・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
素材の甘さを活かした美味しいサラダ!
ナツメグやコリアンダーを入れても!
BONIQ設定
材料
☆3〜4人分☆
・さつまいも 300g
・クリームチーズ 30g
・マヨネーズ 大さじ1
・ハム 30g
・くるみ(ローストしたもの) 20g
・塩 適量
・こしょう 適量
・パセリ(粗みじん切り) 適量
当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★☆☆(一食:糖質40g以下) カロリー 269 kcal - 糖質 30.1 g - タンパク質 4.4 g 体重 x 1.2g ~ 1.5g 脂質 13.5 g - 食物繊維 3.3 g 20 g 以上 カリウム 450 mg 3500 mg 以上 カルシウム 54 mg 650 mg 以上 マグネシウム 37 mg 350 mg 以上 鉄分 0.7 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 0.6 mg 10 mg 以上
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
80℃ 0:40(40分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
耐熱袋に投入する
さつまいもはよく洗ってから皮ごと1.5cmの厚さにスライスし、耐熱袋に入れる。
太いさつまいもを使う場合は、半月切りにする。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
BONIQの温度を上げる
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら95℃ 0:15(15分)に設定し、追加で低温調理をする。
他の材料を混ぜる
クリームチーズをボウルに入れ、室温に置いてやわらかくする。
ハム(1cm角にカット)、くるみ(手で4分割)、マヨネーズを加え、混ぜておく。
冷水につける
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらさつまいもを取り出し、袋ごと冷水につける。
仕上げ
粗熱が取れたら、さつまいもを手順5のボウルに加えて混ぜ合わせ、塩、こしょうで味を整える。
パセリを散らして出来上がり。
《作る際のポイント》
さつまいもの皮の表面に黒い蜜が固まったようなものが付着している場合があります。これはヤラピンと言って、さつまいもが十分甘い証拠なのですが、砂などが中に入って固まってしまっている場合がありますので包丁で削ぎ落としてください。
手順2、さつまいもを耐熱袋に入れる際は、重ならないように入れて低温調理をしてください。
まず80℃で低温調理して麦芽糖(ばくがとう)というさつまいもの甘味成分を生成させ、その後は95℃にすることでセルロースが破壊され甘味を感じやすいねっとりとした食感になります。
《作った感想》
低温調理したさつまいもは茹でるのとは違って水っぽくならず、そのものが甘くて美味しいので、シンプルな材料で美味しいサラダができました。香ばしいくるみがアクセントになります。
ナツメグやコリアンダーなどのスパイスを入れてもOK♪
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
ホクホクとした食感と自然な甘みがあるさつまいもと、クリーミーな塩気のクリームチーズの組み合わせのサラダ。
材料のメインとなるさつまいもには、食物繊維など腸内環境を整える栄養成分が豊富に含まれています。
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
水溶性の食物繊維は、善玉菌を増やす整腸作用があり、不溶性の食物繊維は、腸を刺激して蠕動運動を促しお通じを良くする働きがあります。
水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維のバランスは、1:2が理想的とされていますが、さつまいもには100g当たり水溶性の食物繊維が0.9g、不溶性の食物繊維が1.8gとバランス良く含まれています。
また、便をやわらかくしてスムーズに排泄する働きのあるヤラピンは、さつまいも特有の成分です。
他にもビタミンCの含有量は、イモ類でトップです。熱に弱いビタミンCも、でんぷんに守られているので壊れにくいメリットがあります。ビタミンCは善玉菌のエサとなるため、腸内環境を整えるのに役立ちます。
これらの栄養素は皮にも多く含まれ、さらに皮に含まれる紫色の色素成分のアントシアニンは、目の機能向上や眼精疲労の回復に役立つといわれています。
そのため、皮ごと召し上がれるこちらのレシピは栄養面でみても◎です。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
最新記事 by 小野寺 桂子 (全て見る)
- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
何度か作っています。
デザートとしても美味しいので、冷凍保存しておきたいと思います。
冷凍しても大丈夫でしょうか?
どのだんかいが適切でしょうか?
解凍時の注意点を教えてください。
コメントありがとうございます。
手間が無いのは、完成した状態で冷凍する方法です。
ただ、最後にクリームチーズを混ぜ合わせるだけですので、お芋の加熱まで終わらせて冷凍して、食べる時に解凍したら混ぜ合わせて召し上がるのがよろしいかと思います。
解凍、前日から冷蔵庫で解凍するのが水っぽくなりにくくて良いと思います。
さつまいもの甘みよきサラダでした。