・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
離乳食のポイントを解説しています。ぜひ「BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス」もご覧ください。
いずれの食材(離乳食)も赤ちゃんの様子や離乳食の進み具合を見ながら、少量ずつ取り入れていきます。
初めて食べる食材は1日1種類にし、必ず耳かき1杯程度から、平日の午前中に食べさせるようにしましょう。
(アレルギーが何かを見定めたり、万が一何かあった場合に、すぐに病院に駆けつけられるようにするため。)
BONIQの低温調理で離乳食作り。
第3弾は野菜と卵黄のマッシュの低温調理レシピ。
卵と野菜を同時に調理◎※卵は必ず固ゆでにした卵黄の中心部を取り、耳かき1杯程度から与えます。卵白の成分が卵黄に移行するため、調理後はすぐに卵黄を取り出します。卵黄でアレルギー反応が出ず、卵黄1個分が食べられるようになったら、卵白をスタートさせます。
BONIQなら、簡単・火を使わない・ほったらかしの自動調理・素材の栄養も逃さない!
多種類の離乳食メニューを一気に同時調理することも可能なBONIQは、ママやパパの強い味方。BONIQ設定
95℃
卵:0:20(20分)
野菜:0:30(30分)材料
<BONIQする材料1:卵>
・卵 1個
・水 少量(大さじ1程度)<BONIQする材料2:野菜>
・にんじん 1/4本
・ズッキーニ 1/4本
・大根 一口大サイズで1個
・水 野菜が浸かるひたひたの量<ほか、調理器具など>
・すり鉢
・タイマー一食あたりの栄養素
栄養素 カロリー 8 kcal 糖質 0.1 g タンパク質 0.3 g 脂質 0.7 g 食物繊維 0 g カリウム 6 mg カルシウム 3 mg マグネシウム 0 mg 鉄分 0.1 mg 亜鉛 0.1 mg 塩分 0 g ※本レシピの小さじ1あたりの栄養価を計算しています。
《手順》
野菜をカット~バッグに投入
皮が硬い野菜は皮をむき、1cm角(スティック状でもOK)にカットする。
低温調理用バッグを2枚用意し、1枚に野菜と水を入れ、もう1枚に卵と水を入れる。
この時、材料同士が重ならないよう平らにならし、バッグの厚みを必ず1cm以内にする。
※詳しくは《作る際のポイント》に説明あり。
低温調理用バッグ(BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」):https://boniq.jp/recipe/BONIBAG_Recipe
BONIQをセット~投入
高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。
95℃ 0:30(30分)に設定する。
BONIQを設定したらすぐ、温度が上がる前に野菜が入ったバッグを投入する。
バッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
続いてBONIQが設定温度に達したら、卵が入ったバッグを投入する。
鍋底にバッグを勢いよく落とさないように、そっと沈める。
卵が入ったバッグを湯せんに入れてから20分後に鳴るように、手持ちのタイマーをセットする。
コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
低温調理用バッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
BONIQ コンテナ、保温ルーフ、保温ジャケット:BONIQ 公式製品サイト(各種アクセサリー)
卵黄を取り出す
手持ちのタイマーが鳴ったら卵が入ったバッグを取り出す。
ゆで卵はすぐ殻をむいて白身を割り、卵黄を取り出す。
(卵白の成分が卵黄に移行することがあるため、そのまま放置しない。)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら野菜が入ったバッグを取り出す。
すり鉢で卵黄、野菜をなめらかになるようにすりつぶす。
この時、飲み込みやすい粘度になるように、バッグに残った野菜のだし汁を少量ずつ加えながらすりつぶす。
皿に盛り付けて出来上がり。
すぐに食べない場合はバッグごと(卵は卵黄を取り出してから)氷水に浸けて急冷し、必要に応じて小分けにして冷蔵・冷凍庫へ。
《作る際のポイント》
加熱不足を防ぐため、BONIQに投入する際のバッグの厚みは1cm以内にすることを遵守してください。
一度にたくさん作る場合も同様です。
おかゆに慣れて離乳食が2回食になった頃から卵黄を与え始めます。
卵は固ゆでにすることが大切です。しっかり火入れをして固ゆでにすることでアレルギーが起きにくくなります。
初めて離乳食で卵黄を使う場合は、固ゆでの卵黄の中心部分のみを使います。
半熟卵は乳幼児には与えないようにしましょう。
BONIQ設定について、野菜の種類や大きさによって、しっかり柔らかくなるまでの時間が異なります。
じゃがいもやさつまいもなどのホクホクした野菜類は20分程で問題ありませんが、にんじんや大根は30分は加熱した方が良いです。
レシピの加熱時間は目安とし、箸でつぶすなどして出来上がりのやわらかさを確かめてください。
手順2、設定温度が上がる前の水の状態から野菜を茹でることでやわらかく煮え、甘みも増します。
手順4、お子さまの離乳食の進み具合に合わせて、水分量を調節して飲み込みやすいようにすりつぶすなど工夫してください。
冷凍解凍後はすり鉢に移し、少量のお湯を加えながら伸ばすイメージですりつぶすと、食感が良くなります。
副菜として「95℃ 低温調理 離乳食 野菜ペースト」、主食として「95℃ 低温調理 離乳食 5倍・7倍・10倍がゆ、軟飯」の同時調理も可能です。
《作った感想》
BONIQで野菜を調理すると、一緒にバッグに入れて低温調理した水に野菜のだし汁がしっかり出て、最高の「野菜だし」ができます。
野菜だしは離乳食では使い切れないと思いますので、スープとしてそのまま赤ちゃんに食べさせたり、大人用に野菜スープやみそ汁にアレンジすると良いです◎
赤ちゃん用だけでなく、大人用のゆで卵も一緒に作ることができますよ。大人用のゆで卵は10分で取り出した方が風味が良いです。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
卵黄は離乳食初期である生後5~6ヶ月頃からスタートすることができます。
まず、豆腐や白身魚などのタンパク質で比較的アレルギー反応が出にくい食材を食べるようになってから、卵黄を取り入れましょう。
食べさせる時間帯は平日の午前中を守ってください。卵のアレルギー反応は分かりやすいのでアレルギーが出たらすぐに病院に行けるようにするためです。卵に慣れてきたら時間帯は問いません。
最初は卵黄の固ゆでの中心部分をくり抜き、耳かき1杯分を水やおかゆ、野菜でペースト状にして与え、様子を見ます。回数を重ねながら少しずつ量を増やし、離乳食中期(7~8ヶ月)で卵黄1個分を食べられるようになるのがスピードの目安です。
茹で時間は必ず本レシピの加熱時間を参考にしてください。長く茹でてしっかり火を通すことでアレルギー反応が起きにくくなります。
卵黄でアレルギー反応が出ず、卵黄1個分が食べられるようになったら卵白をスタートさせます。
卵白も同様に固ゆでにして耳かき1杯分から与えていき、卵白に慣れたら全卵でスープに入れたりオムレツにするなどしていろいろな卵料理に挑戦してみましょう。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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