・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
※「はちみつ」に関して
1歳未満の乳児には「はちみつ」や「はちみつを含む食品」を与えてはいけません。
乳児ボツリヌス症を発症するボツリヌス菌は熱に強いため、加熱や調理では死にません。
“さっぱりスペアリブ”と“こってりスペアリブ”の2種類を同時調理!
低温調理ならではの肉感あふれる濃厚さと、ホロッと身が外れるやわらかさ。
食べ応え満点なスペアリブはBBQやおうちキャンプにもおすすめ!
BONIQ設定
77℃
10:00(10時間)※詳細は《作る際のポイント》にあり。
材料
☆塩レモンペッパースペアリブ 2人分☆
<BONIQする材料>
・豚スペアリブ 400g (4本)《調味料》
・塩 小さじ1/2
・こしょう 小さじ1/2
・にんにく(すりおろし) 小さじ1/2
・はちみつ 大さじ1
・レモン汁 大さじ1
・酒 大さじ1
・塩麹(液体タイプを使用) 大さじ1<仕上げ>
・カットレモン 適量
・こしょう 適量☆BBQスペアリブ 2人分☆
<BONIQする材料>
・豚スペアリブ 400g(4本)
・こしょう 適量《調味料》
・塩 小さじ1/2
・玉ねぎ(すりおろし) 90g(中サイズ1/2)
・しょうが(すりおろし) 小さじ1/2
・にんにく(すりおろし) 小さじ1/2
・トマトケチャップ 大さじ2
・しょうゆ 大さじ1
・ウスターソース 大さじ1
・はちみつ 大さじ1
・塩麹(液体タイプを使用) 大さじ1<仕上げ>
・こしょう 適量<お好みで付け合わせ>
・かぼちゃ、または、ズッキーニなどの焼き野菜 適量<ほか、調理器具など>
・バーナー(お好みで)当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル 塩レモン = ★★☆(一食:糖質20g 以下)、BBQ = ★★☆(一食:糖質20g 以下) カロリー 塩レモン = 476.9 kcal、BBQ = 372.1 kcal - 糖質 塩レモン = 11.1 g、BBQ = 18.3 g - タンパク質 塩レモン = 34 g、BBQ = 24.4 g 体重 x 1.2g ~ 1.5g 脂質 塩レモン = 30.4 g、BBQ = 20.9 g - 食物繊維 塩レモン = 0.1 g、BBQ = 1 g 20 g 以上 カリウム 塩レモン = 612 mg、BBQ = 565 mg 3500 mg 以上 カルシウム 塩レモン = 10 mg、BBQ = 23 mg 650 mg 以上 マグネシウム 塩レモン = 38 mg、BBQ = 37 mg 350 mg 以上 鉄分 塩レモン = 1 mg、BBQ = 1 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 塩レモン = 5.5 mg、BBQ = 4 mg 10 mg 以上
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
77℃ 10:00(10時間)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
耐熱袋に投入する
耐熱袋を2枚用意し、それぞれスペアリブと合わせた《調味料》を入れ、外側から手でよく揉み込む。
この時、骨が袋を突き破らないように注意する。
BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
・鍋:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
・鍋:ラップを使用する。
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
スペアリブの表面をバーナーで炙る。
それぞれ皿に盛り付け、こしょうをふる。
塩レモンペッパースペアリブにカットレモンを添え、BBQスペアリブにお好みで焼き野菜を添えて、出来上がり。
《作る際のポイント》
※「はちみつ」に関して
1歳未満の乳児には「はちみつ」や「はちみつを含む食品」を与えてはいけません。
乳児ボツリヌス症を発症するボツリヌス菌は熱に強いため、加熱や調理では死にません。
スペアリブ以外にも骨つき鶏もも肉や手羽元、豚ばらブロックでも可能です。
手順4、仕上げにバーナーで炙ると香ばしさがプラスされ風味がアップしますが、バーナーがない場合などは炙らなくても充分おいしくいただけます。
添えたカットレモンは食べる直前に絞ると香りが立ち、一層おいしくお召し上がりいただけます。
追記:「70℃〜 豚スペアリブの低温調理 温度比較実験」で70℃/ 77℃/ 82℃/ 88℃のスペアリブの仕上がりを比べました。結果は「77℃ 10時間」が他を圧勝。脂はとろとろ、身は肉汁を失わずにジューシー、骨からの身離れも良く、しかも旨味と甘みが一番感じられる完璧なスペアリブに仕上がりました。よって本レシピのBONIQ設定を「77℃ 10時間」と変更いたしました。
「77℃ 10時間」で完璧な状態になりますが、急ぐ場合は「5時間」でも十分美味しく仕上がります。
《作った感想》
BBQの持ち込み食材におすすめ!
あらかじめ自宅で仕込みをし、当日は表面を焼くだけで、すぐにおいしいスペアリブが味わえます。
骨から身がホロッと外れるので、お子様やお年寄りにも食べやすく、喜ばれること間違いなし。
おうちキャンプにもぜひ!
一度に“さっぱりスペアリブ”と“こってりスペアリブ”の2種類の食べ比べができるレシピ。ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
BONIQ栄養士による栄養アドバイス
スペアリブは豚ばら肉の一部ではありますが、豚ばら肉がお腹付近の肉で脂肪の層が厚い部位であるのに対し、スペアリブは肋骨の骨付近の肉で適度な脂肪がついているお肉です。
骨付きなので調理や食べる際には扱いづらい部位でもありますが、食べ応えがあり味も良いので人気な部位です。
豚ばら肉よりも低脂質で低カロリーながら、ばら肉の旨味やジューシーさが楽しめる部位とも言えます。
100gあたり226kcalでタンパク質は17.8g、脂質は16g、糖質は0.1g含んでいます。豚ばら肉の場合は100gあたり386kcal、脂質は34.6gも含んでおり、脂肪の白い層が厚くて多いほど脂質とカロリーは高くなります。
スペアリブと豚ばら肉を比べると、脂質が半分以下でカロリーも100kcal以上違うため、豚ばら肉のジューシーで旨味たっぷりな味が好きな人は、脂質の摂取量を抑えるためにスペアリブを選ぶと、カロリーオフしながら美味しい肉を楽しむことができます。
豚肉にはビタミンB1が多く含まれており、糖質をエネルギーへと代謝するために必要な栄養素です。
糖質の摂取量が増えるとビタミンB1の必要量も増えることから、ごはんやパンを食べる際には欠かさず摂取したい栄養素です。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
BBQ持ち込みの際、前日にボニークまで済ませたら急冷して、その後は知るにつけたままですか?お肉だけが良いですか?
お問い合わせありがとうございます!
衛生面を考慮し、途中(調理後〜仕上げまでの間)で開けたり出したりは控えた方が良いため、
急冷→冷蔵庫→保冷剤とともにクーラーボックスなどで持ち運び(数時間以内推奨)→現場で(初めて)開けて仕上げ
上記としてくださいませ。
BBQでのBONIQ料理、一段と絶品です!お楽しみいただけますように。
こってりの方を作ってみました!
すごく柔らかくてお肉ホロホロで美味しかったのですが、肉の臭みが凄かったです。
家にあった色んなハーブ類をまぶして漬けて、なんとか翌日のBBQには間に合いました。
また作りたいのですが臭みが怖くて!
予め、臭み対策になにかいい方法ありませんか?
コメントありがとうございます。ホロホロでおいしくお召し上がりいただけたとのこと、嬉しいです^^
臭み対策として、以下ご参考くださいませ。
・調理前にドリップをしっかり拭き取る
・調理前にゆでこぼしをする(しょうがや長ねぎの青い部分を入れると尚効果的)
・元々臭みが少ないスペアリブを選ぶ(「国産」のものが元々臭みが少ない傾向)
リベンジでもっとおいしくできますように!