・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
・レシピ動画
お腹も心も満たされる♪
みんな大好き、家庭の味。
BONIQ設定
95℃
1:00(1時間)
材料
☆3人分☆
<BONIQする材料>
・牛薄切り肉(肩ロースや切り落としなど) 100g
・じゃがいも 400g
※詳細は《作る際のポイント》にあり。
・玉ねぎ 100g(1/2個)
・にんじん 80g(1/2本)
・しらたき 100g
※「アク抜き不要」のものが便利。詳細は《作る際のポイント》にあり。《調味料》
・和風だし 50ml(顆粒和風だし 小さじ1、水 50ml)
・しょうゆ 大さじ3
・酒(煮切り) 大さじ1
・みりん(煮切り) 大さじ1
・砂糖 大さじ1/2<ほか、調理器具など>
・ボウル/容器
・ざる
・鍋
・耐熱容器当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★☆☆(一食:糖質40g以下) カロリー 153 kcal - 糖質 24.1 g - タンパク質 6.8 g 体重 x 1.2g ~ 1.5g 脂質 1.3 g - 食物繊維 2.8 g 20 g 以上 カリウム 590 mg 3500 mg 以上 カルシウム 35 mg 650 mg 以上 マグネシウム 35 mg 350 mg 以上 鉄分 1.0 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 1.6 mg 10 mg 以上
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
95℃ 1:00(1時間)に設定し、水温上昇を開始する。
(食材はまだ投入しない。)
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
材料の下処理をする
じゃがいもは皮を剥き、 大きさが均等になるよう3cm大にカットする。
ボウルに入れてさっと水にさらし、ざるに上げておく。
玉ねぎは皮を剥いて芯を取り、繊維に沿って1cm幅に切る。
にんじんは皮を剥き、乱切りにする。
しらたきは「アク抜き不要」の場合はサッと水洗いし、8cm程の長さにカットする(「カット済み」の場合は水洗いのみ)。
アク抜きされていないものを使用する場合は、小鍋に湯を沸かし、サッと湯通しする。
牛肉は4cmの幅にカットする。
牛薄切り肉の下処理をする(霜降り)
鍋にお湯を沸かし、80℃程度(鍋底に小さな泡ができるのが目安)になったら牛肉を入れて混ぜ、表面がやや白くなったら引き上げる。
耐熱袋に投入する
耐熱容器に酒とみりんを入れ、電子レンジ600Wで40秒程加熱し、沸騰させてアルコールを煮切る。
耐熱袋に全ての材料(<BONIQする材料>、《調味料》)を入れ、袋を揉んで具材と調味料を全体に行き渡らせる。
BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら
BONIQに投入する
BONIQが設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
・鍋:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
・鍋:ラップを使用する。
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、煮汁ごと皿に盛り付けて出来上がり。
《作る際のポイント》
材料について、じゃがいもは「メークイン」や「男爵」など、お好みで品種をお選びください。メークインはしっとり、男爵はホクホクに仕上がります。従来の鍋で作る場合は「メークイン」の方が煮崩れしないと言われますが、低温調理の場合はどちらでも煮崩れしません。
しらたきは「アク抜き不要」のものを使えば下茹でする必要はありませんが、臭いが気になる場合は湯通ししてください。また、「カット済み」のものであれば水洗いのみで使用できます。
従来の鍋で作る肉じゃがは、鍋で牛肉と他の具材を炒め、だし汁や調味料を入れて煮ます。肉を炒める際は、肉が鍋底にくっついてボロボロになってしまったり、煮込むうちに肉が固くなってしまったり、じゃがいもがまだ固かったり、かき混ぜ過ぎると煮崩れたりする失敗があります。
BONIQの低温調理なら、耐熱袋に具材と調味料を入れて湯せんでほったらかしにするだけ。失敗は起こりません。煮汁が煮詰まったり、薄すぎたりという心配もありません。
手順3、牛肉を80℃程度の湯に通すことを「霜降り」と言います。手間ではありますが、牛肉のアクを落とすことで、仕上がりの煮汁が濁らずクリアで雑味のない味わいとなります。この工程は省くこともできますが、一手間かけることでワンランク上の味わいになることは間違いありません。
《作った感想》
下処理した材料を耐熱袋に入れてBONIQの湯せんに入れるだけ。ほくほくのじゃがいもにだし汁が染みて、なんとも癒やされる味わいにお腹も心も満たされます。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
肉じゃがに使用する薄切り肉はこっくり系が好きならバラ肉、あっさり系が好きならもも肉までお好みの部位を使用してください。
脂質が多い順にバラ肉、ロース肉、肩ロース肉、そしてもも肉となっており、タンパク質はその逆となっていますので、目的やお好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
レシピの中心の食材となるじゃがいもは、カリウムやビタミンCが豊富に含まれています。
カリウムは余分な塩分を排出し、血圧の上昇を抑えるなどの生活習慣病を予防するのに役立ちます。一日に摂取したいカリウムの目安量は成人男性で2,500mg、成人女性で2,000mgで、じゃがいも100g当たり590mgと、今回のレシピ一人分で590mg含まれています。
コラーゲンの生成に必要なビタミンCは果物や野菜に多いイメージですがじゃがいもにも多く、100g当たり35mg含まれます。一日に摂取したい量が100mgなので、一食分に摂りたい量を摂取できます。
ビタミンCは熱に弱い性質ですが、でんぷんによって守られるため、加熱により失われにくいのもポイントです。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
レシピ動画もご覧ください
【95℃ 生活習慣病を予防◎ホクホク 肉じゃが】BONIQ設定 - 95℃ 1:00(1時間)
ASMR(NO MUSIC)




【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防


最新記事 by 小野寺 桂子 (全て見る)
- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
じゃがいものと人参の旨み楽しめます。
ほっくり仕上がりました。
肉じゃがの味わいはやさしい味つけです。
さっぱりヘルシーな肉じゃがなので、お好みでお砂糖やはちみつ入れるといいですね。
ご飯のおかずとお弁当用にジャガイモとニンジンは半分以下に小さめに切って、少し味濃いめで一気に3倍の量を作りました。
家族みんな最近は脂身の多いOKの肉を嫌がってましたが、このレシピはジャガイモや玉ねぎが煮崩れる事なく牛肉は柔らかくて評価が高かったです。
コメントありがとうございます!自己流にアレンジして作ることができるのも自炊のメリットですね^^
レシピご参考いただけて大変嬉しいです。
複数の食材を入れたものは、食材によって火入れの具合がまちまち、、ということも多いですよね。低温調理ならすべての食材がまさに「ちょうどよい」やわらかさ、ジューシーさに仕上がるので、実は煮込みなんかにも低温調理はおすすめなのです◎
冷めてもしっとりとやわらかいままなので、お弁当にももってこいですね!
ぜひお好みのアレンジを加えながら、リピートしてお楽しみいただけましたら幸いです^^
この場合、厚みによって調理時間を変えなくていいですか?
ご質問ありがとうございます。
牛薄切り肉、95℃ですので、レシピに記載のBONIQ設定のままで問題ございません。
BONIQ投入時になるべく袋が平らになるようにして投入くださいませ。
おいしくできますように!
ぜひ作った感想などもお聞かせくださいませ^^