厚みのないお肉も焼きすぎる心配なし!
リッチで深みのある簡単ソースと共に。BONIQ設定
56℃
2:50(2時間50分)材料
☆2人分☆
・牛サーロイン 2枚(厚み1cm、150g/1枚)
・塩・こしょう 適量
・エクストラバージンオリーブオイル 大さじ2<赤ワイン&リーペリンソース>
・赤ワイン 150ml
・リーペリンソース 30ml
・無塩バター 15g当レシピの栄養素
栄養素(1人分) 1日の推奨摂取量 低糖質レベル ★★☆(一食:糖質20g以下) カロリー 536 kcal - 糖質 5.7 g - タンパク質 29 g 体重 x 1.2g ~ 1.5 g 脂質 44.1 g - 食物繊維 0.1 g 20 g 以上 カリウム 593 mg 3500 mg 以上 カルシウム 21 mg 650 mg 以上 マグネシウム 41 mg 350 mg 以上 鉄分 2.5 mg 7.5 mg 以上 亜鉛 5.1 mg 10 mg 以上
《手順》
BONIQをセット
56℃ 2:50(2時間50分)に設定する。
牛サーロインの下ごしらえ
牛サーロインの筋に包丁で切り込みを入れる。
こうすると焼いても縮んだり反ったりしない。
塩・こしょうをし、強火で表面に焼き色をつける(中は生)。
フリーザーバッグに投入
フリーザーバッグに牛サーロインとエクストラバージンオリーブオイルを入れ、空気を抜いて密封する。
フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
BONIQに投入
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れ、低温調理をする。
赤ワイン&リーペリンソースを作る
小鍋に赤ワインを火にかけ、9割ほど煮詰める。
リーペリンソースを加える。
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出し、フリーザーバッグに溜まったドリップを鍋に加え、強火でとろっとするまで煮詰めたら無塩バターを加えて火を止める。
仕上げ
牛サーロインをカットし、ソースをかけたらできあがり。
《作る際のポイント》
牛サーロインは1人前で厚みが約1cmしかありません。このように厚みのない肉の場合、生から低温調理をして最後にフライパンで焼き目を付ける方法では、中に火が入り過ぎてしまいます。先に表面に焼き目を付け、後からBONIQにかける方法で、ジューシーで赤みのある最高の状態に仕上がります。
《作った感想》
リーペリンソースとはイギリスで生まれたウスターの原型ですが、それそのもので十分旨みのあるソースです。
煮詰めた赤ワインに加えることで、リッチで深みがありステーキによく合う簡単ソースが完成しました。もちろん普通のウスターソースでも代用できますよ。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
サーロインは、牛の腰の上の部位のお肉です。柔らかくてほのかな甘みがあり、脂の入り加減も絶妙な高級部位です。
牛肉にはビタミンB群が多く含まれているのですが、部位によって栄養価も多少違ってきます。サーロインにはビタミンB6が他の部位よりも多く含まれています。
ビタミンB6は糖質、脂質、タンパク質の代謝の全てに関わるビタミンです。また、タンパク質が消化吸収されたあとに、体の組織や筋肉を合成するときにもビタミンB6が使用されます。
つまり、タンパク質を多く摂取しており、筋肉を付けたい人ほど、ビタミンB6も多く摂取する必要があります。
牛でも豚でも、肉の脂にはコレステロールが含まれています。コレステロールは体に悪い成分であると認識されていがちで、なるべく食べないようにしている人もいるのではないでしょうか。
しかし、動物の肉の脂に含まれているコレステロールは、注意が必要なほど多くは入っていません。適度な量であれば脂質は腹持ちをよくしてくれ、間食や食べすぎを防いでくれます。せっかくの美味しいお肉ですから脂身まで美味しくいただきましょう。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
レシピ動画もご覧ください
【牛サーロインステーキ 赤ワイン&リーペリンソース】BONIQ設定 - 56℃ 2:50(2時間50分)
※訂正「BONIQ設定」:(正)56℃ 2:50(2時間50分)にてご設定ください。
ASMR(NO MUSIC)
※訂正「BONIQ設定」:(正)56℃ 2:50(2時間50分)にてご設定ください。
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
最新記事 by 小野寺 桂子 (全て見る)
- 低温調理のルール 〜6つのポイント〜 - 2020年6月3日
ジョージア(旧グルジア)で生活しています。こちらの牛肉は調理するととても固くなるので煮込み以外はイマイチだなと思っていたのですが56度調理では美味しくいただけました。ただ、夕食の時間まで2時間50分なくて1時間で切り上げてしまったので、2時間50分でどれだけ違うのかやってみたいなと思いました。赤ワインソースも簡単なののとても美味しくて、在住地がワインの産地でもあるので我が家の定番になりそうです。
肉の厚さと設定温度と調理時間のチャートがあるのはみたのですが、あれの根拠は内部温度が設定温度に達するまでにかかる時間と言うことなのでしょうか?
低温調理の設定時間にはサイトによってだいぶばらつきがあって、どう考えたら良いのかな?といつも疑問に思います。
お問い合わせありがとうございます。お肉の低温調理、まず間違いないですね!^^
厚生労働省が提示する食肉の加熱基準に「芯温75℃1分、63℃30分もしくはそれと同等」
という安全レベルの指標がありますが、
お肉の厚みと希望の加熱温度において、「芯温が設定温度付近に到達する時間+食中毒菌が上述の安全レベルまで滅菌される時間」が加熱時間基準表の時間となります。
弊社の場合は、熱化学をベースに算出しておりますが弊社以外のレシピの加熱時間の根拠はわかりかねますこと、ご了承くださいませ。