野菜レシピ

95℃ 卵黄と野菜(にんじん・大根・ズッキーニ)のマッシュ:低温調理 離乳食

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BONIQ設定
材料一食あたりの栄養素
手順
作る際のポイント
作った感想
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

離乳食のポイントを解説しています。ぜひ「BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス」もご覧ください。
いずれの食材(離乳食)も赤ちゃんの様子や離乳食の進み具合を見ながら、少量ずつ取り入れていきます。
初めて食べる食材は1日1種類にし、必ず耳かき1杯程度から、平日の午前中に食べさせるようにしましょう。
(アレルギーが何かを見定めたり、万が一何かあった場合に、すぐに病院に駆けつけられるようにするため。)

BONIQの低温調理で離乳食作り。
第3弾は野菜と卵黄のマッシュの低温調理レシピ。
卵と野菜を同時に調理◎

※卵は必ず固ゆでにした卵黄の中心部を取り、耳かき1杯程度から与えます。卵白の成分が卵黄に移行するため、調理後はすぐに卵黄を取り出します。卵黄でアレルギー反応が出ず、卵黄1個分が食べられるようになったら、卵白をスタートさせます。

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多種類の離乳食メニューを一気に同時調理することも可能なBONIQは、ママやパパの強い味方。

「低温調理 離乳食レシピ」カテゴリ

BONIQ設定

95℃
<卵> 0:20(20分)
<にんじん・ズッキーニ・大根> 0:30(30分)

※手持ちのタイマーを使用するので、実際にセットするのは 0:30(30分)のみ。

材料


☆作りやすい分量☆
<BONIQする材料1:耐熱袋に入れる>
・にんじん  1/4本
・大根  1切れ(厚さ1cm、3cm大程度)
・ズッキーニ  1/4本
・水  大さじ3
※材料写真外

<BONIQする材料2:直接湯せんに投入>
・卵  1個

<ほか、調理器具など>
・手持ちのタイマー
・すり鉢

一食あたりの栄養素

栄養素
カロリー 8 kcal
糖質 0.1 g
タンパク質 0.3 g
脂質 0.7 g
食物繊維 0 g
カリウム 6 mg
カルシウム 3 mg
マグネシウム 0 mg
鉄分 0.1 mg
亜鉛 0.1 mg
塩分 0 g

※本レシピの小さじ1あたりの栄養価を計算しています。

《手順》

低温調理器 BONIQをセットする

鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
95℃ 0:30(30分)に設定し、水温上昇を開始する。
(食材はまだ投入しない。)

※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。

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具材の下処理をする

にんじんと大根は皮をむき、厚さ1cmの棒切り(または、1cm角)にカットする。
ズッキーニは皮ごと、厚さ1cmの棒切り(または、1cm角)にカットする。

耐熱袋に投入する

耐熱袋ににんじん、大根、ズッキーニと水を入れる。
この時、材料同士が重ならないよう平らにならし、袋の厚みを必ず1cm以内にする。

BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」(湯せん、冷凍、冷蔵可能)はこちら

BONIQに投入する(にんじん、大根、ズッキーニ)

BONIQが設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。

※手持ちのタイマーを10分でかけておく。

※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は、
BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナラック、トレーを使用して完全に沈める。
:耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
:ラップを使用する。

BONIQに投入する(卵)

10分後、手持ちのタイマーが鳴ったら卵を直接湯せんに入れ、低温調理をする。

※鍋底に卵を勢いよく落とさないよう、お玉やトングなどを使ってそっと沈める。
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。
※高温・長時間調理時は、湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
BONIQ 低温調理コンテナ:コンテナルーフを使用する。
:ラップを使用する。

仕上げ

BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら卵と袋を取り出す。
ゆで卵はすぐ殻をむいて白身を割り、卵黄を取り出す。(卵白の成分が卵黄に移行することがあるため、そのまま放置しない。)

すり鉢で卵黄、野菜をなめらかになるようにすりつぶす。
この時、飲み込みやすい粘度になるように、袋に残った煮汁を少量ずつ加えながらすりつぶす。

皿に盛り付けて出来上がり。
すぐに食べない場合は袋ごと氷水に浸けて急冷し、卵は卵黄を取り出してから冷ます。必要に応じて小分けにして冷蔵・冷凍庫へ。


《作る際のポイント》
おかゆに慣れて離乳食が2回食になった頃から卵黄を与え始めます。
卵は固ゆでにすることが大切です。しっかり火入れをして固ゆでにすることでアレルギーが起きにくくなります。
初めて離乳食で卵黄を使う場合は、固ゆでの卵黄の中心部分のみを使います。
半熟卵は乳幼児には与えないようにしましょう。

手順3、加熱不足を防ぐため、BONIQに投入する際の耐熱袋の厚みは1cm以内にすることを遵守してください。
一度にたくさん作る場合も同様です。

BONIQ設定について、野菜の種類や大きさによって、しっかりやわらかくなるまでの時間が異なります。
にんじんや大根は30分は加熱した方が良いですが、じゃがいもやさつまいもなどは20分程で仕上がります。
レシピの加熱時間は目安とし、箸でつぶすなどして出来上がりのやわらかさを確かめてください。

手順6、お子さまの離乳食の進み具合に合わせて、水分量を調節して飲み込みやすいようにすりつぶすなど工夫してください。

冷凍解凍後は再び温めてからすり鉢に移し、煮汁または少量のお湯で伸ばすと食感が良くなります。

副菜として「95℃ 野菜のペースト:低温調理 離乳食」、主食として「95℃ 5倍・7倍・10倍がゆ・軟飯:低温調理 離乳食」の同時調理も可能です。

《作った感想》
BONIQで野菜を調理すると、一緒に耐熱袋に入れて低温調理した水に野菜のだし汁がしっかり出て、最高の「野菜だし」ができます。
野菜だしは離乳食では使い切れないと思いますので、スープとしてそのまま赤ちゃんに食べさせたり、大人用に野菜スープやみそ汁にアレンジすると良いです◎
赤ちゃん用だけでなく、大人用のゆで卵も一緒に作ることができますよ。大人用のゆで卵は10分で取り出した方が風味が良いです。

BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス

卵黄は離乳食初期である生後5~6ヶ月頃からスタートすることができます。
まず、豆腐や白身魚などのタンパク質で比較的アレルギー反応が出にくい食材を食べるようになってから、卵黄を取り入れましょう。

食べさせる時間帯は平日の午前中を守ってください。卵のアレルギー反応は分かりやすいのでアレルギーが出たらすぐに病院に行けるようにするためです。卵に慣れてきたら時間帯は問いません。
最初は卵黄の固ゆでの中心部分をくり抜き、耳かき1杯分を水やおかゆ、野菜でペースト状にして与え、様子を見ます。回数を重ねながら少しずつ量を増やし、離乳食中期(7~8ヶ月)で卵黄1個分を食べられるようになるのがスピードの目安です。
茹で時間は必ず本レシピの加熱時間を参考にしてください。長く茹でてしっかり火を通すことでアレルギー反応が起きにくくなります。

卵黄でアレルギー反応が出ず、卵黄1個分が食べられるようになったら卵白をスタートさせます。
卵白も同様に固ゆでにして耳かき1杯分から与えていき、卵白に慣れたら全卵でスープに入れたりオムレツにするなどしていろいろな卵料理に挑戦してみましょう。

質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^

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【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。


また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防

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井澤 綾華

井澤 綾華

北海道の田舎で2児を育てながらフリーランスで働く管理栄養士。食で地域を盛り上げることが大好き。健康的で簡単に作れるレシピの開発や、栄養価計算を行う。BONIQで作る料理は高齢の家族からも好評。
井澤 綾華

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BONIQ設定

  • 95℃
  • <卵> 0:20(20分)
  • <にんじん・ズッキーニ・大根> 0:30(30分)
  • ※手持ちのタイマーを使用するので、実際にセットするのは 0:30(30分)のみ。

材料一覧

  • ☆作りやすい分量☆
  • <BONIQする材料1:耐熱袋に入れる>
  • ・にんじん  1/4本
  • ・大根  1切れ(厚さ1cm、3cm大程度)
  • ・ズッキーニ  1/4本
  • ・水  大さじ3
  • ※材料写真外
  • <BONIQする材料2:直接湯せんに投入>
  • ・卵  1個
  • <ほか、調理器具など>
  • ・手持ちのタイマー
  • ・すり鉢

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