豚肉レシピ

63℃ 皮なしサルシッチャ~自家製ソーセージ

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BONIQ設定
材料
一食あたりの栄養素
手順
作る際のポイント
作った感想
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

ユーザーさんからのリクエストレシピ!
豚ひき肉とベーコンで作る簡単皮なしソーセージ。
低温調理でムラなく&ずっとやわらか。作り置きにも◎

BONIQ設定

63℃
1:20(1時間20分)

材料


☆12cm×8本分☆
<BONIQする材料>
・豚ひき肉  400g
・ベーコン  50g

《A》
・燻製塩(普通の塩でも可)  4g(豚ひき肉の重量の1%)
・三温糖(他の砂糖でも可)  小さじ1と1/2 
・氷  3~4個

《B》
・乾燥バジル  小さじ2 
※フレッシュの場合は葉5枚。
・乾燥ローズマリー  小さじ1 
※フレッシュの場合は1本。
・にんにく(すりおろし)  小さじ1/2
・こしょう  適量

<仕上げ>
・ピュアオリーブオイル、または、サラダ油など  小さじ1
・パルメザンチーズ  適量
・粗挽きこしょう  適量

<付け合わせ>
・粒マスタード  適量
・レモン(くし切り)  1〜2個
・じゃがいも(ゆでたもの、お好みで)  2個

当レシピの栄養素

栄養素(1本あたり) 1日の推奨摂取量
低糖質レベル (一食:糖質5g 以下)
カロリー 149.6 kcal -
糖質 1.5 g -
タンパク質 9.7 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g
脂質 11.1 g -
食物繊維 0 g 20 g 以上
カリウム 172 mg 3500 mg 以上
カルシウム 13 mg 650 mg 以上
マグネシウム 14 mg 350 mg 以上
鉄分 0.9 mg 7.5 mg 以上
亜鉛 1.5 mg 10 mg 以上
塩分 0.7 g -

※上記はレシピの1本あたり(付け合わせなし)の栄養価を計算しています。

《手順》

具材をカットする

ベーコンは粗いみじん切りにする。
フレッシュのローズマリーを使用する場合は、枝から葉をちぎりとってみじん切りにする。
にんにくはすりおろしにする。

タネを作る

ボウルに豚ひき肉、ベーコン、《A》の材料(塩、砂糖、氷)を全て入れ、粘り気が出るまでよくこねる。
《B》の材料(バジル、ローズマリー、にんにく、こしょう)を全て加えてさらにこね、まとまってきたら、ボウルに残っている氷を取り出す。

低温調理器 BONIQをセットする

鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
63℃ 1:20(1時間20分)に設定する。

※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。

BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら

タネを包む

タネを8等分にする。
ラップの手前にタネを棒状にならして置き、空洞ができないよう手前からしっかり巻く。
ラップの上から形を整え、直径2cm×長さ12cmのキャンディー状になるよう包む。
巻き終わりの両端をねじって結ぶ。(または、ラップの両端が肉の下になるように置き、ラップが緩まないようにする。)

※直径が2cm以上になる場合は「低温調理 加熱時間基準表(豚肉)」に沿ってBONIQ設定を変更する。


耐熱袋に投入する

耐熱袋に重ならないようにサルシッチャを並べる。

BONIQに投入する

設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。

※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)

仕上げ

BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、ラップを外す。
フライパンに油をひき、中火で焼き色を付ける。
皿に盛り付けパルメザンチーズ、こしょうを振り、粒マスタード、レモン、お好みでじゃがいもを添えて出来上がり。




《作る際のポイント》
「サルシッチャ」はイタリア語で「腸詰め」という意味で、加熱する前の状態のことを指します。
「ソーセージ」と似ていますが、「ソーセージ」はドイツ発祥のもので、腸詰肉を加熱したものになります。

材料について、燻製塩とベーコンを使うことで燻製風味に仕上げていますが、普通の塩でも代用可能です。
ベーコンはスモークされている物がおすすめです。

使用するハーブはお好みでOK。バジルやローズマリーの他にも「セージ」があれば、香り高く仕上がります。

手順2、タネをこねる際は氷を入れます。肉の温度が上がって脂が溶けてしまうと、肉同士が結着しないので肉汁が流出してしまいます。
そのために氷を入れて、肉の温度が上がり過ぎないようにしています。

《作った感想》
リクエストをいただいた、ラップで作る皮なし手作りソーセージ。
腸詰にしないので、ご自宅でも簡単に手軽に作れます。
BONIQで低温調理した後は、焼かずにそのままでも美味しくいただけます。
仕上げにレモンを絞り、粗挽きこしょうをたっぷり振ってお召し上がりください。

BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

豚ひき肉には豚の脂肪が多い部位も多く混ぜられているため、脂質量が多くなります。脂質を気にしている方は、なるべく赤みがかった豚ひき肉を選ぶようにしましょう。

豚肉にはビタミンB1、ナイアシン、亜鉛が豊富です。
特にビタミンB1は豚ひき肉100g当たり0.62mg。厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」によると、成人男性の1日の推定平均必要量は1.2mg、女性は0.9mg。100gの豚ひき肉を摂取することで1日に必要な量の約半分をカバーすることができます。
ビタミンB1は糖質の代謝に必要なビタミンです。米やパンなどの炭水化物を多く摂取する人ほど多くのビタミンB1が必要です。また、疲労回復のスピードを速める働きもあります。

サルシッチャにはスパイスを使いますが、スパイスにも栄養素がぎゅっと詰まっています。
スパイスはもともと植物を乾燥させて水分を飛ばしたものなので、元の植物に含まれている栄養素が凝縮されているのです。
特に乾燥バジルには1g中に鉄を1.2mg、カルシウムも28mg含むなどミネラルが豊富です。
乾燥バジルは常備しておき、パスタやサラダなどに毎回かけるだけで健康のためにも役立つおすすめの食材です。

*厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf

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【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。


また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防

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nao
1女・1男の母 調理師兼フードコーディネーター。 カフェのレシピ開発をやっていた経験から、カフェ系アレンジでのBONIQ活用レシピを提案します。美味しく、シンプルに簡単なレシピが得意です。 リクエストいただければ、それに沿ったレシピ提案もさせていただきます。
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  • 63℃
  • 1:20(1時間20分)

材料一覧

  • ☆12cm×8本分☆
  • <BONIQする材料>
  • ・豚ひき肉  400g
  • ・ベーコン  50g
  • 《A》
  • ・燻製塩(普通の塩でも可)  4g(豚ひき肉の重量の1%)
  • ・三温糖(他の砂糖でも可)  小さじ1と1/2 
  • ・氷  3~4個
  • 《B》
  • ・乾燥バジル  小さじ2 
  • ※フレッシュの場合は葉5枚。
  • ・乾燥ローズマリー  小さじ1 
  • ※フレッシュの場合は1本。
  • ・にんにく(すりおろし)  小さじ1/2
  • ・こしょう  適量
  • <仕上げ>
  • ・ピュアオリーブオイル、または、サラダ油など  小さじ1
  • ・パルメザンチーズ  適量
  • ・粗挽きこしょう  適量
  • <付け合わせ>
  • ・粒マスタード  適量
  • ・レモン(くし切り)  1〜2個
  • ・じゃがいも(ゆでたもの、お好みで)  2個

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