・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ栄養士による栄養アドバイス
ほんのり香るマーマレードが効いた、食べ応え満点!大満足のスペアリブレシピ。
低温調理ならではのほろりと繊維がほぐれるやわらかさと、しっかり感じる肉感。
普段の食卓にはもちろん、おもてなしにもおすすめ。
BONIQ設定
77℃
10:00(10時間)※詳細は《作る際のポイント》にあり。
材料
☆2人分☆
<BONIQする材料>
・豚スペアリブ 4本(500g)
・マーマレードジャム 150g
・しょうゆ 大さじ3
・バルサミコ酢 大さじ2
・にんにく(すりおろし) 1片分<付け合わせ>
・小じゃがいも 4~6個
・赤玉ねぎ 1/4個
・ピュアオリーブオイル(焼く用) 小さじ2
・塩 適量
・こしょう 適量
・クレソン 適量<ほか、調理器具など>
・キッチンペーパー
・フライパン
・耐熱ボウル/容器
・ラップ
・ゴムベラ
《手順》
豚スペアリブの下処理
スペアリブのドリップをペーパーで拭き取る。
耐熱袋に投入する
耐熱袋に<BONIQする材料>(スペアリブ、マーマレードジャム、しょうゆ、バルサミコ酢、にんにく)を入れ、全体が均等に馴染むよう袋を揉み込む。
この時、スペアリブの骨が袋を突き破らないよう注意して行う。
BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら
漬ける
袋のスペアリブを冷蔵庫で半日〜1日漬け込む。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
77℃ 10:00(10時間)に設定し、水温上昇を開始する。
(食材はまだ投入しない。)
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
・鍋:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
・鍋:ラップを使用する。
付け合わせを準備する
小じゃがいもは半分にカットして耐熱ボウルに入れ、ふんわりラップをかけて600Wの電子レンジで3分加熱する。
赤玉ねぎは芯をつけたまま4等分のくし切りにする。
フライパンにピュアオリーブオイルを熱し、じゃがいもと赤玉ねぎを入れて中火で焼き色がつくまで焼く。
塩、こしょうで味を整える。
ソースを作る
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出す。
袋の煮汁のみをフライパンにあけ、焦げないようゴムベラなどでかき混ぜながら、とろみがつくまで強火で煮詰める。
仕上げ
スペアリブを皿に盛り、じゃがいも、赤玉ねぎ、クレソンを添える。
スペアリブの上からソースをかけて、出来上がり。
《作る際のポイント》
手順2、耐熱袋にスペアリブを入れて調味料を行き渡らせる際は、スペアリブの骨が袋を突き破らないよう注意して行ってください。
手順7、ソースはとろみがつくまでしっかりと煮詰めることで、旨味が凝縮します。
BONIQでの低温調理後、袋の中にスペアリブの脂が出ます。脂が気になる方やさっぱりいただきたい方は、フライパンで加熱する際に取り除くと良いでしょう。
追記:「70℃〜 豚スペアリブの低温調理 温度比較実験」で70℃/ 77℃/ 82℃/ 88℃のスペアリブの仕上がりを比べました。結果は「77℃ 10時間」が他を圧勝。脂はとろとろ、身は肉汁を失わずにジューシー、骨からの身離れも良く、しかも旨味と甘みが一番感じられる完璧なスペアリブに仕上がりました。よって本レシピのBONIQ設定を「77℃ 10時間」と変更いたしました。
「77℃ 10時間」で完璧な状態になりますが、急ぐ場合は「5時間」でも十分美味しく仕上がります。
《作った感想》
口に入れるとホロっと繊維が崩れ、やわらかいながらもスペアリブの肉感も味わえます。
スペアリブというと、圧力鍋がない場合は煮込み時間に時間がかかる印象で家ではなかなかなじみがないように思いますが、BONIQの低温調理ならとても簡単にできるのでぜひ作っていただきたいです。
マーマレードジャムには砂糖とは違ってくどくない甘味があり、お肉の臭みを取ったりやわらかくしたりする効果があります。低温調理とW効果でより美味しく仕上げることができました。
マーマレードを多めに入れることでほんのり果実感が残ります。
やわらかいスペアリブ自体に味が染みていますが、甘酸っぱいソースを絡ませることでより風味がアップ。食欲をそそります。
付け合わせには、お肉料理と相性の良いじゃがいもと玉ねぎで間違いありません。
この一皿を作るだけで満足感がある食事になり、普段の食卓にはもちろん、おもてなしにもピッタリです。
お子さまにも食べやすく、おすすめです!
BONIQ栄養士による栄養アドバイス
今回のレシピはスペアリブの肉肉しさと、ジャムをたっぷりと使った甘辛い味付けのガツンと満足感があるレシピです。
スペアリブは骨付きの豚バラ肉のことを指しており、脂身が多くジューシーでカロリーも高めです。そこにプラスして甘味のある味付けで一食あたりにすると高いカロリーになっていますが、メリットももちろんあります。
豚バラ肉には多くのビタミンB1が含まれており、疲労回復の効果や、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。また、スペアリブは非常に腹持ちが良く、付け合わせのじゃがいも等も合わせていただくと、ごはんやパンなどの炭水化物がなくとも充分満足な一皿になります。
その他の栄養としても、タンパク質、脂質、炭水化物、エネルギーに作り替えられるときに欠かせないナイアシンや、体の構成や紫外線から皮膚を守りお肌の損傷を抑える役目があるコラーゲンも含まれており、栄養価が高いのもスペアリブの特徴です。
今回は甘味の調味料としてマーマレードジャムを使用しましたが、マーマレードジャムには植物繊維のべクチンという成分が含まれており、お肉をやわらかくしてくれる効果があります。また、甘味だけではない、果実味のある深い味わいになります。
食べすぎには注意ですが栄養も多く含まれているため、摂取頻度を考えながら取り入れていくとよいでしょう。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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