・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
※「はちみつ」に関して
1歳未満の乳児には「はちみつ」や「はちみつを含む食品」を与えてはいけません。
乳児ボツリヌス症を発症するボツリヌス菌は熱に強いため、加熱や調理では死にません。
ローストビーフを冷やした「コールドビーフ」をデリサラダ仕立てに。
やわらかジューシーな牛ももとバルサミコドレッシングで、野菜がすすむ!
BONIQ設定
58℃
3:40(3時間40分)※参照:低温調理 加熱時間基準表(牛肉)
材料
☆2人分☆
<BONIQする材料>
・牛もも肉(厚さ4cm) 200g
・塩 2g(小さじ1/3)
・黒こしょう 適量
・エクストラバージンオリーブオイル 小さじ1<サラダ野菜>
・玉ねぎ(中) 1個
・ミニトマト 10個
・アボカド 1個<オリーブオイルとバルサミコ酢のドレッシング>
・エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1
・ガーリックチップ 小さじ1
・はちみつ 小さじ2
・バルサミコ酢 小さじ2
・しょうゆ 大さじ1<ほか、調理器具など>
・氷
・ボウル/容器(玉ねぎを水にさらす用)
・ざる
・フライパン(ドレッシングを作る用)当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★★☆(一食:糖質20g以下) カロリー 384.2 kcal - 糖質 12.7 g - タンパク質 25.6 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 24.1 g - 食物繊維 4.6 g 20 g 以上 カリウム 978.3 mg 3500 mg 以上 カルシウム 30 mg 650 mg 以上 マグネシウム 59 mg 350 mg 以上 鉄分 3.7 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 5 mg 10 mg 以上
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
58℃ 3:40(3時間40分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
牛もも肉に下味をつける
牛ももの両面に塩、黒こしょうをふる。
耐熱袋に投入する
耐熱袋に牛ももとエクストラバージンオリーブオイルを入れる。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
急冷する
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら取り出して袋ごと氷水で急冷し、冷蔵庫に移して冷やす。(2時間〜)
具材をカットする
玉ねぎは薄くスライスする。ボウルにはった水に10分程さらし、ざるで水気を切る。
ミニトマトは半分に、アボカドは1cmの角切りにする。
冷やした牛ももを5mmの細切りにする。
オリーブオイルとバルサミコ酢のドレッシングを作る
フライパンにエクストラバージンオリーブオイル、ガーリックチップを入れ、弱火で熱する。
ガーリックチップが少し色づいたら火を止め、残りの材料(はちみつ、バルサミコ酢、しょうゆ)を加えて混ぜる。
仕上げ
玉ねぎ、ミニトマト、アボカド、牛ももを皿に盛り付ける。
上からオリーブオイルとバルサミコ酢のドレッシングをかけて、出来上がり。
《作る際のポイント》
※「はちみつ」に関して
1歳未満の乳児には「はちみつ」や「はちみつを含む食品」を与えてはいけません。
乳児ボツリヌス症を発症するボツリヌス菌は熱に強いため、加熱や調理では死にません。
ローストビーフを作る手順で牛もも肉をBONIQで低温調理した後、冷やしてからサラダにしました。
冷蔵で3日間保存可能なので、時間がないときでもパパッと素材を切るだけで簡単に美味しい一品が出来上がります。
手順6、スライスした玉ねぎを水にさらすと辛みが抜けますが、その場合は栄養が流れてしまわないよう10分以内に留めてください。
《作った感想》
ローストビーフは温かいメイン料理のイメージですが、前菜やおつまみとして「冷製のローストビーフ=コールドビーフ」という食べ方もあります。
今回はこのコールドビーフを細切りにし、野菜と合わせたデリ風のサラダに仕立ててみました。
従来のフライパンやオーブンで作るローストビーフは加熱しすぎると硬くなってしまい、冷製だとパサついたりすることがありますが、BONIQで低温調理した牛もも肉は冷えてもしっかりとやわらかく、ジューシーさを感じることができます。
コールドビーフがあればカナッペやオープンサンドなども気軽に作ることができるので、様々な料理に応用していきたいと思います。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
今回コールドビーフのサラダに使用したアボカドには、体に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。
抗酸化作用が期待できるビタミンEが100g中3.3mg、おなかのスッキリ感を維持してくれる食物繊維が100g中に5.3mg、妊娠中や妊活中の女性に嬉しい葉酸が100g中に84μg含まれています。
アボカドは脂質が多い食品として認識されがちですが、アボカドの脂質の主成分はオレイン酸という不飽和脂肪酸です。
オレイン酸はコレステロールを正常値に近づける働きがあり、健康のために良い脂肪酸だと言われています。
脂質が気になる方は避けがちな食品ですが、健康維持のために摂取しておきたい栄養素が豊富に含まれているのがアボカドの特徴です。加熱せずに食べられる便利な食材でもあるので、サラダにプラスして摂取してみることをおすすめします。
<ローストビーフの低温調理 いつ焼くべきか?比較実験シリーズ>
牛ヒレローストビーフいつ焼くべきか?比較実験
牛ももローストビーフ いつ焼くべきか?比較実験
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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