・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
簡単、便利で常備におすすめ!
パパッと作って、きのこの旨みをぐんぐん引き出す。
冷奴、サラダ、スープ、パスタ、お蕎麦など、なんでも合う万能選手。
BONIQ設定
材料
☆作りやすい分量(約600g分)☆
・しいたけ 4枚(約100g)
・しめじ 1パック(約100g)
・えのき 1パック(約200g)
・なめこ 1パック(約100g)
※他のきのこを使用しても良いが、なめこは必ず入れる。(とろみを出すため。)<調味料>
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ2
・酒 大さじ2当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★★☆(一食:糖質20g以下) カロリー 105 kcal - 糖質 13.7 g - タンパク質 6.9 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 0.7 g - 食物繊維 7.2 g 20 g 以上 カリウム 706 mg 3500 mg 以上 カルシウム 11 mg 650 mg 以上 マグネシウム 40 mg 350 mg 以上 鉄分 1.6 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 1.2 mg 10 mg 以上 ※上記はレシピ半量分の栄養価を計算しています。
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
65℃ 0:30(30分)に設定する。
※温度と時間については《作る際のポイント》に説明あり。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
きのこを下処理する
それぞれのきのこは石づきを切り落とす。
しいたけはスライスし、しめじはバラす。
えのきは1/3の長さにカットし、くっついている箇所はバラす。
なめこは軽く水洗いし、しっかり水気を切る。
※なめこは、バラされてパックされているものではなく株付きのものを使用する場合は、石づきを切り落とし、バラしてから行う。
耐熱袋に投入する
耐熱の器に酒、みりんを入れ、電子レンジ(600W 40秒程)かけて10秒程沸騰させて煮切る。
耐熱袋に全ての材料を入れ、全体に広げて平らにする。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出したら出来上がり。
すぐ使わない場合は袋ごと氷水に浸けて完全に冷却してから保存する。
<きのこソースの活用例>
おすすめ1.ほうれん草ときのこの和え物
じわっと静かに美味しい一品。
おすすめ2.牛ステーキのソースに
間違いなく美味しい一品。
おすすめ3.ツナときのこの和風パスタ
バターを加えて風味UP!きのこの旨みでどんどん箸が進む一品。
《作る際のポイント》
手順1、きのこは三大旨味成分の一つであるグルタミン酸を含み、これを十分引き出せるかどうかがポイントです。グルタミン酸は約60~70℃で最も活性するので、BONIQで温度を一定に保って調理することで、旨みが最大限に引き出されます。レシピ「70℃ 旨み倍増!きのこのクリームスープ」では70℃で調理を行いましたが、今回は鶏肉などの肉と同時調理することを想定して65℃に設定しています。さらに設定時間を長くすることも試しましたが、30分で十分旨みが引き出されていました。
手順2、どんなきのこを使っても良いですが、とろみがある方がどんな料理ともよく絡んで使い勝手が良いので、なめこは必ず入れることをおすすめします。
手順3、生のきのこをバラしたものは耐熱袋の中で空気を多く含むので、湯せんに浸けると浮いてきてしまいます。袋の口を開けて沈めながら空気を抜いて口を閉じ、耐熱性のある重い物を上から入れて浮かないようにします。湯せんに入れてから数分経過した頃に袋の口付近に溜まった空気を再び抜くと沈みやすくなります。
《作った感想》
とにかく簡単で便利。きのこに調味料を入れてBONIQで低温調理するだけで、様々な料理に活用できます。
きのこの旨みをぐんぐん引き出して旨味たっぷりに仕上がりました。
冷たいままサラダや冷や奴にかけたり、茹でたほうれん草などの野菜と和えたり。
温めて肉や魚料理のソースにしたり、お蕎麦に乗せたり、卵焼きに入れたり、パスタと絡めたり、リゾット、丼、雑炊、スープ、グラタンなど様々な料理に活用できる、常備必須のお助けアイテム。
忙しい方にこそぜひお試しいただきたい自信作です。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
きのこ類は年中スーパーに置いてあり、価格も安定しているありがたい食材です。
とろみのためにもこのレシピに使用していただきたい「なめこ」。なめこは他のきのこと違ってねばねばぬるぬるの食感が特徴的です。
この粘りの正体は水溶性食物繊維。水溶性の食物繊維は粘着力があるので消化器の中をゆっくりと進むことで、お腹がすきにくく食べすぎを防ぐことができます。
また、糖質の吸収を妨げる働きもあるので血糖値を上げにくくしてくれます。
きのこは低カロリーなことは有名ですね。今回のレシピの総カロリーのうち、半分以上は調味料由来のものです。
カロリーや糖質が気になる場合はみりんをカロリーゼロの甘味料に置き換えてみると36kcalのカロリーと6.5gの糖質を抑えることができます。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
最新記事 by 小野寺 桂子 (全て見る)
- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
これも美味しそうですね!
我が家では野菜など浮いてしまう物の時はボニークの本体の部分だけ切り抜いた100均のザルで抑えてやってます。鍋のサイズにピッタリならそれだけでも浮いてきませんし、それでも浮く場合はザルに重りを乗っけてます。
コメントありがとうございます!おぉ、お手製のカバーすごいですね、アイディアありがとうございます!^^
BONIQ重りも企画開発中なので、より一層みなさまに低温調理を簡単&身近にできるようにしていければと思っております・・!
蕎麦にぶっかけていただきました!
最高に美味しかったです!
コメントありがとうございます!おぉ、嬉しいです!
低温調理きのこは別格の美味しさですよね!
そばにプラス、ナイスアイディアです!^^