・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス・レシピ動画
適度な脂身と旨みのある赤身が◎。
噛めば噛むほどに濃厚な旨みが感じられる!
BONIQ設定
57℃
3:00(3時間)※参照:低温調理 加熱時間基準表(牛肉)
材料
☆2人分☆
<BONIQする材料>
・牛肩ロース肉 250g(厚み2.5cm)
・塩 2.5g
・こしょう 適量<ソース1:フォンドヴォーソース(ローストビーフ丼用)>
・赤ワイン 大さじ1
・フォンドボーペースト 1包(大さじ1 + )※フォンドヴォーを濃縮したタイプの商品。詳細は《作る際のポイント》に。
・しょうゆ 小さじ1
・生クリーム 大さじ1
・無塩バター 5g<ソース2:バルサミコしょうゆソース(ローストビーフサラダ用)>
・バルサミコビネガー 大さじ2
・しょうゆ 大さじ2
・無塩バター 5g<仕上げ(焼く用)>
・ピュアオリーブオイル、または、サラダ油 大さじ1<仕上げ(ローストビーフ丼用)>
・炊いた白米 2膳分
・ベビーリーフ、または、レタス 適量
・こしょう 適量<仕上げ(ローストビーフサラダ用)>
・ベビーリーフ、または、レタス 適量
・ミニトマト 適量
・オニオンスライス 適量
・こしょう 適量<ほか、調理器具など>
・小鍋(ソースを作る用)
・キッチンペーパー
・フライパン(焼き色をつける用)
《手順》
下味をつける〜耐熱袋に投入する
牛肩ロースの両面に塩、こしょうをし、耐熱袋に入れる。
冷蔵庫で1日寝かせる。
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
57℃ 3:00(3時間)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
丼用・サラダ用のソースを作る
フォンドヴォーソース(丼用):
赤ワインとフォンドボーペースト、しょうゆを小鍋に入れて中火にかけ、1分程煮詰めてとろりとさせる。
生クリームを加え、再び沸いたら無塩バターを入れて混ぜ、火を止める。
バルサミコしょうゆソース(サラダ用):
バルサミコビネガーとしょうゆを小鍋に入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたら無塩バターを加えて混ぜ、火を止める。
焼き色をつける
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、ペーパーで牛肩ロースの汁気を拭く。(袋のドリップは使用しない。)
フライパンに油を熱し、強火で牛肩ロースの両面を表面のみに焼き色をつける。(身は焼かない。)
フライパンから牛肩ロースを取り出し、5分程そのまま置いて肉汁を落ち着ける。
仕上げ
牛肩ロースを7mmにスライスする。
ローストビーフ丼:器に炊いた白米を盛り、その上にローストビーフを並べ、ベビーリーフを添える。フォンドヴォーソースをかけて出来上がり。
ローストビーフサラダ:ベビーリーフやミニトマト、オニオンスライスなどのお好みの野菜と共に皿に盛り付け、バルサミコしょうゆソースを添えて出来上がり。
《作る際のポイント》
材料のフォンドボーペーストついて、フォン・ド・ヴォー(仔牛のだし)を濃縮したタイプの商品です。他にも「グラス・ド・ヴィアンド」という名前で販売されているものもあります。濃縮タイプでない「フォン・ド・ヴォー」を使う場合は、手順4で、赤ワイン、しょうゆと一緒に小鍋に入れ、1/2〜1/3程になるまで煮詰めてください。
焼きたての温かいローストビーフをすぐに切り分けてしまうと肉汁が流れ出てしまいます。
フライパンから取り出したら、5分程置いて肉汁を落ち着かせてください。
ローストビーフは食べやすく、旨味を感じやすい7mm程にスライスするのがおすすめです。
《作った感想》
市販の安価なローストビーフは、薄くて旨みも少なく、さらに独特の匂いが強いものが多く、どちらかというと苦手でした。しかし、BONIQで調理したローストビーフはとてもしっとりとしていて、噛むほどに濃厚で旨みがギュっと閉じ込められているのを感じました。
よほどステーキを焼き慣れている方やプロでないと確実に狙った温度で仕上げることは難しいですが、BONIQならお料理が誰でもボタン操作1つで確実に狙った温度で仕上げてくれるので安心です。
ローストビーフは牛もも肉で作ることが多いですが、牛肩ロース肉でも筋っぽくなく、適度な脂身と旨みのある赤身のバランスが良く、とても美味しく出来ました。
サラダ用に半分、もう半分は翌日ローストビーフ丼にしました。翌日も旨味が増してさらに楽しめます。
ソースもサラダと丼それぞれに合う仕上がりになっていますので、ぜひお試しください。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
栄養価はローストビーフと2種のソースを食べた時の計算です。
牛肩ロースは牛肉の部位の中でもコクがあり、やわらかい部位です。サーロインやヒレよりも価格を抑えられるので、美味しくてお財布にやさしい部位でもあります。
牛肉の栄養素の中で注目したいのが、タンパク質と亜鉛です。
タンパク質は筋肉や体の組織を形成する必要不可欠な栄養素です。エネルギーのうち、タンパク質を多く摂取することで余分な脂肪を落として筋肉を増やすことができます。
亜鉛は必須ミネラルのうちの一つで、人が食べ物から摂取しなくてはいけない大切な栄養素です。亜鉛は主に、正常な味覚を保つ働き、体の新陳代謝を促す酵素としての働き、神経伝達をスムーズにする働きがあります。
亜鉛は水に溶けやすい性質を持っているので、耐熱袋の中で低温調理をすることで無駄なく栄養を摂取することができます。
成人男性では1日に10mg、女性なら9mgの亜鉛を摂取することが推奨されていますが、このローストビーフを1人前食べるとほぼ1日の必要量をカバーすることができます。
亜鉛は汗をかくと体外へ流れ出るミネラルでもあるので、運動量が多い人ほど多く摂取しましょう。
<ローストビーフの低温調理 いつ焼くべきか?比較実験シリーズ>
牛ヒレローストビーフいつ焼くべきか?比較実験
牛ももローストビーフ いつ焼くべきか?比較実験
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
BONIQ2.0が届いたので、早速作りました。
大好きなローストビーフが簡単に作れて、断面の美しさと美味しさに感動しました。
バルサミコと醤油のソースも美味しく、野菜も一緒にたくさん食べられました。
またすぐ作ります!
一つの温度帯で、いくつものレシピが同時に調理出来ると、助かります。
使いこなせるか心配でしたが、思い切って買って良かったです!
コメントありがとうございます!低温調理ローストビーフは間違いのない絶品ですよね!お楽しみいただけて嬉しいです^^
同じ温度であれば一気に同時調理ができるので、楽ですね!ぜひ設定温度からレシピ検索をして、効率的においしい低温調理を満喫くださいませ^^
ぜひまたお料理のご感想もお待ちしております!