・BONIQ設定
・材料・一食あたりの栄養素
・手順
・作る際のポイント
・作った感想・BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
違う食材もBONIQの同時調理で簡単&時短!
みんな大好き、エビ×タルタルに旬をかけ合わせた前菜メニュー。
BONIQ設定
材料
☆2人分☆
<BONIQする材料1:エビとスナップエンドウ>
・むきエビ(殻を剥いて背ワタを取って販売されているもの) 120g ※無頭殻付きの場合は150g
・スナップエンドウ 10本
・塩 1つまみ<BONIQする材料2:ゆで卵>
・卵 2個<タルタルソース>
・ゆで卵(↑) 2個
・玉ねぎ(中) 1/8個(約30g)
・パセリの葉 1本分
・マヨネーズ 大さじ4
・レモン汁 小さじ1/2
・塩 適量<仕上げ>
・粗挽きこしょう 適量<ほか、調理器具など>
・キッチンペーパー
・氷
《手順》
低温調理器 BONIQをセットする
鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
80℃ 0:15(15分)に設定する。
※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
・BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら
・BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら
材料の下準備をする
スナップエンドウの筋を取る。ヘタを折り(または、包丁で切り込みを入れ)、反対の先までヘタを引っ張りながら筋を取り除く。ヘタの反対側も同じように、ヘタに向かって筋を取り除く。
殻付きエビを使用する場合は殻を剥き、背ワタを取る。(参考:「91℃ 低糖質・低脂質◎海老とブロッコリー」)
エビのサイズが大きい場合は、半分にするなど食べやすい大きさにカットする。
玉ねぎはみじん切りにして5分程水にさらし、ペーパーに包んで水気を絞る。
パセリはみじん切りにする。
耐熱袋に投入する
耐熱袋にエビ、スナップエンドウ、塩1つまみを入れる。
(画像では別々の袋に入れているが、同じ袋に入れても良い。)
BONIQに投入する
設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
卵は直接湯せんに入れ、低温調理をする。
※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」)
※鍋底に卵を勢いよく落とさないよう、お玉やトングなどを使ってそっと沈める。
※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
急冷する(スナップエンドウとエビ)
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出し、袋ごと氷水に浸けて冷却する。
BONIQのタイマーを15分追加し、卵は低温調理を続ける。
急冷する(卵)
2回目の設定時間終了タイマーが鳴ったら卵を取り出し、氷水に浸けて急冷する。
タルタルソースを作る
ゆで卵の殻を剥いて黄身と白身に分ける。黄身はフォークなどで細かく崩しながらボウルに入れる。白身はみじん切りにしてボウルに加える。
ボウルにタルタルソースの残りの材料(玉ねぎ、パセリの葉、マヨネーズ、レモン汁、塩)を全て入れて混ぜ合わせる。
仕上げ
タルタルソースのボウルにエビ、スナップエンドウ(ドリップは使わない)を加えて和える。
皿に盛り付け、こしょうを挽いて出来上がり。
《作る際のポイント》
あらかじめ背わたが処理してある剥きエビを使用すると、下処理がなく簡単です。
殻付きエビを使用する際は、「91℃ 低糖質・低脂質◎海老とブロッコリー」の下処理の工程を参考にしてください。
スナップエンドウは春〜初夏が旬で、肉厚で歯ごたえが良く、ほんのり甘みがあります。
緑の野菜は低温調理ではやや褐色に変色してしまいます。野菜の変色に関しては「85℃〜 ブロッコリーの低温調理 温度比較実験」を参照ください。
手順8、エビとスナップエンドウを低温調理した後、袋の中にドリップが残ります。本レシピでは使用しませんが、エビの旨味がたっぷり出ていますので、スープやパスタなどに活用ください。
《作った感想》
春の定番野菜と言えば、ブロッコリーと同じくらい頭に浮かぶ「スナップエンドウ(スナックエンドウ)」。
シャキシャキな食感ときれいな緑色、名前にスナックとつくのも納得するほど、噛むと甘くてお菓子を食べているみたいですよね。
低温調理したスナップエンドウはさらに甘みがアップ!!
そこにエビとタルタルソースを合わせれば間違いなし!文句無しの一品です。
また、エビはBONIQ温度と時間によって食感が変わります。
従来の鍋で作る方法だと、まずゆで卵を作って、エビをゆで、スナップエンドウを茹でて・・・
その度にお湯を変えて沸かし直し、ざるとボウルもたくさん必要になり・・洗いものも増えてしまいます。
さらには食材の栄養は茹でている時にほとんど流出してしまうことを考えると・・・
BONIQの低温調理で旬の野菜を旬の時期に1番美味しく、そして栄養を逃さずいただきましょう!
<補足>
また、エビはBONIQ温度と時間によって食感が変わります。
・「海老のセビーチェ」73℃ 20分→プリプリした食感
・「ガーリックシュリンプ」57℃ 1時間55分→ 殻から旨味をじっくり引き出し しっとりした食感
・「えびとスナップエンドウのタルタル」80℃ 15分→スナップエンドウや卵との同時調理が目的。プリプリした食感。
それぞれのレシピに適した温度です。
自分好みの食感や食材との組み合わせで温度を変えると、よりBONIQでの調理が楽しくなりますよ。
BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス
プリッとした食感のエビと、マイルドでクリーミーな卵の組み合わせが好きな女性は多いはず。
低カロリー・高タンパクなエビと、完全栄養食の卵が合わさる最高の組み合わせですが、ネックなのは脂質ですね。
今回使用したマヨネーズは通常の製法で作ったマヨネーズで栄養価計算しています。つまり、カロリーハーフのものや健康志向のマヨネーズに代えるとよりカロリーや脂質を抑えることができるということ。
レシピ通りに作ることも基本を知る上では大切ですが、より自分に合ったメニューを作るためには調味料の量や質を変更してみるのも良いですよ。
スナップエンドウと似た野菜で、絹さやがあります。スナップエンドウと同じように豆の「若さや」を食べるのですが、ふくらみがなく全体的に平べったい豆です。
スナップエンドウはサクサクして甘みがあるのに対し、スナップエンドウは甘みも薄く食感もやわらかめ。よく似ているのですが全く別物なのでしっかり見極めて購入するようにしましょう。
質問・疑問・要望・作った感想をコメントいただけたら嬉しいです^^
【注意】
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細はこちらの【低温調理のルール 〜6つのポイント〜】を参照くださいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
→ 食肉に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防
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