・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
人気レシピ「57℃ 免疫力アップ◎あっさり 鶏ももの紅茶鶏」の豚肉版!
甘くとろとろの脂身が格別!暑い時期でもさっぱりといただける紅茶豚。
低温調理で厚切りでも極上やわらか、煮崩れの心配もなし。
お鍋を汚さず、フリーザーバッグで完結するのも◎BONIQ設定
61℃
4:20(4時間20分)※参照:低温調理 加熱時間基準表(豚肉)
材料
☆5人分☆
・豚肩ロース肉(塊肉/ブロック) 500g(厚み4.5cm)
・しょうゆ 大さじ2と1/2
・酢 大さじ1と1/3
・砂糖 大さじ1
・紅茶の茶葉 4g(ティーバッグ2個分)
※ティーバッグのまま、または、お茶パックに入れたもの。
・しょうが(スライス) 4枚<付け合わせ>
・お好みのゆで野菜 適量
・煮卵 適量当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★★★(一食:糖質5g 以下) カロリー 274.8 kcal - 糖質 3.7 g - タンパク質 18.3 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 19.3 g - 食物繊維 0 g 20 g 以上 カリウム 343 mg 3500 mg 以上 カルシウム 7 mg 650 mg 以上 マグネシウム 21 mg 350 mg 以上 鉄分 0.8 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 3.3 mg 10 mg 以上 塩分 1.3 g -
《手順》
豚肩ロース肉を漬け込む(1~2日)
豚肩ロース肉の表面をキッチンペーパーで拭き、フリーザーバッグに入れる。
しょうゆ、酢、砂糖、紅茶の茶葉(ティーバッグのまま、または、お茶パックに入れたもの)、しょうがを加え、全体が均等に馴染むよう揉み込み、冷蔵庫で1~2日置く。
BONIQをセット
高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。
61℃ 4:20(4時間20分)に設定する。
※参照:低温調理 加熱時間基準表(豚肉)
BONIQに投入
BONIQが設定温度に達したら冷蔵庫からフリーザーバッグを取り出し、湯せんに入れながらバッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
BONIQ コンテナ、保温ルーフ、保温ジャケット:BONIQ 公式製品サイト(各種アクセサリー)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出し、豚肩ロース肉をお好みの厚さにカットする。
お好みのゆで野菜、煮卵と共に皿に盛り付けて出来上がり。
《作る際のポイント》
材料について、甘くとろとろな脂身が味わえるため、ほどよく脂肪分を含む豚肩ロースで作ることをおすすめします。
カロリーが気になる方、脂質を抑えたい方は豚ヒレや豚ももでも可能です。
豚肉の厚みが異なる場合は「低温調理 加熱時間基準表(豚肉)」に沿ってBONIQ設定を変更してください。
BONIQ設定について、63℃〜では加熱時間を短縮できるものの紅茶の味が強くなり、赤身や脂身のやわらかさもあと一歩、と惜しい仕上がりになってしまいました。
他の食材との同時調理などで63℃で行いたい場合は、茶葉の量を半分にして調理してみてください。
手順4、出来上がりの豚肉をカットする際、お好みで厚み1cm程の厚切りにしても良いでしょう。低温調理のおかげで簡単に噛み切れるやわらかさです。
《作った感想》
人気レシピ「57℃ 免疫力アップ◎あっさり 鶏ももの紅茶鶏」の豚肉版です!
紅茶、しょうが、酢の働きにより、豚肉の臭みもなくさっぱりとした紅茶豚が完成しました。
丸1日以上寝かせて下味をつけた豚肉を低温で長時間調理することで、肉のタンパク質も脂身も一切硬くなることなく、しっかり味が染み込んだ豚肉を安全においしく食べられます。
大きな塊肉を圧力鍋や通常の鍋で煮込むと煮崩れの心配もありますが、低温調理なら形を維持したまま柔らかく調理することができます。
煮卵やゆで野菜と合わせれば、ご飯のお供にぴったりの豪華な1品になりますよ。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
豚肉を紅茶で煮ると、肉特有の臭みを消しながら香りを付け、食欲をそそる美味しそうな茶色に仕上げることができます。
今回は紅茶に含まれる成分が持つ働きについて解説します。
紅茶にはテアニン、カフェイン、カテキンといった成分が含まれます。
「テアニン」はアミノ酸の一種です。集中力を高める働きのほかリラックス作用や安眠作用もあるため、しっかり眠ることによる免疫力の向上にも期待できます。
テアニンはお茶に含まれる特有の成分で、玉露や抹茶にも多く含まれています。
紅茶に含まれる「カフェイン」はコーヒーの半分ほどです。
カフェインと聞くと夜眠れなくなってしまうという副作用が心配になる方もいるかもしれませんが、体に良い働きももたらしてくれます。
例えば、抗アレルギー作用、片頭痛を軽くしてくれる働き、脂肪燃焼効果などが挙げられます。
ポリフェノールの一種である「カテキン」も紅茶に含まれます。紅茶の渋みはカテキンによるものです。
カテキンは抗菌作用を持つため、感染症を予防できる効果に期待されています。
また、ポリフェノール特有の抗酸化作用も持つため、体の老化を遅らせる働きもあるのです。
紅茶を料理や飲み物として積極的に摂り入れたくなりますね。
<低温調理 紅茶煮シリーズ>
57℃ 免疫力アップ◎あっさり 鶏ももの紅茶鶏
57℃ 老化防止◎あっさり 豚肩ロースの紅茶豚
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^




【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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