・BONIQ設定
・材料
・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想
・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
・レシピ動画
鍋の番不要。ほったらかしで完璧な火加減に。
いつもの料理に温泉卵を添えて、
美味しさUP!栄養もUP!
BONIQ設定
材料
・卵(M寸) お好きな個数当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★★★(一食:糖質5g以下) カロリー 91 kcal - 糖質 0.2 g - タンパク質 7.4 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 6.2 g - 食物繊維 0 g 20 g 以上 カリウム 78 mg 3500 mg 以上 カルシウム 31 mg 650 mg 以上 マグネシウム 7 mg 350 mg 以上 鉄分 1.1 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 0.8 mg 10 mg 以上
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
68℃ 0:30(30分)に設定する。
※温度と時間については《作る際のポイント》に説明あり。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
BONIQに投入する
設定温度に達したら卵を直接湯せんに入れ、低温調理をする。
※作る個数が多い場合は、耐熱袋に卵を入れ湯せんに入れる。
※鍋底に卵を勢いよく落とさないよう、お玉やトングなどを使ってそっと沈める。
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら卵を取り出す。
殻を割る前に卵を10回程振る。こうすることで割った時に白身が殻に残らない。
すぐに食べない場合は氷水の入ったボウルに浸けて急冷する。完全に冷えたら冷蔵庫で保存する。
《作る際のポイント》
温泉卵は白身と黄身が固まる温度の差(黄身は約65℃、白身は約75℃で固まり始める)を利用した料理で、68℃付近で火入れすると黄身よりも白身の方がやわらかくなります。
設定温度と時間について、「M寸:58g〜64g」の場合、「68℃では30分」が目安になります。
卵は特に常温に戻したりする必要はありませんので、冷蔵庫から出したてのものをご使用ください。
手順2、作る個数が多い場合は、耐熱袋に卵を入れて作る方がスムーズです。
この際、卵と卵の間にすきまができて加熱ムラができる可能性がありますので、卵が全部ちょうどかぶる程度の量の水を袋に加え、湯せんに沈めてください。
水の量が多すぎても湯せんの温度が大幅に下がってしまい、加熱不十分になる可能性がありますので、ちょうど卵が浸る程度の水の量を入れてください。
保存する場合は氷水で冷やします。冷えた温泉卵は熱い状態よりも黄身が硬くなりますので、冷えた状態で使用する場合は「65〜66℃ 30分」あたりで黄身がトロりと流れる状態に仕上がります。
自家製の温泉卵は3日程度保存可能です。
《作った感想》
家庭では難しかったお湯の温度調節がBONIQを使えば簡単。
お好みの卵の固さに合わせて温度と時間を調節してみてくださいね。
温泉卵は添えるだけで、お料理が華やかに美味しく、栄養もアップするという優れた一品。
初めてBONIQを使う方にもまずは作っていただきたいです。ぜひお試しください。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
エネルギーに対して、タンパク質33%とやや高め、脂質61%と高め、炭水化物1%低めといったバランスになっています。
卵は良質なタンパク質を多く含んでいます。
卵1個当たり(60g)に対して、タンパク質は約7.4g含まれています。1日に2個の卵を摂取するだけで、厚生労働省の定める「タンパク質推定平均必要量」のおおよそ1/3程度が摂取出来ます。
その中でも卵のタンパク質は、食事からとらなければならない必須アミノ酸をほぼ理想的な量を摂取することができる、非常に優秀な食材です。必須アミノ酸の中でも「メチオニン」と呼ばれるアミノ酸が豊富に含まれています。メチオニンは、活性酵素を抑制し老化防止に働きかけたり、毒素を排出してくれる働きがあります。
卵にはビタミン類も多く含まれています。卵黄には、脂溶性ビタミンであるビタミンA,D,E,Kと水溶性ビタミンであるビタミンB1、ミネラルの一つである鉄分が含まれています。卵白にはビタミンB2とカルシウムが含まれています。
卵はカロリーに対して脂質が高めですが、温泉卵にすることによって消化吸収率が良くなります。
胃にあまり負担をかけたくないときや、胃腸が弱いときにおすすめの調理法です。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
レシピ動画もご覧ください
【68℃ ほったらかしでとろとろ 基本の温泉卵】BONIQ設定 - 68℃ 0:30(30分)
ASMR(NO MUSIC)
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
最新記事 by 小野寺 桂子 (全て見る)
- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
たまごは加熱前に冷蔵庫から出して常温にした方が良いですか?
お問い合わせありがとうございます。衛生上、常温にせず冷蔵庫から出したものをご使用くださいませ。
温泉卵を作る場合
卵の大きさによって時間を変える必要はありますか?
お問い合わせありがとうございます!
サイズによって加熱時間の多少の違いはございますが、一般で販売されている卵のサイズ差が著しく大きい訳ではないと思いますので大丈夫かと思います。もし実際にやってみて仕上がりがゆるい出来上がりでしたら、時間を延長してみてくださいませ。
保存方法についてご質問です。
できあがったらものを冷凍して保存することは可能でしょうか。また可能な場合の解凍方法も教えていただければ助かります。
そして、冷凍保存しない場合、冷蔵庫で殻ごと冷やしてどれだけ日持ちするのか分かればご回答宜しくお願い致します。
誤解を与える内容かと思うので指摘さそてください。
卵2個、たんぱく質14.8g。これで1日に必要なたんぱく質1/3が摂取できるとあります。
14.8gで1/3となると、体重45Kgの人が基準になってるかと思います。
誰でも1/3という誤解を与えないため、どう計算したのか添えるべきかと思います。
コメントありがとうございます。
厚生労働省の定める「たんぱく質の食事摂取基準>たんぱく質推定平均必要量」に基づき、記載しております。(10〜75歳以上、男性:40〜50g、女性40〜45g)
なお、頂戴したご意見は今後の運営の参考にさせていただきます!
一度に4個の卵を入れ、2回ほど作りましたが、黄身が硬く、トロっとした感じにはなりませんでした。
市販の温泉卵のようにしたいのですが、温度を下げるか、時間を短くするか、どちらが良いのでしょうか。
またその目安の時間や温度があれば教えてください。
お問い合わせありがとうございます!
タンパク質の変性は加熱温度で変わってまいりますので、例えば63℃や65℃に下げてお試しいただき、お好み具合をみてみてくださいませ!
おいしくできますように^^
レシピ通り68℃で作ってみましたが、黄身の硬さが私の好みより硬すぎたので、67℃に変えてみると理想的な温泉卵が出来ました!
他の方も同じ質問をされていたのですが、回答が見当たらなかったので再度質問させていただきます。
冷蔵保存ではどれくらい日持ちするのでしょうか?
回答よろしくお願いします。
お問い合わせありがとうございます。〜3日以内を目安に消費くださいませ。
いつもいつも失敗していた温泉卵。
こんなに簡単にできて感動でした。
これからはそばが好きなので沢山作って一緒に食べようと思います。