・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
ユーザーさんからのリクエストレシピ!
低温調理でナスの旨みがUP!濃厚な旨味がぎっしり。
BONIQ設定
80℃
0:40(40分)材料
☆2人分☆
・ナス 3本(270g)<下処理用(塩水)>
・水 500ml
・塩 5g<下処理用(ナスに塗る用)>
・サラダ油 適量《調味料》
・酒(煮切り) 大さじ2
・顆粒だし 小さじ1
・しょうゆ 大さじ3
・三温糖 大さじ1/2
・おろししょうが 小さじ1と1/2
・水 大さじ5(75ml)<仕上げの薬味>
・みょうが 適量
・万能ねぎ 適量
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
80℃ 0:40(40分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
ナスの下処理(1)
ナスのヘタをめくり、ガクと実の境目でカットしてヘタを切り落とす。
縦半分にカットし、皮目に格子状に浅く切り込みを入れる。
ボウルに水、塩を入れて混ぜ、ナスを10分程浸してアク抜きをする。
酒を煮切る
酒を耐熱容器に入れ、電子レンジ(500W 30秒程)にかけてアルコールを飛ばす。
ナスの下処理(2)
ナスの水気を切り、ペーパーでしっかり水分を拭き取る。
ナスの表面全面にサラダ油を塗る。
耐熱袋に投入する
耐熱袋にナスが重ならないように並べ、《調味料》を全て加える。
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
煮汁ごと皿に盛り付け、薬味(みょうが、万能ねぎ)をのせて、出来上がり。
冷やして食べる場合や保存する場合は、袋ごと氷水で急冷し、冷蔵庫へ。
《作る際のポイント》
手順2、なすの表面に浅く斜めに切り込みを入れることで、味が染み込みやすくなります。
《作った感想》
BONIQユーザーさんからリクエストをいただいた、低温調理ナスのレシピ。
クリアしないといけない点はナスのきれいな紫色をいかにきれいに保つことが出来るか?また、揚げずにどれだけ満足できる仕上がりになるか?でした。
ナスは加熱することで旨味成分であるグアニル酸が増します。油とも相性が良く、ナスの煮浸しや南蛮漬け等でも一度素揚げしてから漬け込むのが一般的な方法です。
ナスは低温過ぎると旨味成分が引き出せず、高温過ぎると旨味成分が落ちると言われていることから、80℃に設定しました。また、変色に関しては揚げた後に浸す方法より色鮮やかさは劣りますが、最小限に抑えることができたと思います。
味は、納得。甘み旨味が増し、変色防止のために塗った油のおかげで、適度に揚げたような濃厚さになりました。
厳しい暑さで食欲がない時でも、油で揚げたようなしつこさがなく、かと言って蒸したようにサッパリし過ぎることもなく、何個でも食べたくなるおいしさです。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
茄子はいわゆる栄養価が高い「緑黄色野菜」の分類には入らない野菜です。
しかし、茄子にはほかの野菜にはみられない紫色の色素「ナスニン」を含みます。ナスニンは強い抗酸化作用を持つアントシアニンというポリフェノールの仲間です。
ポリフェノールは血管を強く健康に保ったり、体の細胞を若々しく保つために有用な栄養素です。
ただ、アントシアニンは水に溶け出る性質があるので油を使用した料理にすることをおすすめします。煮びたしも、栄養素が溶けだした出汁まで食べるようにしましょう。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
もう少し茄子に味が染みて、くたっと仕上がってほしかったです。
コメントありがとうございます!ぜひ温度や時間を延長して、お気に入りを見つけてみてくださいませ^^