・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
・レシピ動画
※「はちみつ」に関して
1歳未満の乳児には「はちみつ」や「はちみつを含む食品」を与えてはいけません。
乳児ボツリヌス症を発症するボツリヌス菌は熱に強いため、加熱や調理では死にません。
てりてりツヤツヤの本格広東風チャーシューをご家庭で。
五香粉(ウーシャンフェン)香る本格派!
パーティーやおもてなしで人を唸らせる実力は保証付き。
BONIQ設定
61℃
2:35(2時間35分)または、
63℃
1:45(1時間45分)※参照:低温調理 加熱時間基準表(豚肉)
※詳細は《作る際のポイント》に。材料
☆4人分☆
<BONIQする材料>
・豚肩ロース肉 500g《調味料》
・BONIQレシピ「82℃ 毎日使える!にんにくしょうがソース」 大さじ1 ※「にんにく 1片、しょうが 1片」のスライスでも代用可。
・長ネギの青い部分 2本
・酒(煮切る) 大さじ1/2
・みりん(煮切る) 大さじ1
・砂糖 大さじ4
・塩 大さじ1/2
・甜麺醤(テンメンジャン) 小さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・ごま油 大さじ1/2
・五香粉(ウーシャンフェン) 小さじ1/2
・こしょう 少々<飴>
・グラニュー糖 大さじ2
・水 大さじ1
・はちみつ 小さじ1/2
・酢 小さじ1/4<仕上げ> ※お好みで。
・白髪ネギ 適量
・パクチーの葉 適量
・練りがらし 適量<ほか、調理器具など>
・小鍋(飴を作る用)
・コンロのグリル
・スプーン
《手順》
耐熱袋に調味料を投入する
耐熱袋に《調味料》の材料を全て入れ、袋を揉んで混ぜておく。
豚肩ロース肉をカット〜袋に投入する
豚肩ロースを繊維に沿って4本の柵(厚さ2.5cm)にカットする。
袋に加え、調味料が全体に行き渡るように袋を揉んで混ぜる。
空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で2時間〜1日漬け込む。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
61℃ 2:35(2時間35分)、または、63℃ 1:45(1時間45分)に設定する。
※詳細は《作る際のポイント》に。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
BONIQに投入する
袋の中で豚肩ロースが重ならないように広げ、袋の厚さが2.5cm以下になるようにする。これ以上厚くなる場合は、必ず「低温調理 加熱時間基準表(豚肉)」に従い、正しいBONIQ設定時間をに設定する。
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
飴を作る
小鍋に<飴>の材料(グラニュー糖、水、はちみつ、酢)を入れて中弱火にかける(約3分)。
とろとろの状態になったら出来上がり。常温になるとさらに固くなるので煮詰め過ぎないようにする。
(煮詰めすぎた場合は水を加え、再度火にかけて濃度を調整する。)
グリルで焼く
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋から豚肩ロースを取り出し、汁気を切る(ドリップは使用しない)。
コンロのグリル(上下強火:約400〜450℃)で約7分焼く。
ところどころ焼き目がついたら取り出し、飴をスプーンなどで表面に塗る。飴が固い場合は再び火にかけてから塗る。
網の上で10分以上休ませ、肉汁を落ち着ける。
仕上げ
チャーシューを食べやすい大きさにカットし、皿に盛る。
お好みで白髪ねぎ、パクチーの葉、練りがらしを添えて、出来上がり。
《作る際のポイント》
※「はちみつ」に関して
1歳未満の乳児には「はちみつ」や「はちみつを含む食品」を与えてはいけません。
乳児ボツリヌス症を発症するボツリヌス菌は熱に強いため、加熱や調理では死にません。
チャーシューは、ラーメンに入っているものに代表される煮込みチャーシューと、中国料理の前菜に食べるような、釜やオーブンで焼くものがあります。
本レシピは後者に近いですが、煮込んだようにやわらかくジューシーで、さらに表面がカリッと照りッと焼けて香ばしい仕上がりです。
BONIQ設定の温度と時間について、本レシピでは61℃ 2:35(2時間35分)で低温調理しています(豚肉2.5cmの場合)が、63℃は他にも多くレシピがありますので、他と同時調理する場合は63℃でも可能です。
五香粉(ウーシャンフェン)とは、中国料理に使われるブレンドされたスパイスで、主にシナモン、クローブ、フェンネル、花椒、八角、陳皮などが使われています。甘くエキゾチックな香りは少量入れるだけで、本格度合いがぐっと増します。無くても可能ですが、ぜひ入れることをおすすめします。
手順6、焼き色を付ける際はコンロのグリルが適しており、程よい調味料の焦げ目で香ばしく仕上がります。
バーナーでもできなくはないですが、時間がかかる上に仕上がりは異なります。オーブンやトースターでは温度が低すぎて、焼き目が付く前に中まで火が入ってしまう可能性があります。
《作った感想》
漬け込みも、BONIQでの低温調理も、耐熱袋の中でできるので洗い物が少なくて簡単!複数ある調味料さえ袋に入れることができれば、もう出来たも同然です。
中国料理のお店で前菜で食べるようなチャーシューができました。飴を塗るので、テリテリな見た目がさらに食欲をそそります。
ビールはもちろん、華やかな香りの白ワイン、ロゼワインと合わせてどうぞ。赤ワインなら軽めのフルーティーなものが合うでしょう。
持ち寄りパーティーやおもてなしでは、「どこで買ってきたの?」と聞かれることでしょう。その際は、ドヤ顔で「自分で作った(BONIQで!)」と答えてください。
家庭で作ったとは思えないクオリティを保証します。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
チャーシューに使用されやすい豚肉の部位は、「バラ肉」と「肩ロース」です。
バラ肉はタンパク質が14%、脂質が35%と脂肪分が多いため、濃厚でやわらかいチャーシューを作ることができます。
今回使用している肩ロースはタンパク質が17%、脂質17%と豊富なタンパク質と適度な脂肪がバランス良く含まれているため、コクもありながらバラ肉に比べて脂身を気にせずに食べることができます。
豚肩ロースには、ビタミンB1、ナイアシン、亜鉛が豊富です。
特にビタミンB1は豚肩ロース100g当たり0.63mg、今回のレシピ一人分0.79mgと一日に摂取したいビタミンB1の約半分の量が含まれています。糖質からエネルギーをつくり出すのを助け、筋肉や神経の機能を正常に保つことから、疲労回復のビタミンと呼ばれています。
ナイアシンや亜鉛は肌のターンオーバーをスムーズにするのに役立ちます。どれも身体に貯めておくことができないため、毎日摂取したい成分です。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
レシピ動画もご覧ください
【61℃ 本格中華!極上自家製チャーシュー】
※訂正「BONIQ設定」:概要欄内の【BONIQ設定】をご確認ください。
ASMR(NO MUSIC)
※訂正「BONIQ設定」:概要欄内の【BONIQ設定】をご確認ください。
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
最新記事 by 小野寺 桂子 (全て見る)
- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
とても美味しくて子供も沢山食べてくれました!
ありがとうございます
コメントありがとうございます。お子様にもお気に入りいただけて大変嬉しいです!
なかなかおうちで上手にチャーシューを作ることは難しいかと思いますが、BONIQなら分厚いお肉も簡単失敗知らずで楽しめますね!
そのまま、ラーメンに、チャーハンに、丼に・・と、常備しておくと、サッと、何かと使えると思います。
ぜひリピートしてお楽しみくださいませ^^