豚肉レシピ

63℃ 疲労回復ビタミン◎厚切りポークチャップ

5
(1)


BONIQ設定
材料
一食あたりの栄養素
手順
作る際のポイント
作った感想
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

甘酸っぱいケチャップ風味のトマトソースが絡まって絶品!
高温調理では火加減が難しい極厚肉も、低温調理ならムラなくやわらかジューシー!

BONIQ設定

63℃
2:30(2時間30分)

材料


☆2人分☆
・豚ロース厚切り  2枚(250g/枚。厚み3.5cm)
・オリーブオイル  大さじ1
・砂糖  小さじ1
・塩  小さじ1/2
・黒こしょう  適量

<ソース>
・トマト缶  150g
・オリーブオイル  大さじ1
・にんにく(みじん切り)  1片
・玉ねぎ(小)  1個
・ぶなしめじ  1/3株
・ケチャップ  大さじ2
・ウスターソース  大さじ1
・しょうゆ麹(しょうゆでも可)  小さじ1
・塩  適量
・こしょう  適量

当レシピの栄養素

栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量
低糖質レベル (一食:糖質20g 以下)
カロリー 692.5 kcal -
糖質 15.5 g -
タンパク質 54 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g
脂質 42.4 g -
食物繊維 3 g 20 g 以上
カリウム 1294 mg 3500 mg 以上
カルシウム 40 mg 650 mg 以上
マグネシウム 83 mg 350 mg 以上
鉄分 1.4 mg 7.5 mg 以上
亜鉛 4.9 mg 10 mg 以上

※上記はレシピの1/2量の栄養価を計算しています。

《手順》

BONIQをセット

食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
63℃ 2:30(2時間30分)に設定する。

フリーザーバッグに投入

豚肉の筋切りをする。(赤身と脂身の間に切り込みを入れ、硬い筋を断ち切る。)
フリーザーバッグに豚肉、砂糖、塩、黒こしょう、オリーブオイルを入れ、まんべんなく行き渡るようよく揉み込む。

BONIQに投入

BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)

フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0

ソースを作る

玉ねぎは薄くスライスする。
ぶなしめじは石づきを取り、小房に分ける。

小鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたにんにくを入れ、香りが出るまで弱火で加熱する。
スライスした玉ねぎを加え、透き通ってきたら残りのソースの材料すべてと、バッグに残った豚肉の肉汁を加え、とろみがつくまで煮込む。(約10分)

仕上げ

フライパンを強火で熱し、豚肉の両面に焼き色をつける。
(オリーブオイル(分量外)をひいてもOK)

豚肉を皿に盛り付け、④のソースをかけて出来上がり。




《作る際のポイント》
工程②、低温調理では豚肉の筋は硬くなりませんが、筋切りをしておくことでBONIQ後の焼き色をつける際に焼き縮みを防ぐ効果があります。
ローストポークや豚ハムなど切り分けて食べる料理では筋切りの必要はありませんが、今回のポークチャップやステーキにする場合は筋切りをしておくと仕上がりの肉がより大きく見えます。

《作った感想》
「ポークチャップ」は北海道では有名な郷土料理です。豚肉を焼き、甘めのトマトソースを絡めて作ります。
家庭では薄切り肉やトンカツ用の1cm程の厚さの肉で作るのがメジャーですが、北海道の内陸にある砂川市のご当地メニューとして「厚切りポークチャップ」という厚さ7cmもある豚肉のポークチャップがあります。
お店ではプロがじっくり中心まで火を通しますが、家庭で厚切り肉で上手にポークチャップを作るのは難しい・・・
そこで、BONIQの低温調理で厚切りポークチャップを作ってみました。
BONIQのおかげで、どんなに分厚い肉でもやわらかくジューシーな仕上がり!甘酸っぱいケチャップ風味のトマトソースが肉厚でやわらかい豚肉に絡まり、まさに絶品です。
高温調理では火加減が難しい極厚肉のポークチャップ、ぜひご堪能ください。

BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

豚ロース肉にはビタミンB1、ナイアシン、亜鉛が豊富です。
特にビタミンB1は豚ロース100g当たり0.69mg、今回のレシピ一人分1.7mgと一日に摂取したいビタミンB1の1日分を十分に補える量が含まれています。(成人男性の1日の推定平均必要量は1.2㎎、女性は0.9mg*)
ビタミンB1は糖質からエネルギーをつくり出すのを助け、筋肉や神経の機能を正常に保つことから、疲労回復のビタミンと呼ばれています。

豚ロース肉は脂身が多いブロックか、そうでないかによってカロリー(脂質量)が大きく変わってきます。

赤身肉の場合は100gで141kcalですが、脂身(皮下脂肪)付きの場合は100gあたり263kcalです。
脂質は1gで9kcalの熱量があるので、脂身の量が違うとこんなにもカロリーに差が出るのです。

脂身のカロリーを気にする場合は白い脂身の部分をカットしてから調理すると良いですよ。豚ロースの皮下脂肪を切り落としたもののカロリーは100gで202kcalです。
皮下脂肪付きのカロリーと比べると2割もカロリーオフすることができます。

ただ、脂質はすべてが悪者というわけではありません。豚の脂身に含まれる脂肪酸の中には、皮膚のツヤを保ったり、動脈硬化を予防したり、コレステロール値を正常に保つ働きをするものも多く含まれています。
脂身だけを大量に食べるのは好ましくありませんが、お肉についている程度であれば健康のために食べてみるのはいかがでしょうか。

*出典:厚生労働省「https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4z.pdf

質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^

【リクエスト随時募集中!】「こんなレシピ欲しい!」リクエスト投稿








【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。


また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防

The following two tabs change content below.
井澤 綾華

井澤 綾華

北海道の田舎で2児を育てながらフリーランスで働く管理栄養士。食で地域を盛り上げることが大好き。健康的で簡単に作れるレシピの開発や、栄養価計算を行う。BONIQで作る料理は高齢の家族からも好評。
井澤 綾華

最新記事 by 井澤 綾華 (全て見る)

このレシピを評価しませんか?

星をクリックして下さい!(評価は1回限りです)

現在の平均:5 (評価数:1 件)

評価がまだ1件もありません。

コメント

この記事へのコメントはありません。

BONIQ設定

  • 63℃
  • 2:30(2時間30分)

材料一覧

  • ☆2人分☆
  • ・豚ロース 厚切り  2枚(250g/枚。厚み3.5cm)
  • ・オリーブオイル  大さじ1
  • ・砂糖  小さじ1
  • ・塩  小さじ1/2
  • ・黒こしょう  適量
  • <ソース>
  • ・トマト缶  150g
  • ・オリーブオイル  大さじ1
  • ・にんにく(みじん切り)  1片
  • ・玉ねぎ(小)  1個
  • ・ぶなしめじ  1/3株
  • ・ケチャップ  大さじ2
  • ・ウスターソース  大さじ1
  • ・しょうゆ麹(しょうゆでも可)  小さじ1
  • ・塩  適量
  • ・こしょう  適量

新着レシピ

  1. 60℃ にんにく塩麹:常備必須の万能発酵調味料

  2. 65℃ ヒレカツ巻き弁当:しっとり、やわらか!

  3. 95℃ ほうれん草としめじ 低温調理スープパスタ

  4. 95℃ パスタ&ソースの同時調理 比較実験 Vo.2

  5. 95℃ パスタ&ソースの同時調理 比較実験 Vo.1