・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
鶏もも肉で作る、しっとりやわらかい紅茶鶏。
お酢の酸味と紅茶の香りで鶏肉があっさりと食べやすくなり、暑い日でも箸が進む!
お好みのゆで野菜や煮卵と合わせれば豪華な一品に!BONIQ設定
57℃
2:40(2時間40分)※参照:低温調理 加熱時間基準表(鶏肉)
材料
☆2人分☆
<BONIQする材料>
・鶏もも肉(厚み2cm) 1枚(約250g)
・砂糖 大さじ1/2
・米酢(または、穀物酢) 大さじ2/3
・しょうゆ 大さじ1
・紅茶の茶葉 2g(ティーバッグ1個分)
※ティーバッグのまま、または、お茶パックに入れたもの。
・しょうが(スライス) 2枚<付け合わせ> ※お好みで
・ゆで野菜 適量
※画像は小松菜、ロマネスコ。
・煮卵 適量<ほか、調理器具など>
・キッチンペーパー当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★★★(一食:糖質5g 以下) カロリー 274.9 kcal - 糖質 4.2 g - タンパク質 21.4 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 17.8 g - 食物繊維 0 g 20 g 以上 カリウム 395 mg 3500 mg 以上 カルシウム 9 mg 650 mg 以上 マグネシウム 32 mg 350 mg 以上 鉄分 0.9 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 2.1 mg 10 mg 以上 塩分 1.4 g -
《手順》
耐熱袋に投入〜漬ける(1日)
鶏ももの表面のドリップをペーパーで拭き、耐熱袋に入れる。
砂糖、酢、しょうゆ、紅茶の茶葉(ティーバッグのまま、または、お茶パックに入れたもの)、しょうがを加え、全体が均等に馴染むよう揉み込み、冷蔵庫で1日置く。
BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
57℃ 2:40(2時間40分)に設定し、水温上昇を開始する。
(食材はまだ投入しない。)
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
・鍋:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
・BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
・鍋:ラップを使用する。
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、鶏ももをお好みの厚さにカットする。
お好みのゆで野菜や煮卵などと共に皿に盛り付けて、出来上がり。
《作る際のポイント》
本レシピは厚さ2cmの鶏ももを低温調理しました。鶏肉の厚みが異なる場合は、「低温調理 加熱時間基準表(鶏肉)」に沿ってBONIQ設定を変更してください。
本レシピでは「鶏ももの皮がプルプル、身はやわらかくジューシー」な状態を目指したものであり、鶏ももとしては少し低めの温度である「57℃」に設定しています(鶏ももレシピの多くは65℃付近)。「63℃」でもやってみましたが、肉の弾力が増して鶏皮のプルプル感が減ってしまい、あと一歩惜しい仕上がりになってしまいました。
“ぷるん”とした皮の食感が楽しめ、酢の酸味がきちんと残り、味のバランスも良く仕上がる「57℃」が適しています。
《作った感想》
下味をつけて1日寝かせることで、しっかり味が染みた紅茶鶏が出来上がりました。
鶏もも肉は下味をつけずに57℃付近で低温調理するとやや“ぐにゃっとした”食感になり好みが分かれますが、(参照:「60℃~ 鶏もも肉の火入れ 温度時間比較実験」)、本レシピでは鶏もも肉を調味料と共に漬け込むことで肉から適度に水分が出てしっとりしつつ弾力のある仕上がりになりますので、「57℃」がおすすめです。
また、紅茶としょうがの香りが鶏肉の臭みを消してくれるので、さっぱりとした紅茶鶏になります。お酢の酸味と紅茶の香りで鶏肉があっさりと食べやすくなり、夏場でも箸が進む一品です。
味が染みているので冷めても食べやすく、お弁当にも重宝しそうです。チャーシューの代わりとしてラーメンやチャーハンの具にもいかがでしょうか。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
鶏もも肉(皮付き)は100g中にタンパク質16.6g、脂質14.2gを含みます。鶏むね肉(皮付き)だと100g中にタンパク質21.3g、脂質5.9g含みますので、鶏むね肉と比較するとタンパク質が少なく脂質は多い部位です。
鶏の皮は脂質を多く含むため、脂質が気になる方は皮を取り除けば高タンパク質、低脂質な食材となります。
紅茶の赤茶色の色素は「テアフラビン」というポリフェノールによるものです。
しょうゆだけで低温調理をする場合、美味しそうな色を付けることが難しいのですが、紅茶を入れることで食欲をそそる茶色が付きます。
紅茶の茶は茶葉を発酵させて作っているのですが、その発酵の過程で酵素によって生成するのがテアフラビンです。
テアフラビンは強い抗菌力をもつため、インフルエンザの感染予防にも役立つことが注目されています。
また、今回はしょうがも一緒に入れて低温調理しました。
しょうがに含まれる「ショウガオール」という成分にも殺菌作用があるほか、血流を良くして体温を高める働きもあります。
体温が上がると免疫力の向上が望めるため、しょうがと紅茶の相性はぴったり!
食べ終わった後の煮汁をスープにすると栄養素を無駄なく摂取することができます。
<低温調理 紅茶煮シリーズ>
57℃ 免疫力アップ◎あっさり 鶏ももの紅茶鶏
57℃ 老化防止◎あっさり 豚肩ロースの紅茶豚
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
香り高く美味しかったのですが、茶葉が口に残ってしまいますこれはボニークから出してから一度洗うんでしょうか?
コメントありがとうございます!
レシピが分かりづらく、大変申し訳ございませんでした。
茶葉はティーバッグのまま、または、お茶パックに入れたものを使用しております。
レシピを訂正させていただきました。
おいしくお召し上がりいただけて大変嬉しいです^^
ぜひリピートしてお楽しみいただけたら幸いです。