらかく消化にも優れており、疲れている時には積極的に取り入れたい食材です。
クレイジーソルトを擦り込むことで、臭みは気になりません。
58℃のやわらかいラムチョップ、ぜひお試しください。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
ラム肉は脂質とタンパク質バランスが良いお肉です。
ラム肉の脂質には「不飽和脂肪酸」と呼ばれる脂肪酸が多く、不飽和脂肪酸には悪玉コレステロールや血圧を下げたり、血栓を予防する働きがあります。
一見脂が多そうに見えても、ラム肉の脂はさっぱりと食べることができます。健康にも良い脂身なので余すことなく食べましょう。
栄養価計算を見ると糖質が多めに見えますが、この糖質はラム肉由来ではなくソースに使用したはちみつの糖質です。
はちみつは100g当たりの糖質量が79.7g、砂糖は100g中99g以上が糖質なので砂糖よりもはちみつの方が糖質量は少ないです。また、はちみつは砂糖よりも甘さを感じやすく、砂糖を使用するよりもはちみつを使用したほうが少量でも甘みに満足できるといえます。
糖質が気になる方はソースの量を半量にしてみたり、シンプルに塩コショウやハーブソルトで召し上がるのも良いです。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
レシピ動画もご覧ください
【58℃ ラムチョップステーキ 蜂蜜赤ワインソース】BONIQ設定 - 58℃ 2:00(2時間)
ASMR(NO MUSIC)
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
ほぼレシピ通りで美味しく柔らかく出来ました。ビーフにはBONIQを頻繁に使っていましたが、初めてラムの調理に使いました。今までは、ラムは、オーブンやフライパンで調理していましたが、今回初めてBONIQを使用。表の通りに温度と時間をセットし、そして最後にパンでサッと焼いて。良い具合にレアで仕上がり、肉が柔らかいのに驚き‼️ これぞ低温調理器BONIQのなせる技ですね。
コメントありがとうございます!気に入っていただけまして大変嬉しいです。やわらかラム、たまらないですね!一口一口しっかりラムの肉質と旨み、甘みを感じられて絶品です。また、お好みでアレンジしていただくのも、また自炊ならではかと思います。^^
ジャンルを問わずたくさんの食材で低温調理ならではの技を実感していただけるかと思います。ぜひお肉以外もたくさんのおいしさと出会っていただけたら、そしてぜひまたご感想お聞かせくださいませ^^